川端裕人のブログ

旧・リヴァイアさん日々のわざ

小谷野氏のエントリが長くなってる……

2005-11-06 18:44:10 | 喫煙問題、疫学など……ざっくり医療分野
小谷野氏の「川端裕人氏へ」のエントリが長くなっている。ぼくのコメントに対するレスをつけてくれた。

なるほど、オリジナルのエントリにどんどん付け足していくわけね。ぼくもそれにならって、ここに追記しました。

リンク: リヴァイアさん、日々のわざ: 小谷野敦氏がやっと見つけてくれた!.

今後も追記するかもしれませんが、あえてお知らせしないかもしれないので、最初にその旨お伝えしておきます。

もしも、多くの人に知って頂きたいような展開になったら、その時はまたエントリを新調(?)しますね。




朝日新聞で品川区の「すまいるスクール」のリポートが出た

2005-11-06 11:26:19 | 保育園、小学校、育児やら教育やら
学童保育と全児童対策の「放課後スクール」の統合について問題を提起するエントリを書いたら、朝日新聞日曜版の「がっこう」の枠で、品川区の「すまいるスクール」(学童クラブを全児童対策の放課後スクールに統合したもの)についての連載リポートが始まった。第二社会面にでかでかと出ている。
「放課後、学校で」というタイトル。10月に「すまいるスクール」が出来たばかりの立会小学校をの取材を通じて、「いまどきの放課後の姿」を素描していくらしい。記者は上野創氏。
第一回目なので、本当に「素描」だ。ある一日の放課後の流れを描いている。その中で気になった点。
☆やはり、全児童対策の最大のモチベーションは、「放課後の外遊びが安心できない」ということなんだな。このリポートでも、不審者対応としての全児童対策が強調されている。一方、「すまいるスクール」の中にもいるはずの、元学童児のニーズは、それとは微妙にずれているわけで(不審者対策うんぬん以前の問題として、生活の場をその時間帯、家庭には求められないという、より根源的なニーズ)、そのことについては今回はスルーしている。

☆平日参加者の150人のうち、元学童クラブ組ってどれくらいなのだろうか。川崎の「わくわくプラザ」の場合だと、最初は多くの子供が参加していたものの、だんだん旧学童クラブ組(は旧体制なら、学童クラブに通った子供たち)が残って、純粋に全児童対策で来る子は減る傾向にあると聞いた。品川ではそのあたりどうなのか。結局は、全児童対策といいつつ、学童クラブを薄くしたもの(ケアを手薄にした学童クラブ)になってはいないか気になる。出来たばかりの立会小学校では違ったとしても、ほかはどうなのか。

☆「のびのび遊びたい気持は分かるんですが、安全は最優先ですから」という指導員のセリフ、それは人の目も手も足りていないってことです。はい。

☆「キーワード」の欄にあるすまいるスクールの説明。前段の「学童保育の機能も持つ」というのは、品川区の固有の状況。ほかに同じことをしているのは、川崎と江戸川などごく限られたところだ。背景説明として、後段に「(働く女性が増え……)学童保育は全国で増えている。一方、それとは別に、全児童を対象に学校で放課後や週末の居場所を作る取り組みも広がっている」とあるのだけれど、もしも、「全児童を対象」の部分だけをリポートするつもりなら、品川を選んだのは違和感がある。やはり、「学童保育の機能も持つ」がゆえのプロブレマティックな部分も、どこかで取り上げたいと思っているからこその品川区なのだと信じたい。いや、たぶんそうだろう。新聞記者にとって、よりプロブレマティックな部分に切り込んでいくのは本能みたいなものだから。

11月は川日和

2005-11-06 06:54:51 | 川のこと、水のこと、生き物のこと
IMG_5197晩秋の川って気持ちいい。
冬は寒々しいし、春はアレルギーでちょっと気後れを感じ、夏は暑いは夕方は蚊だらけだわ。本当に11月がベストシーズンって気がする。単にぼく(ら)が、この季節のアレルギーを持っていないこともあるのだけれど、一番、リラックスして楽しめる。

というわけで、この三週間くらい、毎週のように川に出かけている。今、自宅の水槽にはフナと金魚しかいないのだけど、ヌマエビをたくさんとって入れておいた。それだけで、いいかんじになる。