くらしデザインスタジオ@楽(^^)

住まいや街など、様々な暮らしの提案やサポートをする中で、なんとなく気になったこと…!?イロイロです。

ハアートとクリップ

2020-02-01 | 地元地域の活動

少し前月曜日に、芝浦工業大学環境システム学科 3年生の応用演習授業の最終発表・講評会へ行ってました。11月末に 中間報告 があったとはいえ、かなり内容の濃い半期授業の成果を、10分間でプレゼンするのは学生さんにとって大変そうです。

"さいたま国際芸術祭2020" の旧大宮図書館で、"バリアフリー…" や "デコッパ!…" を一緒にやってきた「大宮駅東口氷川参道」チームの発表も聴いてました。「HE"ART"」「=人の思いやりで築かれるアート」を通じて「すべての人が心つながるまち」にしていく提案でした。

実際の芸術祭が取り上げられていたり、カタい都市建築の授業で人の気持ちの言葉が出てきたり、分かりやすさとリアリティを感じたりです。実際に、具体のアートなどの活動に一緒に参加していったことで、学生さんたちが感じたり考えたことを、そのまま表現していたように感じました。


建築では、人や空間を "つなげる"「CLIP」を、旧大宮図書館の南側1,2階部分につくり、隣接の市立博物館を建築的にクリップし、氷川参道を自然環境的にクリップする、という提案でした。既存の建物をできるだけ活用していて、けっこう現実的にもあり得そうですし、「CLIP」は様々な可能性を感じる空間です。


発表会には、旧大宮図書館での" バリアフリー…" に参加していた、車いす利用の方も聴講に来てました。発表後の休憩時間に、こういう空気感になっているのを見ると、学生さんたちに何かしらを残すことができたのかな…と思ったりです。

くらしデザインスタジオ@考(^^;)へ