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地図を楽しむ

地図と共に歩く。里山歩きや、ウオーキングに、そして時には読書に・・・

榛名山の最高峰「掃部ケ岳」(1449m)へ

2013-11-14 | ハイキング 里山歩き

 

榛名山の最高峰「掃部ケ岳(かもんがだけ)」(1449m)へ

 

山の連中と久し振りにハイキングに行ってきました。
総勢21人、内女性12人。遂に女性の方が多くなりました。しかも健脚揃い。


コースは下の図の赤線です。緑線はマイクロバスで走った路です。
 

断面図の色が青色ぽく出ているのは、黄色のインクがなくなったためです。今回はいいことにしてください。

 

榛名山は15座以上の榛名山群からなっており、その中で一番高いのが今日登る掃部ケ岳です。標高1449m。

下は、掃部ケ岳からカシバードで写した榛名富士(標高1390m)と榛名山群です。

 

湖畔から杖の神峠までの林道をマイクロバスの運転手さんは大分奥まで登ってくれました。

お蔭で1時間は短縮できたようです。

 

さて、そこから今日のハイキングです。
女性が多いので賑やかです。無駄口をたたくとうるさいリーダーも、女性のキーキー声には寛大なようでした。

そして、杖の神峠から本格的な山道です。
後で聞いたのですが、ハイキングにはちょっとキツイ勾配の路でした。

私はやっとの思いで、何とかついて登りました。

キツイ坂を登っていると、いつも疑問を感じるのですが、後で思うに、やはり山道を歩くのは気持ちがいいですね。苦あれば楽ありですか。

 

途中の耳岩には、私は立ち寄りませんでした。
女性群は賑やかに登っていました。
女性群が健脚だというのは、こうゆうところでも証明されます。最後の硯岩への立ち寄りも同じです。

 

そして笹をかき分けながら、道らしくない道を、どんどん進みました。
足元の起伏が全く見えないのです。笹の高さが腰まであるのです。
 

これでも下見に来られた人の話では、少し秋らしく柔らかくなっていて歩きよかったようです。
遂に、私は足をとられて転びました。たいしたこともなく澄みましたが。

 

さて、西掃部ケ岳の頂上で昼食をとりました。見晴らしがよく、榛名山群の前景が見事に見渡せました。
榛名湖を遊覧船が浮かんでるのも見れました。

も一度、カシバードの写真も見ましょう。

食後、最高峰の掃部ケ岳に登り、そこから延々と下り道です。
でも、例の笹や700段もある丸太の階段に邪魔されて歩きにくい路のりでした。

硯岩は、先にも述べたように、私はパスして、先に国民宿舎に下りました。

立派な国民宿舎でした。風呂も大きなもので、しかも我々だけが独占していました。

その後、大広間に集まって、皆さんで乾杯! いい一日でした。

 

明日は、榛名湖マラソン大会があるようです。しかも第一回榛名湖マラソン(フル)です。
湖畔を約5周半の周回コースです。参加者は1169人 とか。

帰りのバスから明日の大会準備の光景を観ることが出来ました。

 

下は湖畔から撮影した榛名富士の姿です。

 


昇仙峡とワイナリー見学の旅

2013-10-26 | ハイキング 里山歩き

昇仙峡とワイナリー見学の旅

 

山の仲間達17人と雨予報の中をハイキングに行きました。

台風が接近しているので大雨の予想もありましたが、
最近異常気象に対して気象庁は神経質になっていること、長年の経験から空模様は悪くないこと、それにバスをチャーター済みであることから、出かけることにしました。

 

ハイキングコースは地図の赤線です。経路断面図は昇仙峡だけのものです。

 

 

始めに、大滝見物に行きました。
大変見応えのある滝でした。
その滝を見せて驚かせようとしたのか、幹事さんの脚に早いこと。崖伝いに下るのがちょっと怖いぐらいでした。
  

 

