日本百名山 17、朝日岳(1870m)
「朝日連峰とは、普通、島原山、小朝日、大朝日、西朝日、寒江(さがえ)山、以東(いとう)岳、を差している。
大朝日岳が最高であるが、鳥海山や岩手山のように、主峰だけが断然抜きんでているわけではないから、
朝日の価値は連峰全体にあるとみなしていいだろう。・・・」
すなわち、ちょうど八ケ岳連峰の赤岳のような存在です。
そこで、今回は約20km東南の長井市から見たカシバードを、次の設定で撮影しました。
設定:カメラ:PRO、レンズ:16mm、風景:八ケ岳の風景、、高さ強調1.5倍、
さて、朝日岳の縦走ですが、今回は距離も長く、ちょっと荷が重いようです。
山小舎のことには触れていませんが、健脚の人でも2泊3日ではないでしょうか。
「大学一年生であった私は友人のS君と二人で、重いテントを背負って、朝日鉱泉を出発して、忠実に主脈を辿って、以東岳から大鳥池に下った。
(そのルート図は次のようです)
大鳥池から大鳥川の下りは、道がなく、ヘソまで浸かるような渡渉の連続で、
もし途中で運よく岩魚(いわな)釣りに出会って案内を乞わなかったら、私達の困難は数倍したことであろう。
今は池のそばに小屋が建ち、また渡渉せずに済む道も通じている。」
(新潮社刊、深田久弥著『日本百名山』より引用)
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