久野康成公認会計士事務所/株式会社東京コンサルティングファーム(TCF)の 【国際化支援ブログ】

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大企業は能力を重視し、中小企業は人柄を重視する

2007年07月11日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)

中小企業白書(2007年)に採用担当者が採用に当たって何を重視するのかというアンケートが載っていました。

第一位  意欲

第二位  能力

第三位  人柄   ・・・だそうです。


また、大企業ほど『能力』を重視し、中小企業は『人柄』を重視するとありました。
やはり、大企業は合理主義的なのでしょう。



さて、当社のケースでは、第一が意欲で、第二が人柄です。
能力に関しては、その人の能力に応じた仕事ができるようにしているので、あまり重視はしていません。

その結果、より多くの人に門戸を開放することができました。

能力は、自分の努力である程度は何とかなります。
入社のとき低くても、意欲が高ければ、カバーできるものです。
そして、経験とともに能力は上がっていきます。
入り口で、どんな能力を持っているかは、重要ではありません。


なので、当社は、未経験者にもチャンスを与えることができるのです。



しかし、チャンスを与えても自分でつかめない人は、当社には残れません。
それは、何度もチャンスを与えることはできないからです。


より多くの人にチャンスを与えるため、入り口の採用基準は甘くしていますが、昇進段階で振り落とされます。


コンサルティング会社には、【UP or  OUT】というカルチャーがあります。
これは、昇進できなければ、辞めざるをえないというものです。

その結果、組織の新陳代謝が保たれるのです。



なお当社の場合・・・
能力の高い人には、レベルの高い仕事を割り当てます。
能力の低い人には、そのレベルに応じた仕事を割り当てます。



決して行わないのは・・・
【能力の低い人に、レベルの高い仕事を割り当てることです。】
なぜしないかといえば、無茶だからです。

もう一つ、行っていないのが・・・
【能力の高い人に、レベルの低い仕事を割り当てることです。】
なぜ、しないかといえば、そこまで私は馬鹿ではないからです。