次に、ロープウエイでせんがだき駅から450mぐらい登りました。

登るに従い、ぼつぼつの紅葉が眺められました。

悪天候の予報のためか、割りとすいていました。

頂上からの眺めは素晴らしいものでしたが、やはり遠くは望めませんでした。
  (中央は先に通った大滝近くの能泉湖です)
弥三郎岩まで登りました。
私はその手前で皆さんの後姿を楽しみました。
実は、相当に疲れていたのです。

 

 

さて、ロープウエイを降りて、いよいよ昇仙峡沿いのハイキングです。
出だしは凄まじいばかりの岩が、ゴロゴロしていました。

そして、暫く行って仙娥滝の河原で昼食をとりました。

私だけひとり、手打ちそばを食べに行きました。

土地で採れた茸がたくさん盛られていて、おいしかったです。
お店のおばあさんの話から、チャナメ(はりさしナバ・・・広島では)、クロマイタケ(クロッコ?)、ジコボウ(シメジ?)だそうです。
今日もおじいさんは山へ筍狩りにいてるそうです。仲のよさそうなお年寄りさんでした。

 

そして、本格的な昇仙峡を見ながら下りました。
途中、ちょっとだけ小雨が降りましたが、私は傘もささずに済ませました。その程度の雨でした。

 

そして、いよいよ今日の第二のイベント  “サントリー 登美の丘ワイナリー”  へ試飲と工場見学です。
よく整備されていました。流石 サントリ―!

そこで頂いた絵葉書を一枚添えます。

 新宿へは予定通り五時ぴったりに着きました。 幹事さんありがとう。


北軽井沢から池の平へ

2013-10-12 | ハイキング 里山歩き

北軽井沢から池の平湿原へ

 

山の仲間達10人で、その中の人が所有している北軽井沢の別荘に泊まらせてもらい、翌日池の平へハイキングに行きました。


 

天気予報は二日とも芳しくありませんでしたが、そこは晴れ女のおかげで、
翌日は薄日のさすハイキング日和、賑やかに二日間を過ごすことが出来ました。

 

 

池の平のハイキングルートは下の地図の通りです。
池の平湿原のパンフレットも添えます。

  パンフは南が上に(逆に)変えてあります。


初めに、駐車場から湿原の真ん中を横切るコースを三方ケ峰に向かいました。
尾瀬ヶ原のように、広々とした湿原です。

国定忠治が隠れていたといわれる岩の横から、三方ケ峰に登りました。
すぐ上です。40mも登れば峰の頂上です。

頂上はガスが現れたり消えたりしていました。幻想的ないい景色でした。
写真も撮りやすいように、金網が四角く切り取られていましたが、マツムシソウはすでに終わっていたようです。

 

そこから、西側を雷の丘沿いにハイキングしながら駐車場へ帰る予定が、道を取り違えて鏡池の方へ出ました。
もと来た道です。

仕方なく、東側へ廻って帰りました。こちらも歩きよい、いい道のりでした。

 

途中、野菜などどっさり買い込んで、帰路につきました。

車を運転してくれた人達に感謝! 有難うございました。


十観山と八子ケ峰 ハイキング

2013-09-26 | ハイキング 里山歩き

十観山と八子ケ峰 ハイキング

 

渋谷区峰の原青少年山の家に宿泊し、山の仲間20人で、二日間山登りを楽しみました。
二日とも雲一つない秋晴れで、最高の行楽日和でした。

 

初日は、長野県上田市に隣接した青木村にある山に登りました。

ハイキング組の十観山(1284m)と登山組の子壇嶺岳(こまゆみだけ 1223m)です。
夫神岳(おがみだけ 1250m)を加えて青木三山の山々です。

私は足腰を慮ってハイキング組にしました。
しかし、ハイキング組の方の山が60mも高いのです。

 

さて、まず行程図を示します。

 

我々は山間の道をマイクロバスで1050mぐらいまで登ってから、ハイキングです。
歩いた距離は2Km余り。登った標高差は300mです。
確かに、登山組より高いものの、登った山道はハイキング並みでした。

