久野康成公認会計士事務所/株式会社東京コンサルティングファーム(TCF)の 【国際化支援ブログ】

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TOEIC受験しました

2010年11月30日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)

先日の日曜日に、6か月ぶりにTOEICを受験しました。

リスニングのパート3、4の、先読みがスムーズに出来るようになったのが大きな進歩と言えます。

これは、リスニング能力と言うより、リーディング能力が、リスニングの点数にもリンクするということですね。

純粋なリスニング能力だけが高まっても、リーディング能力も付いてこなければ、高得点が取れません。

逆に、リーディング能力が高まれば、相乗効果でリスニングも出来るようになります。

 

文法のパートに関しても、リーディング能力が高まったせいか、全文を読んでも大きく時間をロスすることなく済みました。

よく、スピードアップのためには、全文を読んではいけないと言われますが、問題の中には、全文の意味を理解しないと解けないものもあるので、

今回は、全て読みました。

 

リーディングは、特に対策を立てませんでしたが、最近は、経営書の原文を訳文と一緒に読むようにしています。

これが、意外に効果的だということが分かりました。

やはり、英文は、構文を考えながら精読するだけでなく、多読もしなければ、早く読めるようにはなりません。


またこれは、『英語を勉強する』のではなく、『英語で何かを勉強する』ことにつながります。

これによって、モチベーションを比較的高く保ち続けることが可能となりました。

 

最近は、

『ビジョナリーカンパニー3』を読み終わり、『スティーブ・ジョブズの驚異のプレゼンテーション』を読んでいます。

 

次回は、1月末にまた、TOEICの受験をします。

受験生のほとんどが大学生ですが、日本の英語熱は、今後もますます広がる気配がします。

 

 


インド赴任日記 Vol.6 ~自信と過信~

2010年11月29日 | マネジメントセラピー(井上ゆかり、他)

自信を持つこと ・ 過信してしまうこと 

 

 

『道を行ふ者ものは、天下挙て毀るも、足らざるとせず、

天下挙て誉ほむるも、足れりとせざるは、自から信ずるの厚きが故也。』

 

=正しい道を進むものは、国中の人から悪く言われることがあっても、決して不満を言わず

国中の人がこぞって誉めても、決して自分に満足しないのは、自分を深く信じているからである。

 

 

西郷隆盛の何州翁遺訓州の一節です。

これも幼いころに祖父に読まされたのですが、、、読み返すたびに、唸ってしまうコトバです。

 

 

自信がない…

自信を持つ…

自信が故に過信してしまう…

自信を持つことと過信することとは違う…

 

色々と『自信』と『過信』にまつわることは言われますが

本当の『自信』とは、こうゆうことを示すのかもしれません。

 

本当の意味で『自分の可能性』を『信じている』からこそ

成功をしていったとしても奢ることもなく、もっと上を目指せるハズだと

自分を信じて、突き進んでいくのかもしれません。

 

 

私も例に漏れずですが、自分の中にある『自負』というのが本当に厄介なものです。

 

自分はやっている…

自分自身の行動・努力に対して『自信』を持っているからこそ

意見を聞けなくなったり、素直になれなくなってしまったりしてしまいます。

 

でも、そんな『自信』は西郷さんの言うところの

『自分を深く信じている人』ではないのだと感じ、、、、耳が痛いです。

 

『自分のこと』 も 『部下の可能性』も、深く信じて

 

そして『顧客の可能性』を広げることが出来る…そんな人になりたいです。

 

そんな器かどうか…

そんな能力があるかどうか…

 

そんな可能性なんて、正直どうでも良いです。

 

ただ、それを信じて、前を見て、進んでいくことが出来れば

それを信じてついてきてくれる人がいる。

 

そして万一自分に能力や器が無かったとしても、付いてきてくれた人の中から、

器も能力も適した人物がきっといて、その人が先人の作った道の歩みを進めてくれるのだと思います。

 

重要なのは、自分自身が道を進むことが出来るかどうかではなく、

結果として、『道』=目的を果たすことが出来るかどうかなのだと思います。

 

それを目指して歩み続けられるとき、本当の『道』を行う者になれるのかもしれませんね。

 

『道』のりは、まだまだ長いようです。

 

 

                                                 井上ゆかり


インド 【アガスティアの葉】

2010年11月22日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)

インド チェンナイのアパートから、約1時間のところに【アガスティアの葉】があり、本日、訪問しました。

日本では、テレビでも特番が組まれるなど、知る人ぞ知る占いです。

朝8時半から9時までの間だけが、受付時間で、そこから丸一日時間がかかります。

(なんと8時半前から30名ほどの行列が出来ていました)

