かなり久しぶりに、講談社の "ブルーバックス" を読んでました。「コーヒーの科学」旦部幸博さん著と、「呼吸の極意」永田晟さん著、です。過去は、興味を感じて買うものの、たいがい途中で挫折してます。今回は、数学とか絡まないので最後まで読みましたが、化学のスケール部分は、なんとなくしか分かってないですが…。
カフェへの関わりから、理屈を知りたくての「コーヒーの科学」です。コーヒーノキや種子の話し、イエメンからのティピカとブルボンの系譜など、そもそもから興味深いです。近くの "ちひろ珈琲" さんで美味しかった「アマレロ」は、「果実が黄色いまま熟する異変種」とあります。
香りと苦味や、カフェインだけでない成分など、化学式は半分くらいしか理解できてないですが、コーヒーのイメージが広がります。焙煎と抽出も、その原理や変化はイメージ程度の理解ですが、とても面白いです。自分でできるのはハンドドリップのとこぐらいですが、起こってる変化を想像しながらコーヒーを煎れるのもイイです。
「呼吸の極意」の方は、私が緊張しやすく神経質なタイプで、呼吸がそれらに影響があるというのを知っているうえで、科学的な見方もしたい…ということからです。心理学や整体などとは違って、どうして呼吸が人のそういう部分に影響するのかを、化学?生物学?のスケールで、私のレベルでも少し知ることができます。
自律神経系に対する呼吸や、吸気より呼気などは、感じますが仕組みは難しいようです。一方、呼吸による酸素摂取や、体内でのエネルギー等への変換などは、化学スケールで解説されています。なるほどと思いますが、私では理解は半分くらいです…。気功やヨーガや歌唱における呼吸や、実践の「呼吸体操」もあり、やってみてます。
もう一つ、"ブルーバックス" のしおりがイイです。一つは、"√2" の小数点以下588桁まで、もう一つは、"オイラーの等式" だそうです。Wikipediaで「オイラーの公式」を眺めてみましたが、数式の理解は無理…です。
"ブルーバックス"_講談社
https://gendai.ismedia.jp/bluebacks
"ちひろ珈琲"
https://ameblo.jp/chihirocoffee0724/
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