とくしまマラソン塾

徳島の「走る整体師」がお伝えする、マラソン完走サポートブログ
自分のカラダを上手に効率的に使って、快適ランニング!

とくしまマラソン・4週間前

2008-03-31 | とくしまマラソン
●とくしまマラソン・4週間前

とくしまマラソン本番まで残り一ヶ月を切りました。
直前の2週間前からは調整期間に入っていきます。
これからの2週間が最後の踏ん張りどころです。
走る距離を出来るだけ延ばしていくようにしましょう。

ポイント練習としては20キロ走に挑戦します。

20キロ走は本番と同じアスファルトで走ります。
まずは車で距離測定をして、走りやすい5キロのコースをつくります。
1キロごとのポイント(電柱、看板、お店など)も確認しておきます。

往復2回で20キロです。
給水用の飲み物をスタート地点に置いておきます。
ウエストポーチに小さなペットボトルを携帯すれば、
5キロごとに給水が取れます。

途中で空腹によるエネルギー不足にならないように、
走る前にはしっかりと食べておきます。

マメや靴ズレ、股ズレなどもおこりやすくなります。
あらかじめワセリンやテーピングなどで、
おこりそうな箇所を保護しておきます。

マメ、靴擦れ→足指、足裏、カカト
衣服による擦れ→太ももの付け根、裏側、横腹、わきの下、乳首、下着のライン

まずはゆっくりのペースでかまわないので、
とにかく20キロの完走を目指します。
出来るだけ一定のペースで走れるるように心がけます。

走れる人はラストの5キロをペースアップしていきます。
15キロまでがウォーミングアップ、ラスト5キロからが練習、
そんな感じで走ります。

カラダは経験を記憶していきます。
最初の20キロ走はキツイと感じるかもしれませんが、
これからどんどん楽に走れるようになっていきます。
それを信じて、頑張って走りましょう。

アイシングやストレッチ、
カラダのケアも忘れずに。


くすコンディショニング

足裏の疲労回復

2008-03-28 | カラダのケア

●足裏コロコロ

長い距離を走るようになると、足裏にかなりの疲労がたまります。
足裏へのマッサージが効果的ですが、これを手軽にやる方法があります。

<用意するもの>
・ゴルフボール2個

椅子に座りゴルフボールの上に足をのせます。
そのまま足裏でゴルフボールをコロコロとさせ、
足裏をよくマッサージしていきます。

*ゴルフボールは荷物にもならないので、旅行の時などにも携帯すると便利です。
 スポーツ店でなくとも100円ショップにも売っています。


●足三里のツボ



<足三里:場所>
手の親指とその他の指でL字形を作ります。
親指を同じ側のヒザの折れ曲がる所と平行にし、
ヒザの皿の上に親指を当て、中指をすねの骨の際に当てます。
そのとき中指の先が当たった所が足三里のツボです。

強く押して「効く~」と感じる場所です。
足三里の痛みや硬さが楽に柔らかくなるまで押し続けます。

*足三里のツボは、足の疲れ、便秘、食欲不振、乗り物酔い、
 生理痛などにも効く万能のツボです。

市民ランナーや学生アスリートから当院が選ばれる理由とは?

 

「最小のエネルギーで、最大の運動を生み出すカラダを創る!」
徳島の整体院 くすコンディショニング
http://www.kusu-con.com/

TEL 088-672-1648
受付:10時~20時・不定休


とくしまマラソン・5週間前

2008-03-24 | とくしまマラソン
●とくしまマラソン・5週間前

行動心理学では、「21日続いたものは習慣化される」と言われています。

3月から本格的に走り始めたという方も、そろそろ「走る」ということが
生活の中に溶け込んできた頃ではないでしょうか。
もう30分位のジョギングなら気持ちよく走れているでしょうか。

これからの3週間は本格的に走り込みをしていく時期です。
ポイント練習としては2時間走、または20キロ走などをおこなっていきます。

とくしまマラソンの制限時間は7時間です。
早歩きの速度が1キロ10分ペースぐらいなので、
42キロを最初から最後まで歩き続ければ、調度7時間で完走(完歩)です。

2時間走り続けることさえ出来れば、たとえ残りすべてを歩いてしまっても
制限時間内で十分に完走することが出来ます。

余計な力の抜けたリラックスしたフォームを意識して走ります。
ペースは遅くてもかまわないので、まずは2時間走り続けるようにします。
途中コンビニなどに立ち寄ってもOKです。ただし休憩中の時間は加算しないように。

一般道路を走るのでもいいのですが、最初は徳島中央公園、吉野川河川敷、
鳴門ウチノ海公園など、地面が柔らかいところで走るのがオススメです。

春になり気温も上がり日差しもきつくなってきました。
夜を中心に走っている方も、レース当日に備え、昼間にも走るようにします。
そうすることでカラダを日差しに慣らしていきます。

水分補給は30分ごとには摂るようにしましょう。
また食べながら走る、ということにもカラダを慣らしておきます。
途中でバナナやパンなどを食べながら、
エネルギー補給をして走ってみてください。