最初に親指の指紋と3つ取って、そのあと、病院の待合室のようなところで延々と待ちます。

 

水は飲んでも良いですが、食べることは禁止されており、かなりきついです。

午後になってやっと私の番が回ってきて、相手がいう質問に答えて行きました。

基本的には、年齢や名前当てクイズみたいな感じで質問が進み、自分のリーフと思われるものを見つかるところまで行って、あとは、そこからさらに、数時間待たされた後に解説をしてもらうことになります。

  

私は、待っている間にへとへとになり、結局、郵送しらうことにしました。

料金は、4名で行って、送料・CD代・タミル語からの翻訳料も入れて8千ルピー(約16,000円)でした。

インドの物価からするとかなり、高い占い料です。

 

ちなみに、東京にも支店があると言っていたので、わざわざインドまで行かなくても占ってもらえるようです。

 

さて、真偽のほどはというと・・・当たるも八卦・当たらぬも八卦といたところでしょうか?

個人的には、完全なコールド・リーディングで、質問を受けている間にぐったりしてきました。

 

授業料と考えれば、それ程、高くはなかったかもしれません。

自分で試してみたい人は、ぜひトライしてみてください。

(ちなみに細木数子によれば、私は、金星人マイナスで、来年は、絶好調だそうです。)

 

南インドに10か所ほど支店があるそうそうですが、私が行ったのは下記の所です。

No: 36, New State Bank Colony
West Tambaram,
Chennai 600 045
Phone No: 22266264
(Land mark: Near Philips Hospital)

 


インド ムンバイ 及び プネ事務所開設

2010年11月19日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)

 現在、インドに来ています。

今回は、グルガオンとチェンナイに訪問します。

2010年12月末までに、ムンバイ及びプネに事務所を作ります。

ムンバイ事務所は、現在提携関係にある会計事務所内に作ります。

プネは、場所を選定中です。

 

日本人の責任者は、現在、バンガロール事務所の所長の大沼さんに、3事務所所長を

兼務してもらいます。

 

 


インド赴任日記 Vol.5 ~目的~

2010年11月18日 | マネジメントセラピー(井上ゆかり、他)

I was born into this world what I can only do....

 


この言葉は、昔から大好きだったおじいちゃんから覚えさせられた(?)言葉…


その当時は、おじいちゃん英語なんて使ってかっこぃぃ

 

・・・なんて思っていましたが、この言葉は「相田みつを」さんの言葉を

引用したものだってことに最近になって気づきました。。。

 

本文はこちら↓↓↓↓↓↓

 

わたしは無駄にこの世に生まれてきたのではない

 

また人間として生まれてきたからには

 

無駄にこの世を過ごしたくはない

 

私がこの世に生まれてきたのは

 

私でなければできない仕事が

 

何か一つこの世にあるからなのだ

 

それが社会的に高いか低いか

 

そんなことは問題ではない

 

その仕事が何であるかを見つけ

 

そのために精一杯の魂を打ち込んでゆくところに

 

人間として生まれてきた意義と

 

生きていくよろこびがあるのだ

 

 

相田みつを

 

 

今、私はインドという国で、自分にしかできない…かどうかは別として

私がすべきことに打ちこむことが出来ていることは、本当に幸せですね

 

もちろん、、、幸せを感じることが出来る日ばかりではありません(笑)


自分のmanagementの能力の未熟さに対して悔しい思いをしたり

部屋で一人黙々仕事をしながら世を明かしたり…なんてしょっちゅうです。。。

 

それでも、自分の「目的」を持ち、そしてそれに取り組むことが出来ている「こと」

それが自分の生きている「意味」であり、そしてこの世に残したい「もの」なのだと思います。

 

そして、この言葉を改めて考える今…

「生きていることの意味」を見つけて、精一杯に取り組む「こと」を見つけられる

そんなサポートを、コンサルティングという仕事を通じて

一人でも多くの人に出来たら、それは本当に大きな「意味」なのだと思っています。

 

 

                                         井上 ゆかり


突然、海外赴任を命じられたら・・・

2010年11月14日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)

突然、海外赴任を命じられたら、あなたはどうしますか??