しかし、雲一つない快晴で、山の緑は清々しく、展望は素晴らしく開けていました。
下界(塩田平)の稲穂も黄金色に輝き、平和なひとときを味わいなが昼食をとりました。

 

 

同じ道を帰り、途中で登山組と合流して、賑やかに宿に着きました。

 

翌日は、蓼科山の隣の八子ケ峰東峰(やしがみねー 1869m)に登りました。

 

すずらん峠からヒュッテ・アルビレオまでが割合急な坂道で、後はだらだらと白樺湖に向かって下る道のりです。


ところで、ヒュッテ・アルビレオとはずいぶんカッコつけた名前ですね。
紅い屋根の山小舎です。


いわれは、「夏の夜空に輝くはくちょう座のくちばしに位置する星とか。トパーズ色とサファイヤ色の二重星で天の川の宝石とも呼ばれる美しい星です。この山荘からは夜空に輝く星を眺めることが出来る・・・」だそうです。

今日は超快晴で、ぐるり展望が開け、八ケ岳、中央アルプス、北アルプス、浅間山などくっきりと見渡せました。
もちろん蓼科山はすぐ眼の前です。

  蓼科山   

昼食をとったお尻のあたりにはマツムシソウが咲いていました。

群落というほど多くはないですが、きれいな花です。

  

そして、白樺湖畔でお湯につかり、例のごとく一杯やってバスで帰りました。

新宿駅前着 6:30頃。


草津(本)白根山(2171m)へのハイキング

2013-07-29 | ハイキング 里山歩き

草津(本)白根山(2171m)へのハイキング

 

恒例の地元山歩会主催のハイキングへ行ってきました。

朝、7時集合。28人という大勢で、貸切バスで新宿駅前を出発しました。

先ずは、前橋、沼田と高速で進み、八ツ場ダム(計画中)経由草津温泉、白根レストハウスへと渋滞もなくスムーズに進みました。

 

そこから、準備運動をし、三班に分かれて出発しましたが、間もなく昼飯になりました。

下の写真は、昼食を摂ったあたりの緑豊かな光景です。

この辺は、スキー場のメッカでもあります。(私は冬スポーツは全くダメ)

 

今日のコース図は下の通りです。

 

風の向きで硫黄の匂いを嗅かされる噴煙立ち込める活火山地帯です。

 

先ず、やや平坦な道を本白根山頂に向かって進みました。

どこで間違ったか、本来のコースとは逆に進んでいました。

途中、鏡池の見える所に着き、希望者だけで湖岸に下りました。

鏡池だけに、顔に自信のある女性だけ来てくださいと誰かがのたまいましたが、

結果はほとんどの女性がついてきていました。

女性はかくあるべきだと思います。

 

そして、火口の広がる本白根山本来の広場に出ました。

直径約350mもある火口です。雄大です。私の気に入った光景です。

 設定:カメラ:PRO、レンズ:10mm、風景:花崗岩の山、高さ強調1.5倍、仰角-16度・・・

写真で見ると


周囲には紅いコマクサの花がたくさん咲いていました。別名「高嶺の花」だとか。

このコマクサは、他の植物も生育しにくいような厳しい環境に育つ「高山植物の女王」です。
50~100cm位深く根をはっているようです。

 

そして、余裕をもって元の白根レストハウスに着きました。

気分が乗っていたので、そのまま湯釜へ上りました。

以前、マラソンの連中たちと走って登ったことがあります。

従って、年を忘れて、なめて登りましたが、遂に、途中ちょっと立ち止まって、ようやうにして頂上にたどり着きました。

やはり、歳です。

 

そして、すべての日程を終え、バスで帰路に着きました。

 

最近の不安定な天気にも悩まされず、時折さわやかな風にさえも恵まれた好天気でした。

途中、バスの車窓から、虹を何回も見る事が出来ました。
路面は濡れていましたが、我々は全く雨に逢いませんでした。

今日は、長距離バスなので、風呂も宴会も止めて、一路東京を目指しました。
しかし、バスの中では大分盛り上がっていたようです。(私は自重?) 

