小谷野氏のブログの最近の記述を読んだら、結局は、受動喫煙の害はインチキであるところの平山疫学のみを根拠としているとの認識が示されていた。そうじゃないんだ、ということを伝えたかったのだけれど、結局伝わらなかったようなので、脱力。
本人も分かっているように、受動喫煙の害を額面通り受け止めた上でも、彼の立場からは言えることがたくさんあるだろうに。平山疫学とエンストロームだけをつまみ食いして、ほかのすべての研究を無視する立場からは、建設的な議論は出てこないだろうし、かくも、現実認識が「科学的常識」とずれていると、いかに主張の中に取り上げるべきものがあっても、説得力を失ってしまうんじゃないか、と思うのですよ。
いずれにせよ、ぼくが指摘したかったこと、伝えたかったことの核心はまさにそれなので、伝えようとしたけれど伝えられなかった、という意味での敗北宣言をさせていただきます。
別に小谷野氏の疫学についての理解が正しかったという意味ではなく、彼の疫学的証拠についての扱いが控えめに言ってもミスリーディング、多くの部分で誤りだ、という指摘を、彼に納得してもらうことはできなかった、という意味で。
ただ、小谷野氏の発言を額面通り受け取る人がたくさんいるのも、なんだかまずいような気もするので、時々はその点においてのみ、何か言うかもしれません。
本人も分かっているように、受動喫煙の害を額面通り受け止めた上でも、彼の立場からは言えることがたくさんあるだろうに。平山疫学とエンストロームだけをつまみ食いして、ほかのすべての研究を無視する立場からは、建設的な議論は出てこないだろうし、かくも、現実認識が「科学的常識」とずれていると、いかに主張の中に取り上げるべきものがあっても、説得力を失ってしまうんじゃないか、と思うのですよ。
いずれにせよ、ぼくが指摘したかったこと、伝えたかったことの核心はまさにそれなので、伝えようとしたけれど伝えられなかった、という意味での敗北宣言をさせていただきます。
別に小谷野氏の疫学についての理解が正しかったという意味ではなく、彼の疫学的証拠についての扱いが控えめに言ってもミスリーディング、多くの部分で誤りだ、という指摘を、彼に納得してもらうことはできなかった、という意味で。
ただ、小谷野氏の発言を額面通り受け取る人がたくさんいるのも、なんだかまずいような気もするので、時々はその点においてのみ、何か言うかもしれません。