とくしまマラソン塾

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股関節がタイヤ、背骨がサスペンション

2012-10-05 | フォームづくり
前回のブログ、
「股関節の回転、二軸を意識して走る」で、

骨盤の横の股関節が回転軸、
自動車に例えると骨盤の横にタイヤがあって、
その車軸が股関節。
走る時のイメージは、
左右のお尻の横がタイヤで
それを回転させるようなイメージで走っていく。

と書きました。

そして次にイメージするのが、

「股関節がタイヤ、背骨がサスペンション」

というイメージです。



お尻の横の股関節がタイヤなので、
その回転をスムーズにさせるためには
その上の背骨の部分がサスペンションの役目をしてくれます。

脚の動きをサポートしてくれるのが、
体幹部分(胴体)の「反る・丸める」という動きです。

歩く、走る、蹴る、ジャンプするなどの動きを
しなやかにサポートしてくれるのが、
この「反る・丸める」という動きなのです。

幅跳びを跳ぶ、ボールを蹴る、などの動きをイメージすると
わかりやすいかと思います。

女子マラソンの世界記録保持者、イギリスのラドクリフ選手の走法などは
この「反る・丸める」の動きを大きく使ったフォームになっています。

動きの大きい小さいの個人差はありますが、
走る時には必ずこの「反る・丸める」の動きが必用となります。

そして脚の動きをサポートするだけでなく、
衝撃を吸収するクッションの役目もはたしてくれます。

ですから上体を脱力させて背骨をサスペンションのイメージで
走っていくことが大切です。

逆に、「背筋を伸ばす・胸を張る」というイメージでは
「反る・丸める」というサスペンションの動きを妨げてしまいます。

「気をつけ」の姿勢からくるこのイメージは
カラダを緊張させてしまからです。

「気をつけ」の姿勢は元々軍隊の姿勢動作で、
カラダを緊張させることを目的におこなわれます。

「気をつけ、休め」という号令があるくらいですから(笑)

「背筋を伸ばす・胸を張る」という意識ではなく、

「反る・丸める」という動きがスムーズにつくれるように
背骨部分をサスペンションのイメージで走ります。


こうすることで上体が脱力したしなやかな走りが
できてくるかと思います。


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徳島の整体院 くすコンディショニング
http://www.kusu-con.com/

TEL 088-672-1648


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