 

幹事さん、大変気苦労されたことでしょう。ありがとうございました。

 

この本白根山は日本百名山にも属しておりますので、また後日、再会しましょう。


箱根外輪山(乙女峠~丸岳~長尾峠)のハイキング

2013-06-10 | ハイキング 里山歩き

箱根外輪山(乙女峠~丸岳~長尾峠)のハイキング

 

はっきりしない天候の合間を縫って箱根にハイキングに出かけました。
曇りの予報よりややいい天気になりました。

コースは下の地図の赤線です。

そのコースに沿った断面図は以下の通りです。

断面図ではわかりませんが、乙女峠下のBSから乙女峠までは石がらが多く、あまり歩きよい路ではありませんでした。

 

今日はいつものメンバーに2,3のビジターを連れた20人で、やや多めの人数でした。
しかも、この会としては珍しく六割は女性でカラフルで賑やかでした。
我々(?)、年とともにハイキングへの参加者が多くなり、しかも女性が多くなるようです。

いいことです。

 

先ず、乙女峠(1005m)まで標高差200mを一気に登りました。

ここは、富士見三峠といわれ、富士山の展望に優れていますが、今日は“もやって”いてほとんどその姿をみることはできませんでした。

三峠の他の峠は、御坂峠と薩埵峠(静岡市)です。

さて、この『乙女峠』という、いわくありげな名前ですが、
聞くところによると
「昔、箱根のの仙石原に『とめ』という名前の若い女性が住んでいたそうな。
『おとめさん』と呼ばれていたこの娘は父の病の治癒を願い、この峠を越えて御殿場の地蔵堂へ百か日の願掛けに参拝し続け、最後には願いが叶い父の身代わりとなってこの峠で亡くなったそうな。(峠越え片道5kmはあります)
この『おとめさん』の逸話から『乙女峠』と呼ぶようになったとさ。」


途中は、所々山ツツジが紅い色取を添え、新緑の爽やかないい眺めでした。

そこから今日の最高峰・丸岳(1150m)に登りました。
乙女峠までと違って、この道は石がらも少なく、比較的歩きいい路でした。

ここで、ちょっと早い昼食を、にぎにぎ、がやがや、とりました。

それから下りです。
途中に、この仙石原の地を開いた須永伝蔵の碑が厳然と聳えていました。澁澤栄一子爵、益田男爵から依頼を受け牧場を開いたのが始まりだそうです。


途中の登山道には、沢山のウツギの花が咲いていました。

 

急斜面を転ぶように下り、仙石原のゴルフ場に到着しました。

それからは平坦な道です。しかし、3kmはありました。

 

そして、例のごとくお湯につかり、ビールなどを頂いてマイクロバスで家路につきました。

渋滞も少なく、早い新宿到着でした。


籠坂峠~三国山~パノラマ台 へのハイキング

2013-05-20 | ハイキング 里山歩き

籠坂峠~三国山~パノラマ台 へのハイキング

 

曇りのち雨のやや良くない気象予報でした。
仲間13人と、多少の雨を覚悟で、マイクロバスでハイキングに出かけました。

ところが、小仏峠を過ぎたあたりから少し青空が見られ、大月に近づくにつれ富士山が雄大な姿を見せてくれました。

結局、この日はハイキングのあいだじゅう、空は晴れ、富士山はくっきり姿を見せ、暑くもなく寒くもない、さわやかな絶好のハイキング日和でした。
仲間の中にいた“晴れ女”のおかげでしょうか。

 

今日のハイキングルートは下の地図の赤線です。

そして、その経路断面図は次の通りです。

 

最初200m登り、6kmぐらい平坦な山尾根をにぎにぎ、がやがや散歩し、最後に200m位降る、優しいハイキングでした。腰痛の私には大変好都合なルートでした。

 

さて、ハイキングの詳細ですが、
今日の路は山梨県と静岡県の県境を辿るコースで、若芽の生い茂るブナ林の中を歩きました。
従って、石がらもなく、乾いた黒土を気持ちよく歩く“ふんわかコース”でした。

