川端裕人のブログ

旧・リヴァイアさん日々のわざ

二十世紀について思う……

2004-09-01 16:55:32 | 日々のわざ
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ひさしぶりに二十世紀を食べたんですよ。
ええ、梨の二十世紀。
豊水や幸水に押されてすっかり影が薄いけど、ぼくはこれが一番好き。水気が多いところとか、ほんのりした酸味とか、たまんないんですよねぇ。
でも、最近ではスーパーでも見かけなくなったし、結構、入手に苦労するのです。これはご近所の方が、実家から送られてきたと言ってお裾分けしてくださったもの。非常に美味でした。

かつて、日本の梨といえば、長十郎か二十世紀か、といった時代があって、その頃は、二十世紀はとてもモダンで上品な梨だったんです。名前を付けた人も、まだまだこの先長い「二十世紀としての未来」として、この名前をつけたのだろうし。
でも、今や完全にノスタルジーです。味も、名前も。


久しぶりに水辺の楽校

2004-09-01 16:49:37 | 川のこと、水のこと、生き物のこと
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週末、狛江に行ってきました。
夏の終わり、草が伸びて、こんなになってます。子供にしてみれば、もうジャングル、ですよね。いや、ほくにしてもてもジャングルなんだけど。
例のビンドウを持ってきて、ヤンマ池で試してみました。食いつきは早いです。ものの5分も入れておけば、10匹くらい魚がかかっています。でも、一匹の例外もなくクチボソ。クチボソってなんかかかっても、ありがたみがないんですよねぇ。
なんでだろ。子供の頃にもタナゴを釣りに行って、クチボソがかかったら、いちいち腹を立てていたものです。

そこで、多摩川本流へ。
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ここは普段はちょっとしたワンドになっていて、ごく一部で本流とつながっているだけなんですが、雨が降ったあとのせいかしっかりつながってました。「じゃぶじゃぶ池」などと呼ばれています。たしかに水深が浅いし、流れが、ほぼないので、子供がじゃぶじゃぶ遊ぶことができます。以前アオミドロだらけだったのだけど、きょうはクリア。
あと、ここにはオイカワの稚魚がたくさんいるのです。でも、今年のやつはもう大きくなって本流に出たのでしょうか。ぜんぜんいませんでした。あと何週間か前に来ていれば、持って帰っても途中で死んだりしない、あるい程度大きな稚魚がここにいたんじゃないかなあ、なんてちょっと思ったり。