久野康成公認会計士事務所/株式会社東京コンサルティングファーム(TCF)の 【国際化支援ブログ】

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TOEIC受験しました

2011年01月30日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)

11月末に続き、この1月も、TOEIC受験しました。

私にとって、今は、英語力アップが最も重要課題です。

海外の顧客とのコミュニケーションは、通訳をつければ十分ですが、

社員とは、そういうわけにはいきません。

直接、コミュニケーションすることが、何よりも重要です。

さて、前回の試験を反省して、今回は、リスニングの強化をしました。

おそらく、前回よりは伸びたと思います。

 

問題は、リーディングのスピードです。

文章量が非常に多いので、今後、スピードアップのために、たくさんの原書を読みたいと

思います。

今、読もうと思っている本は、マイケル・サンデル教授のJusticeです。

すでに購入しました。

日本語版は、読み終えましたが、久しぶりにためになる本でした。

 


日本の、これから

2011年01月16日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)

2年前と4年前のVTRを久しぶりに見てみました。

当時、派遣とか格差とかの話題でしたが、日本は4年前はバブルだったということが、改めてわかりました。

バブルの中にいるときは、バブルだとは気が付かないもので、さらによくなっていくのではないかという気にさえなったものです。

 

あのころは、国際化の流れも十分感じることがなく、派遣を禁止すれば、日本が空洞化するといわれながら、それを疑っている人が非常に多かったことも改めて感じました。

実際、派遣が禁止され、海外流出の流れは一段と強くなっています。

ただし、これを避けることはできません。

ドラッカーがいうように、我々のできることは、「流れを変えることではなく、その先頭に立つこと」だけです。

 

さて、この土日は、正月に録画しておいたサンデル教授の哲学の授業を日本語訳の本「ハーバード白熱教室講義録」(早川書房)と照らし合わせながら見ました。まだ、3分の1くらいしか見終わっていませんが・・・

 

それにしても、サンデル教授の話し方は、素晴らしいです。

英語のスピーチの練習として、最適な教材であり、内容だと思います。

 

今後、何度も繰り返し見て、政治哲学と英語スピーチの特訓をしていきます。

 

今年も頑張るしかないですね!!

起業して今年で13年目です。つぶれず、よくここまで来れました。

今年は、アジアの年にします。

インドと日本だけでなく、アジア全域でサービス提供できる会計事務所として、日本の、これからを考えていきます。


徳を積むこと

2011年01月06日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)

1月4日、新年のあいさつで、「義務」についての話をしました。

善良なる市民としての義務、TCGのメンバーとしての義務とは何かを話しました。

 

我々の先輩たちは、権利に目覚め、全共闘運動等を展開した世代です。

その世代が今、高齢化社会を担っています。

 

自由(liberty)とは何か、自立(autonomy)とは何かを議論しました。

自律とは、負荷(義務)を負った自由であり、なんでも自分勝手にしてよいものではありません。

 

法を犯さなければ、何をやってもよい自由が我々にはあるのか?

他人に迷惑をかけなければ、何をやっても自由なのか?

 

義務の話は、当社の社員には、どうやら肯定的には受け止められなかったようです。

(当然といえば当然でしょうが・・・)

 

義務=責務は、【志】に通じる概念です。

 

理性に従い、責務を果たすこと。

自分のためだけではなく、自律的に他人のために生きること。

 

義務を果たすことは、徳を積むプロセスです。

 

義務を果たせと言えば、ネガティブに感じる人も、「徳を積もう」といえば、少しはポジティブに感じられるでしょうか。


返済する必要がない1千万円が借りれられるとすると・・・ 

2011年01月06日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)

あなたは今、非常にお金に困っていて、返済する必要のない1千万円が借りえるとするとどうしますか?

この1千万円は、あなた以外の誰か知らない人に強制的に課せられ、その人が払うことになります。

もしかすると、その人は、返済できずに破産するかもしれません。

 

自由主義、功利主義の観点からすれば、自分が返済する必要がないものを借りることは、まったく問題がないでしょう。

自分以外の誰かに返済義務が転嫁されたされたとしても、問題ないのでしょう。

アリストテレスが奴隷制度を容認したのも、奴隷が日常生活の中で必要だったからです。

 

お金に困り、必要な資金を借りいれ、その返済は、次世代に押し付ける。

まさに、現在の米国や日本が行っていることです。

 

ここにかけていることは、道徳的な価値観です。

自分が借金を負いながら、返済義務を他人に転嫁することが許されるべきでしょうか。

許さないためには、政府は、必ず、プライマリーバランスを均衡させる政策をする必要があります。

 

人口減の中で、国民がデフレを不況と錯覚し、政府に財政投資をさせ続けることが、国を破綻に導くのです。

 

人間は、過ちを犯す動物です。しかし、政府の過ちは致命的なものとなります。

このリスクヘッジをするためには、プライマリーバランスの均衡しかありません。

 

これを行うためには、非常に多くの予算を削減(現在の半分以下)と消費税のアップが必要になりますが、国が破たんするよりもましでしょう。

民主党は、愚衆政治の典型です。

自分の利益より、子供たちの利益を考える必要があります

 

 


タイのサムイ島にいます

2011年01月06日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)

子供に合わせて少し遅い冬休みとなりました。

海は、きれいですが、少し台風の影響で荒れています。

雨季なので、雨も少々、というか・・・昨日は、雷もなっていました。

 

景色は非常にきれいです。

正月の一日、二日は、NHKのハーバード大学の政治哲学の授業を見ていました。

全部で12時間でしたが、非常に考えされられました。

「これからの正義の話をしよう」(マイケル・サンデル)の本も買って、飛行機の中で読んできました。

非常にインスパイアーされました。

 

私は、「自律」は、負荷のある自由であり、善良なる市民としても義務とは何かを考えされられました。

自由主義経済だけでは、調整は図れない局面に来ています。

 

なぜか・・・(つづく)