 

ブナ林は、もともと日本の森を形造っていた自然林だそうですが、戦時中の政策で杉林に変えられ、今では希少な森林になっています。
世界自然遺産の白神山地はブナ林の最たるものです。

ブナ林は典型的な落葉広葉樹林で、常緑樹に比べ葉が薄いため、光を良く通し、森林の中を明るくしてくれるそうです。そのためか、したばえもよく育つとか。
ただ、光の強い太平洋側では、したばえが育ちすぎて、歩きにくいとか。

また、ブナ林は人工のダム以上に水を蓄える効果があることから“緑のダム”ともいわれています。
多少関係あるかな~?ブナ林にはミズナラも含まれているそうです。

途中には、山ツツジがちらほら紫の花を見せてくれていました。
その他にもいろいろな花が咲いていました。素晴らしい眺めでした。


そして、最後の降り路がちょっと木の根っこが出ていて、転ばぬよう注意しましたが、小さな子供達でも楽々歩ける道のりでした。
その証拠に、明神山では幼稚園年少組のお子さんもいましたし、若々しいフランス人の男性は走って降りていました。余談ですが、奥さんは日本人で子供さんも2人いるそうです。人生を楽しんでいるようでした。

明神山へ上る途中の富士山と山中湖は絶品でした。下の写真です。

 

カシバードで向かいの山々を撮影してみました。中央の山は以前登った石割山です。

そして、明神山頂上の写真は次の通りです。

 

右のカシバードの写真と比較してみてください。

 

そして、後は山中湖畔のお湯につかり、ビールを楽しんで、マイクロで大した渋滞もなく、早々と新宿に帰り着きました。

幹事さんありがとうございました。


東北応援ツアー (2)

2013-04-17 | ハイキング 里山歩き

東北応援ツアー (2)

 

二日目の朝を迎えました。

旅館の朝ごはんは、今まで食べたことがないくらい豊かなおかず揃いの御馳走でした。
それを残さず全部頂きました。 また、太ったかなあ~?


そして、昨夜舞いを披露して我々を歓待してくれたおかみさんに送られて、
今日のコースに出発しました。 

 

今日の山は茨城県内で一番標高の高い栄蔵室{882m}です。筑波山より5m高いそうです。

花園渓谷をさかのぼり、猿ケ城林道出口までバスで登り、そこから山へ向かいました。

先ず、亀谷地湿原を観光しました。
ミズバショウが沢山咲いていました。

そこから奥に入ると、バイケイソウ(梅恵草)が、むやみに生えていました。

 

林道が絶え、山道に差し掛かったころから、段々と勾配がきつくなり、特に展望台の手前はきつかった。
同好の輩は、涼しい顔で登っていましたが・・・。
(初日のハイキング組は途中から横道にそれていました。)

そして、富士の見られる本邦北限の展望台で一休み。
今日は晴天でしたが、多少もやっていて富士山は見れませんでした。

そしてそこからすぐに榮蔵室(882m)に着きました。
展望の開けたすばらしい景色でした。一等三角点の展望です。

 

そして、すぐ横のテレビ塔を過ぎ、更に眺めの良い広場に着きました。

そこから、帰路に入るのかと思ったら、山登りの連中には物足りなかったようで、
さらの花園山(798m)まで足を延ばすことになりました。

経路断面図のように、花園川の渓流沿いに下り、そして登りました。その往復です。

私には、ちょっときついところもありましたが・・・。どうにかついて歩きました。

なんたって、女の人が大勢いましたからね、音は上げられませんよ!

