少し前ですが、絵画展「いろんなきもち だいじょうぶ。ぷるすあるは絵画展&高次脳機能障害って?」で、展示用のお手伝いと共に、展示用のランバー板を用意してました。会場の壁パネルがピン刺し不可のため、小さいサイズの絵を複数枚、代わりにピンを刺して掲げられるように、絵と壁パネルの間に吊るす板です。
ピンが刺しやすい材の中で、枠を組むなどの作業が必要無い12mm厚のランバーコア材として、そのままで表面の見栄えの良いシナ材を選びます。サイズは、車での運搬や搬入を考慮して、3×6板を1/2にカットした約910×915mmを基本単位としてます。切断面も気にならないので、木口用テープも省略してます。
このランバー板の裏面に、壁パネルのワイヤーフックで吊るための吊り金具を、2コ付けてます。ワイヤーのフックが、見えないよう隠れる位置に面付けするので、それに対応できるスガツネのAP型ハンガープレートを使ってます。
また、ワイヤーフックで吊った時に、構造的に壁パネルには密着はせず、どうしても浮いてしまいます。その状態でピン刺し作業をすると、揺れ動いてバタンバタンしてしまうので、それをできるだけ抑えるため、30mmのゴム足を四隅に付けてます。白色のゴム戸当りを利用しています。
会場で壁パネルのワイヤーフックに吊った様子です。まだ、壁パネルからの浮きを調整する前ですが…。掲げたい絵の枚数などから、写真のように、ランバー板を横3枚×縦2枚をくっついた状態に吊ります。ここに作家さんの方が、自らピンを刺しながら絵をレイアウトしていくので、一番上でも手が届く高さ、全体的には低めにランバー板を吊ります。
実際に、絵を掲げた様子です。こんな感じに、壁の面全体でイメージを伝える展示になりました。
「いろんなきもち だいじょうぶ。ぷるすあるは絵画展&高次脳機能障害って?」_ぷるすあるは
https://kidsinfost.net/omiya/
"さいたま市高次脳機能障害者支援センターについて"_さいたま市
https://www.city.saitama.jp/002/003/008/sennta-.html
くらしデザインスタジオ@考(^^;)へ
https://kurade.net/