川端裕人のブログ

旧・リヴァイアさん日々のわざ

東京が攻めてくる!

2004-09-12 21:06:00 | 日々のわざ
CIMG0517家の近くにある、徳富蘆花の家。芦花公園というのに隣接していて、近くには世田谷文学館なるもののあります。
蘆花はこの家に住んで、庭先で農業のまねごとをしたりしつつ、不如帰を書いたり、していたわけですね。
「東京が攻めてくる」というのはたしか晩年の蘆花の言葉かと。
世田谷の西の端のこのあたりは、武蔵野であって、東京ではなかったのです。
今は?
攻められて、蹂躙されて、完全に東京です。
「東京が攻めてくる」という実感、もはやぜんぜんないです。
ちなみに、すぐそこは環状八号線。見た目ののどかムードに反して、空気はとても悪し。


大阪の人たちへ初公開?これが紙に包まれた二十世紀だ!

2004-09-12 17:56:30 | 日々のわざ
CIMG0560
もらいものです。鳥取で買ってきたらしいです。いくらしたのか知らないけれど、やたら高級そうな面構え。中に入っている二十世紀もとても美肌。でもね、食べてみたらイマイチだったです。二十世紀ってもともとそんなに甘くはならないけど、それにしても、甘みが足りなくて、「薄い」かんじでした。

それとは別に、昨日、千葉の母から豊水が送られてきました。
関西人の母は、本当は二十世紀が好きで、豊水みたいな「ただ甘い」のは嫌だという意見。でも、千葉の豊水ってなかなか優秀でかなり「まし」なんですね。歯触りとか、いいんですよ。


ふにゅうの読まれ方

2004-09-12 11:36:00 | 自分の書いたもの
もうすぐ新しい本も出ることだし、「ふにゅう」について、身の回り、アンド、ネットでの感想をチェック。
予想通り、人によって感想が全然違います。
傾向をまとめると……

女性の場合
こんなダンナとケッコンすべきだった、あるいは、ケッコンしたい。
というのと、対照的に、主人公の男たちがキモイというのが、ありますね。
また、出てくる女性(会社でバリバリ働いている)に共感できない。にもかかわらず、「男が同じことをしてもなんとも思わないのに、女性がそうすると反発する自分を発見し驚いている」なんて、感想も発見しました。

男性の場合
未婚あるいは、子供を持たない男性は両極端。
子育ては大変そうで怖くなった。
子供が欲しくなった。
子供を持つ「父親」は、
共感した、という、のがほとんど。ここは意を得たり。ここだけは共感ベースで読んでもらえるだろうと思っていたのです。

予想通りというかなんというか。
読んで下さった人の立ち位置によって、ぜんぜん感想が違うんですよね。
それはまた、望むところでもあり。


日々のiPOD mini4

2004-09-12 05:12:32 | ソングライン、ぼくらの音楽のこと
あいかわらず、聴きまくってますよ。Orange range
実によいです。

あのね、ミクスチャーってこういうのであってほしなあって思うのです。

キーワードは、自由なかんじ。

彼らって、すごく自由なかんじがしませんか。
もちろん、生きていくにあたって、どうしたって不自由なところ、とことんこだわってしまうところとか、誰にだってあるはずなのだけど、こと彼らの音楽は、ぼくらから見ると、ぼくらが不自由な部分で、自由さを謳歌しているように聞こえるようになってる気配を感じるんです。

たとえばね、今、日本のヒップホップって、少なくとも売れすじレベルので、実に日本的な「メロディ重視」路線に回収されつつあるでしょう。たとえば、Rip Slyme, Nobady knows, Kick the can crew、ケツメイシ、あたりが念頭にあるのだけど、ぼく自身メロディな人だから、その流れの日本のオリジナリティ(?)として歓迎しつつも、きみたちそれでいいのか、もう少し突っ張った方が良いじゃないのかって気分もあって、複雑なのですよ。
でも、オレンジ・レンジが同じことやると、すごく自由に聞こえる。
ドラゴンアッシュの匂いぷんぷんのコトバを吐いた後で、実は佐野元春のフレイバーや、サザンの体臭、微妙にミックスされてたんだあと後で気づくような曲を、彼ら自身のオリジナリティとして、楽しんでる。こういうのでって、ヒップホップ本流ではできない、自由さなんですよ。きっと。
ね、ミクスチャーって、自由な感じ。

その流れでいうと、彼らは日本のフォークソングやニューミュージックや沖縄ローカルなコトバとサウンドやブルハ系パンクを無節操に引用しまくるけど、それが全部説得力があるのですね。
きいてて自由。楽しい。

きょうはほかにも久しぶりに我那覇美奈ちゃんを聴いたりしたのだけど、これはまた今度。
ぼくは身近にファンを見つけられずにいるのだけど、ぼくはたいそう好きなのです。


トンデモな人たちの存在を知る@役出委員会定例会

2004-09-12 04:57:06 | 保育園、小学校、育児やら教育やら
役員選出委員会の定例会にいってきました。土曜日の午前10時からランチルームで二時間半くらい。ぼくは12時に子供を迎えに行かなきゃならなかったので、最後の30分は欠席。

で、まあ、おたがいに状況を報告し合ったりするの巻、だったのですが、びっくりするような話をいくつか聞いたりしましたよ。
学校に対しては徹底的に心を閉ざしているお母さんがいて、連絡をとろうにも連絡がとれない。
電話して、子供が出たら、背後で「いないっていって」とか声が聞こえたり。何度か電話するうちに本人が出たら、それでも「でかけています」と言い張ったり。
さらに、びっくりしたのは、PTA役員について、「時給もらえるんだったら、やりますけど」とか言っちゃう人とか。それを言われた人は、あははと笑って、流したみたいですけど、ぼくだったら、ケンカしちゃったよなあ。
自分の子供のため、人の子供のため、地域のため、なにかを出来るチャンスがあって、自分がめちゃくちゃ負担じゃない範囲で何かを、ボランティアとしてすることの尊さを、その人に説いたとしてもきっと全然届かないんでしょうね。
脱力。

さいわい、うちのクラス、とても優秀です。
きょう電話連絡をしなきゃならない人が何人かいたんですが、みんな協力的。というか、自分がなにかをし得る立場にあるということを、大枠できちんと理解してくれている人ばかり。
一人、父子家庭で、がんばってるお父さんがいるんだけど、話してて、えらく格好良かったなあ。クールで、いなせな、塗装工さん。
同じくラスでよかったあ、と思ったり。
しあわせです。はい。