 

そして、お昼ごはんを、幹事たちの同級生がやっている魚園で採りました。

そこで食べたニジマスの焼き魚がよかったね!実に美味しい昼食でした。
幹事さんたちに再度感謝!感謝です。

 

それから、更に花園神社に案内されました。
普通なら、山登りのあと、あちこち連れまわされると、段々疲れて来ていやになるものですが、
ここは、一段といい気分になりましたね。

自然と頭の下がるような荘厳な雰囲気でした。

 

先ずは、巨大な杉の木です。中でも、県指定の文化財・大杉(三本杉)は見事でした。

 

その説明板を紹介すると
「地上十メートルのところより三本に分かれているので通称三本杉という。
樹高四十八メートル 幹囲八・五メートル 樹齢七百年を経ています。・・・
この付近の巨木も前文の樹々に同じです。」 

そして、ここのユニークな狛犬さんにも、ほれぼれしました。

  

最後に、この度のバスツアーは、幹事さんの並々ならぬご配慮に感謝、感謝ですが、
同時に、行きも、帰りも車の渋滞が全くなかったことも感激です。

本当にいいツアーを有難う!! 


  


東北応援ツアー (1)

2013-04-17 | ハイキング 里山歩き

東北応援ツアーに参加して(1)


我々山の仲間約20人で、茨城県北部の「山と観光」を楽しむ2日間のツアーに参加しました。

場所は、初日は日立市の高鈴山(623m)に登り、その後、岡倉天心ゆかりの五浦海岸の六角堂(観欄邸)を観光、
そして翌日は県最高峰の榮蔵室(882m)に登りました。

先ず初日ですが、

初日のコース図とその経路断面図は次の通りです。高鈴山へのスイッチバックです。

 

登山組とハイキング組に分かれました。

私は、ハイキング組の5人(私以外は女性)と、つくしやたじな(いたどり)を楽しみながら、登山組との合流地点(御岩山)へ向かいました。殆どが林道なので、のんびりと登りました。

登山組は、御岩神社経由で、かつ先の東日本大震災で道が荒れていて、大分苦労したようです。

そこから、大勢で、にぎにぎ、がやがやと楽しく登りました。

「花の百名山」(田中澄江氏選定)だけに、上を見ればヤマザクラ、ウメ、コブシと若葉が燃え立ち、下を見るとアオキが赤い実をいっぱいつけていました。所々、スズランのような白い花も見られましたが、ただきれいな花とだけにしておきましょう。

  

頂上は、展望も良く、四海が見渡せましたが、少しもやっていて定かには見れませんでした。

昼食をとり、来た道を帰りました。
そして、そこから五浦海岸を散策し、岡倉天心ゆかりの六角堂(観瀾邸)と五浦美術館を訪れました。

五浦(いずら)海岸は、読んで字のごとく南から「小五浦」「大五浦」「椿磯」「中磯」「端磯」と五つの海食崖に囲まれた白砂青松の地で、六角堂はその「小五浦」と「大五浦」の間にありました。

ここを、先の平成23年3.11の地震の後の大津波が襲ったのです。

六角堂は基盤を残すのみで、そっくり海に流され、天心のお住まいも床下まで海水が押し寄せたそうです。

   

六角堂のいわれがガイドブックに記されていたので引用しますと

「・・・この建築には三つの意図が込められているといわれています。まず、杜甫の草堂である六角亭子の構造。つぎに、朱塗りの外壁と屋根の上の如意宝珠は仏堂の装い。そして、内部の床の間と炉を備えた茶室としての役割。つまり六角堂には、中国、インド、日本といったアジアの伝統思想が、ひとつの建物全体で表現されているのです。・・・」

 

上は、国の予算や世界からの浄財で平成24年に復旧なった六角堂の姿です。

その後、五浦美術館を訪ねました。実に立派な建物でした。

私は、砺波平野の散村集落と能登半島でしたか千枚田の絵が気に入りました。
写真は撮らせてもらえませんでしたが・・・

最後に、幹事さんのお友達の旅館に入りました。
ここも、天井までくる津波に襲われ、大惨事にあわれたそうです。

今は、全くその面影をとどめていませんが・・・。

そして、お風呂で一日の汗を流し、皆さんと一堂に会して土地のさしみをやお酒(一会員の知り合いからの差し入れだそうです。)を味わい、カラオケも呻り、眠りにつきました。

これで、初日は目出度く終了しました。
天国でしたヨ! 幹事さんありがとう。 

 