 

私は、よく、社員に突然、転勤や海外赴任を命じます。

 

この時の相手の反応で、成功するか否かが分かります。

 

基本的に「二つ返事」で承諾する人は、成功します。

しかし、一瞬のためらいが見受けられた人には、私はチャンスを与えないことにしています。

 

僅かのためらいもあれば、普段からチャンスに対する準備が出来ていなかったということです。

 

これでは、海外赴任という大役を任せる訳にはいきません。

 

突然言われて、戸惑う人は、普通の人です。

普通の人に大役を任せるわけにはいきません。

 




バングラディッシュ  ネパール への進出支援

2010年11月11日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)

 当社のインド事業部も現在、37名体制となりました。

 

インドにおける事業所もデリー(グルガオン)、バンガロール、チェンナイの3か所あります。

日本人の常駐スタッフは、5名で、インド進出をサポートするコンサルティング会社としては最大規模です。

さらに、来年1月からは、日本人公認会計士を常駐させ、6名体制となります。

 

その中で、ユニクロを運営するファーストリテイリングのバングラディッシュ進出の動きがあったように、インドだけではなく、インド周辺国へのサポート強化が必要になってきます。

我々、インド事業部は、バングラディッシュ及びネパールへの進出サポートも早急に整える必要があるため、インド事業部の中に、新たにバングラディッシュ・ネパール進出支援チームを編成しました。

 


インド赴任日記 Vol.4 ~organization~

2010年11月10日 | マネジメントセラピー(井上ゆかり、他)

組織を崩壊させるのは、自分自身

 


組織の崩壊は、出来ない人間がいるからではなく

出来る人間の行動によって招かれるもの…

 

何度も何度も繰り返し聞いてきた言葉、、、ですが

実際に国際事業という組織を任され、そして管理者として業務を行うなかで

実感を持って感じています。

 

私が経営者としての、また当社全体の組織としての理念であり

原理原則から外れ、軸にズレが生じたとき・・・

組織は崩壊の方向に向けて、進んでいくでしょう。

 

それは、誰のせいでもなく、自分自身の責任で。。。

 

だからこそ、他の誰よりも基本に忠実にいなければならないし

他の誰よりも危機に対して敏感でなくてはいけないのだと思います。

 

それが管理者のmissionであり、そして最大の課題だからです。

 

 

駐在員の現地での役割は、事実上、日本での経営者と同じです。

日本の親会社からみたら、海外の支社であったとしても

現地のstaffから見たら、それは1つの企業であり、そこが彼らの全てです。

そして、その組織を運営し、正しい方向に導くべく派遣されているのが

私たち『駐在員のmission』なのだと思います。

 

そしてまた、コンサルティングという仕事は、経営者の考えを具体化し

またそれをブラッシュアップOR変革させて形創っていくことです。

つまり海外事業では、大きな運命を背負ってきている駐在員=経営者をsupportし

そして成功に導くことが私たちの『企業のmission』なのだと思います。

 

ということは…

自社も他社も含め、やはり経営者として仕事を全うすべく

原理に忠実であり、そして軸を持ち仕事をする必要があるのだと思います。

それは、どこの誰よりも強いものである必要があります。

 

それは同時に、経営者としての『器』が試されることでもあり

今まで経営者の下で仕事をしていた、「社員」のままでは

 

非常に難しいことかもしれない…

非常に苦しいことかもしれない…

 

でも一度しかない人生、何もないより、何かあるほうが楽しいに決まってます

 

苦しい環境に身を置き

難しいと思えることに挑戦し続けることに

楽しさと喜びを感じる・・・

 

そんな自分でありたいと思います

  

また、それが達成されたとき・・・

真の経営者として『組織』を背負って立つ

『器』が形成されるのだと思います。

 

                            井上ゆかり

 

 


P・F ドラカー  365の金言

2010年11月09日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)

最近、新しい英語の先生と「The Daily Drucker」の読み合わせをしています。

私が、日本語版を英語に訳しながら読み、言い回しや、文法のチェックをしてもらっています。

その後、原書を読んで知らない単語とかを質問し、最後に、本文の感想についてディスカッションします。

 

実際、この勉強スタイルは、他の英語の先生とも一年以上続けていますが、かなり楽しいです。

既に3年私の家庭教師をしてくれているスティーブとは、「59seconds」,(邦訳)「その科学が成功を決める」

を使い、一年近く、この勉強法を続けています。

 

自分だけで英語の勉強をすると、どうしても、より良い表現方法を考えたり、文法のミスを発見することが難しくなります。この勉強方法は、外国人の先生と長く付き合う上で、非常に有効です。

 

さて、久しぶりにドラッカーの本を読み返してみると、新たに気付くことが色々ありました。

インドにいる井上さんともディスカッションしたのですが、自分流で経営を続けると、どうしても基軸がずれてくることがあります。

ドラッカーの本は、2年に1回くらい読み返してみると、また、新たな発見が出来る気がしました。

 

「企業の目的は、企業の中には存在しない」・・・存続や利益追求を目的とせず、社会への価値提供(顧客の創造)を中心に考えること。

「ポジションではなく責任中心に考える」・・・責任範囲は、ポジションにより決められるのではなく、本来は、自身の主観により決め、結果として、ポジションが付いてくる。

このような考え方は、原理原則にも係わらず、見失ってしまうことですね。

 