くすコンディショニング




腰痛予防

2008-03-20 | カラダのケア
●腰痛

ランニングによる疲労性の腰痛についての対処法です。

①寝る子のポーズでリラックス

皆仕事や家事、育児などをしながら走っている方がほとんどです。
当然カラダも疲労してきます。
しかし一番の問題は、カラダの緊張状態がとれなくなってしまうことです。
頑張りすぎることでカラダのスイッチのON、OFFが上手く切り替わらず、
常にON状態になってしまいます。
脱力、リラックスをすることが上手く出来なくなってしまうのです。

・寝る子のポーズ
http://www.kusu-con.com/selfcare/karadajyuku1.html

小さな子供はよくこんなポーズで寝ます。
子供は本能で生きています。
起きている間はほとんどじっとしていることがありません。
その代わり、寝る時は無意識で一番リラックスできるポーズで
カラダを休めようとします。
それがこのポーズです。

走り終わった後、仕事から帰ってきた後、眠りにつく前などに
このポーズをしてみてください。
カラダのスイッチが切り替わり、ゆっくりと休む事が出来ます。


②ベッドで出来る腰痛体操

腰痛の原因は様々ですが、
太ももの裏側(ハムストリングス)やお尻の筋肉、
カラダの深層部にある大腰筋などが疲労により硬くなって
起こる場合があります。
このあたりの筋肉を意識して、
柔軟性と動きをつくっていきます。

・腰痛体操
http://www.kusu-con.com/selfcare/youtuuself.html

ランニング後のアフターケア、お風呂上り、寝る前などに
おこなうようにしてみてください。


くすコンディショニング

とくしまマラソン・6週間前

2008-03-18 | とくしまマラソン
●とくしまマラソン・6週間前

練習の種類は大きく分けると3つです。
①ポイント練習
②つなぎ練習
③休養

この3っつをポイント練習を軸にして一週間ごとに組み立てていきます。


①ポイント練習

マラソン当日に向け、走れるカラダをつくっていくための練習です。
練習の内容を徐々にレベルアップさせていきます。

例)・1時間走→10キロ走→2時間走→20キロ走→2日連続走

マラソン当日までに20キロは走れるようになっておきたいところです。

6週間前のポイント練習としては10キロ走を走ります。
これを出来れば2回、走るようにします。
もちろん走れる人はもっと距離を延ばしてもらってかまいません。

ポイント練習をする時に一番大切なことは、
「自分のカラダと相談する、自分のカラダに耳をかたむける」
ことです。

この感覚を大切にして、設定した練習メニューに柔軟に対応していきます。
カラダがきつすぎると感じたら軽めのメニューに、
物足りないと感じたら走る距離を延ばしていきます。
この感覚を磨いていく。そうすることで走りすぎによる故障を防ぎます。
またレース当日の走るペースにもいかされるようになります。


②つなぎ練習

つなぎ練習はあくまでもポイント練習をするための準備です。
こうした位置づけで30分~60分のジョギングをおこないます。

・流し走
ジョギングの最後に、全速力の8割程度で走る「流し走」をおこないます。
50m~100mを3本、気持ちよく走ります。
こうすることで、速く走るために必要な筋肉や肺に刺激を入れておきます。


③休養

休養にはあえてカラダを動かす積極的休養と完全休養があります。

積極的休養はカラダを動かすことで血流を促進させ、疲労物質である乳酸を
除去させていきます。
ゆっくりなジョギングやウォーキングをおこなうようにします。

疲れがひどい時には完全休養にします。
「毎日走らないと不安」と感じることもありますが、
これも自分のカラダに耳をかたむけ、相談するようにします。


天気の良い日中は春の日差しで暖かくなってきました。
しかし朝晩はまだまだ冷え込んだりします。
体調管理には十分に気をつけてください。


くすコンディショニング

3/13(木) ジョギング&マラソン講座 開催報告

2008-03-14 | 自分越え練習会
昨日は小雨がぱらつく中、ジョギング&マラソン講座を開催しました。
参加された皆さん、お疲れさまでした。

体幹の動き、補強運動、フラット走法の感覚づくりなどを和室でおこなった後、
サブトラックにて5キロ走をおこないました。

参加された方々は皆ジョギング中心の練習という事で、
今回陸上トラックを走ることで、今現在のペースがどれくらいで
走っているのか、正確に把握することが出来たかと思います。

さすがフルマラソン、ハーフマラソンの経験者の方々、
1キロ4分台のペースで走っていました。

また、1時間止まらずに走るのがやっと、
という初心者女性の方も素晴らしかったです。
いつもより速い1キロ6分半のペースにちゃんとついてきていました。
ペースアップしたラストの1キロはなんと5分35秒。
トータルのタイムは31分18秒でした。
これは十分に自信をもっていいと思います。

5キロを走ったペースでフルマラソンが走れる、という訳ではありません。
しかしまずは5キロをしっかりと走る。これが1つの基準になります。
後は少しづつこのペースで走れる距離を延ばしていけばいいのです。