 

 



湘南平と吾妻山へハイキング

2013-02-04 | ハイキング 里山歩き

湘南平と吾妻山へハイキング

 

山の会の人達20人で賑やかにハイキングを楽しみました。

最初は少し雨が降っていましたが、目的地では両方とも雨は上がり、薄日さえさしていました。

ハイキングの行程は次の赤線です。
ハイキングの途中でJR(黒線)を利用したのは初めて。でも、大磯駅から二宮駅まで(5~6Km)歩くのは今の私には大変です。
いい企画でした。

 

先ず、平塚駅から登山口の高来(たかく)神社まで旧国道沿いに歩きました。

途中の花水橋では見事な虹を見ました。花水川にきれいに、くっきりと架かっていました。

 

大磯は東海道第八番目の宿場町で、広重の絵にもなっています。

 

平塚から急に高麗山へ盛り上がっています。大磯丘陵の東端です。

 

先ず、湘南平(180m)へ。ルートは下の図です。

 

高来神社(高麗権現)にお詣りしました。

ここは、江戸時代までは高麗寺に属していましたが、明治初めの神仏分離令で高麗神社となり、さらに明治30 年に高来神社に改称されたそうです。

ここの山神輿祭は、大磯町の無形民俗文化財になっているそうですが、維持継続が大変でしょう。
何しろ、お神輿を山頂(168m)の上宮(大堂)まで担ぎ上げ、下ろすのですから。

 

そこに『高麗と若光(じゃっこう)』というこの山の由来をわかりやすく示した標識がありましたので引用します。

「昔から日本と朝鮮の文化交流は深く、相模国をはじめ東国七州(すなわち関八州=関東地方)の高麗人を武蔵国に移して高麗郡(日高市)をおいたと「続日本記」には書かれています。
奈良時代のころ高句麗は唐・新羅に滅ぼされ、日本に難を逃れた人も多くその中に高句麗王族のひとり高麗若光もいました。若光は一族をつれて海を渡り大磯に上陸、日本に帰化してこの山のふもとの化粧坂辺りに住み、この地に高度な文化をもたらしました。(なぜかアンダーラインの部分が消されていました。)
高麗若光と高句麗の人たちが住んでいたことから、この地が高麗と呼ばれるようになりました。
環境省・神奈川県」

 

そして、千畳敷に達しました。大変広く、見晴らしのいい所です。
この頃には雨もすっかり上がっていました。ここで、湘南海岸を見ながら昼食をとりました。

 

ここで驚いたことには、ハイキングで登った山頂に、作業用のトラックがたくさん駐車していたことと、平塚市から大磯町に入って登ったのに頂上が平塚市になっていたことです。

あとで地図で確かめたら、大磯丘陵の南斜面だけが大磯町で、北側は平塚市なのですね。

 

そうして、がやがや大磯駅へ下って行きました。途中あちこちににスイセンが咲いていました。

 

駅についてタイミングよく電車が入り、二宮までの一駅を移動しました。

 

そこから、吾妻山ハイクです。

 

駅のすぐ北で、お墓参りの際、駅のホームからいつも眺めてはいましたが、登るのは初めてです。

標高136mあるだけに、登るのは結構大変でした。

先ず、300段の石段。作るのも大変だったでしょうが、登るのも大変です。
多分、幼稚園の子供たちもハイキングによく来るのでしょう。

ここにもスイセンがたくさんに咲いていました。

そして、頂上の展望台からの景色は絶景でした。
南側は江の島から真鶴半島まで、湘南の海が丸見えです。
北側は、我が家の墓地のあたりから富士見カントリーのゴルフ場まで、そして新幹線も走っていました。
実にいい景色で、写真に収めるのを忘れました。

展望台の真下には菜の花が咲きそろっていました。

そこだけ写真に収めていました。

 

右の写真の大きな木はエノキです。いい環境で育っています。

 

その後、藤沢で全員一杯やって、小田急で帰途につきました。

いい一日でした。幹事さんありがとう。ご苦労様でした。