今後、アジアを中心に活動の範囲を広げようと思うと、私の目の届かない所に多くのスタッフを置くことになります。

一人ひとりの駐在員が経営者として仕事を全うするには、原理原則の習得が何よりも大切になります。

 

これを共有し、ズレが生じれば、修復していくことが私の基本的な仕事に割る訳ですが、経営哲学の共有は、人間の生き方の問題であり、非常に難しいことです。

しかし、これが生きる意味であり、経営の本質と思っているので、死ぬまでやり抜くしかありません。


私が、死ぬ時、どんな人材をこの世の中に残すことが出来たのかが、私の「生きた意味」です。

 


インド赴任日記 Vol.3 ~Responsibility~

2010年11月08日 | マネジメントセラピー(井上ゆかり、他)

Responsibility  ~責任~



『ポジションではなく、責任にこだわれ


これは、ドラッカーの書籍の中で書かれている言葉です。
※代表に教えてもらいました。。。



社会人として仕事をしている人であれば、誰もが

何らかしらの『責任』を負って仕事をしていると思います。


その『責任』は誰が決めているのでしょう??



会社の中でのposition??

組織における役割??

それとも、企業内のsection??



それはいずれもNoではないでしょうか。


『責任』の範囲は、自分が決定づけているとドラッカーは続けています。




つまり、責任の所在をどこにあると考え、自分の責任の範囲をどこに置くのか


それは自分が決め、自分がその中で動いているということしょう。




よくよく考えると、思い当たる節が…沢山あります。



何か問題が起こったとき、その問題の原因や責任を、『自己』に起因出来る人はどれだけいるでしょう。

知らず知らずに、その責任は役職者にあると考えてしまうことが多くあると思います。



私自身も例に漏れず()うっかり気を抜いていると、自分の責任の範囲を狭めていることに気が付きます。



今は、インドに赴任しているから…

国際事業に絡むことだったら…


そうやって、一生懸命、でも知らず知らずに自分自身に言いわけをして

組織の中に起きた問題について、関心ですら薄くなっていることがあります。。。



『ポジションではなく、責任にこだわれ



今自分がいるpositionでもなく、役割でもなく、sectionでも、なんでもなく…


自分がどこまで『自己の責任』の範囲を広げることが出来たとき


そこが、自分の器であり、自分のpositionになるのではないかと思います。



頼まれごとは、試されごととは言いますが…

頼まれる=責任を委譲されるとき、その人の『器』が試されている時だということですね。




仕事を依頼されているとき…

企業で起こったことは全てが『自分自身の責任』であり

そして、自分自身の責任だからこそ、解決出来る問題なのだと思います



海外への事業展開は、赴任している人間も、そして赴任者を出している本社側も

お互いに責任がどこにあるのか…

それを考えて行き詰ったり、疑心暗鬼になってしまうシチュエーションに、よく出会います。


でも、お互いが『自己の責任』としてとらえて、解決に向けて動き出したとき

その組織はとても強い組織になると思います。


またそうなった時に初めて、海外における『日系企業』としての

positionを確立出来るのかもしれませんね。




例えどこに居ても…

そして社外の人間であったとしても…

関わらせていただいく企業の責任を、全て負う『覚悟』を、改めて感じた休日でした





                                        井上ゆかり


インド赴任日記 Vol.2 ~Diwali~

2010年11月06日 | マネジメントセラピー(井上ゆかり、他)
Diwali



インドで最大のお祭り……Diwali!!

赴任後初めて、インドで迎えることとなりました。

Diwali前から、色々な準備が始まって、街はイルミネーションでキラキラ


我が家も、キャンドルをベランダに並べてDiwali気分…





キャンドルの炎って、なんだか神秘的で、平和を感じていると…




・・・・・・・始まりました







爆竹の戦争です。。。


Diwaliは、光のお祭りということで(?)爆竹を投げ合って遊ぶらしいのです。。。


日本では聞いたことが無いような爆音が、鳴り響き、


我が家のベランダにもロケット花火のようなものが飛び込んできます。




1つ2つが「パンパン」となっているのではなく、どこかしこも飛び交っている状態で

外は戦争状態です!!



窓を閉め切っていても、部屋の中は火薬の煙が充満していました。。。





衝撃的なお祭りで、外国人の女性の外出は危険ということで、お祭り自体には参加できませんでしたが、


インドという国と、そこに住む人達のpowerを改めて感じた1晩となりました






                                                  井上ゆかり