目に見える形で成果がわかると俄然やる気がわいてくるものです。
60分ジョギングをする時など、こうした陸上トラックを利用します。
ウォーミングアップに10分程走る。そして5キロのタイムを計る。
最後にまた10分程クールダウンする。
こういった練習の仕方もあります。

徳島には鳴門ならここ大塚スポーツパーク、徳島市内なら田宮の競技場、
板野町なら田園パークに400メートルの陸上トラックがあります。

こういった所を利用するのもひとつの方法です。

次回のジョギング&マラソン講座は4月10日、24日に開催予定です。
詳細はこちら >>>「鳴門市総合型地域スポーツクラブ」

くすコンディショニング



ストレッチ

2008-03-13 | カラダのケア
ストレッチというと、ほとんどの人が反動をつけずにゆっくりと伸ばす
ストレッチをしているかと思います。
これは静的ストレッチといいます。

ストレッチはカラダに悪い場合があります。
筋肉や腱には伸ばされると縮もうと反応する神経体があります。
カラダが温まっていない状態での静的ストレッチは、かえってカラダを
痛めてしまいます。また神経や筋肉の興奮を低下させ、力が入りにくい
状態にもなります。
何より一番の問題は、一定の筋肉だけを伸ばすクセがつくことで、
カラダの連動した動きがなくなってしまうことです。

ランニング前の準備運動としては、静的ストレッチではなく、
カラダの動きをつくる動的ストレッチがオススメです。

では動的ストレッチとはどうすればいいのか。
それは昔体育の授業でやっていたような準備体操をすればいいのです。
ラジオ体操などはすべてのカラダの動きが備わっています。
これは案外オススメです。

今までやっていた静的ストレッチは、ランニング後のアフターケアに
おこなうようにします。走って興奮した筋肉をゆっくりと静め、気持ちよく
伸ばしてあげます。

動的ストレッチはウォーミングアップに。
静的ストレッチはアフターケアに。

使い分けをしてみてください。


くすコンディショニング

とくしまマラソン・7週間前

2008-03-09 | とくしまマラソン
●とくしまマラソン・7週間前

とくしまマラソンまで後7週間です。
ここまで順調に走りこんできた人、
参加費を振り込んでから慌てて走り出した人。
今現在、皆それぞれの状態だと思います。

16週プログラムを参考にして走りこんでいる方は、
2時間のLSD(ロング・スロー・ディスタンス)に挑戦している頃でしょうか。

ここでは直前の3月から慌てて走り始めた人(笑)を対象に、
直前の練習プログラムを書いてみます。
よかったら参考にしてみてください。


まずは今後考えられる練習メニューをざっと並べてみます。

・完全休養
・補強トレーニング
・30分ジョギング
・60分ジョギング
・10キロ走
・2時間LSD(ロング・スロー・ディスタンス)
・20キロ走
・3時間LSD(ロング・スロー・ディスタンス)
・30キロ走

最低ラインの条件として、週3日は走る日をつくります。
補強トレーニングは毎日おこなうようにします。
(参考:オススメ補強トレーニング
3種類の補強トレーニングを、走る日は1セット、
走らない日は3セットおこないます。

練習には負荷の高いポイント練習と、軽めのつなぎの練習、
それに完全休養日があります。
(休養も立派な練習メニューです)

今週はつなぎ練習としては30分ジョギング。
ポイント練習としては60分ジョギングをおこないます。

ペースはゆっくりでもかまわないので、
立ち止まらない、歩かないで60分間走り続けます。
ただ漫然と走るのではなく、最初の20分はウォーミングアップ、
次の20分をちょっと頑張ってペースアップ、最後の20分はゆっくりと
クールダウン。こうすると走りにメリハリができます。

ポイント練習の60分ジョギング、
出来れば週2日は実施してください。


後7週間。
大丈夫。まだ間に合います。


くすコンディショニング




フラット走法をマスターする・その5

2008-03-07 | フラット走法

●最適な重心で走る

まっすぐに立っている時の重心は、くるぶしの下にあります。
カカト7割:つま先3割の割合です。
こうすることで、くるぶし、ヒザ、腰、肩、耳が一直線上に位置した
立ち姿勢になります。

走る時の重心は前方へ進む必要から、つま先側へと移っていきます。


走っている時の最適な重心を身につけます。

①まずは普通に走っていきます。
②そこからわざとカラダを後ろへとそらせて走ります。
 当然走りにくくなります。また腰が痛くなったりします。
③そこから立っている時の重心に移動します。
④今度は前方へと重心を移動していきます。
⑤カラダの軸はそのままで、前方へとカラダを倒していきます。
⑥倒れそうとなる一歩手前で脚が前へと出る。
 この重心の位置をつかんでいきます。

カラダが倒れそうとなる重力を利用して走る。
走りながら①~⑥の動作を何度か繰り返し、自分自身の最適な重心位置を
身につけます。

この重心がつかめると、お尻の下で着地し足裏全体で押して走る、
というフラット走法が非常にやりやすくなります。

市民ランナーや学生アスリートから当院が選ばれる理由とは?

 

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受付:10時~20時・不定休