久野康成公認会計士事務所/株式会社東京コンサルティングファーム(TCF)の 【国際化支援ブログ】

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本日はIMAの研修会に参加しました

2005年07月30日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)
本日は、東さん、稲葉さんとIMA研修会に参加しました。
この研修会は、意識改革セミナーの代理店のためのものだったのですが、大きな気づきをしました。

 内容としては、本質的なことを深く考えることによって価値転換を起こそうというものです。

 私自身、色々と深く考えてレジュメにまとめたのですが、それをみなさんにもっと考えさせる機会を十分に与えていなかったことを深く反省しました。

 テーマとしては、成功の本質・幸福の本質・感謝の本質・怒りや悩み・嫉妬の本質・心の平静等をテーマとしてみなさんともっとディスカッションしていきたいと思います。

 私は、自分の考えを押し付けていただけで、みなさんに深く考えさせるきっかけが、まだ、不十分であったと思っています。

 朝の3分間スピーチでも、本質的なテーマについてみなさんとディスカッションしていきたいと思います。



 PS:あと、本日は、五十嵐製箱さんのところの特設会場で隅田川花火大会に参加します。

女性は水 男性は火

2005年07月29日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)
先日、JCの友人が事務所に訪ねてきた時に、女性と男性の違いを火と水で表して説明してくれました。私自身はかなり感動しました。
 
 まず、女性と男性は、姿形が似ているだけで、根本的に異質な存在であると考えなければなりません。我々は、ついつい、似ているので同じものと思ってしまい、いつまで経っても相手が自分を理解してくれないといい続けます。

 日経ビジネスの遥ようこさんのエッセイのように永久に埋まらない溝。だから、男はだめなんだ!といた意味のない議論が繰り返されます。

 お互い、相手に自分を分かってもらおうとするのではなく、性質の相違を構造的に認識することが重要と思います。

 さて、本題ですが、
 男性が火というのは、上に登ろうという性質を持っています。
 女性が水というのは、下に下がろうという性質です。

 男性が水を上に引き上げようとしても、水は苦しくなります。

 火は、水の下に回って、下から火をくべることが重要です。

 そのとき水は色々な形に変化することができます。火も自分自身の力を思う存分発揮することができます。

 男性は、女性を下支えして、女性が自由に成長することを促すことが重要です。ともすれば、一人で上に登って上から水を見下ろすことだけをしてしまいます。

 
 私はこの話を聞いて開眼しました。男女は結婚するときは、同じ位置にいてもその後の成長のスピードは、異なります。異なる状況の中でお互いがうまくいくためには、尊敬しあえる関係になければなりません。しかし、成長の違いがその関係を阻むのです。

 男性はついつい女性から下支えしてもらうことを望み、その支えが少ないことに不満を持つことがあります。


 しかし、本当は男性が女性を下支えし、自由な成長を促す必要があったのです。

 私は、今までこれに気づいていませんでした。ある意味、私の人生観が大きく変わる一言でした。感謝 感謝

  【女性は水 男性は火】

プロフェッショナルとは何か?

2005年07月29日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)
プロとは、自分の生涯をかける何かを持っている人でなければいけません。
昨日、行われたミーティングでは、みなさんがそれぞれの人生の目標を語っていましたが、ほとんどが、今の自分からの『積み上げ方式』人生プランになっていました。
 
 プロとしての人生設計は、自分の生涯を何にささげるのか、死ぬまで、また死んだ後のプランがなくてはならないのです。

 先日、ワタミの渡邉社長が書評のなかで、
 人生とは、天空に大きな円を描くこと。しかし、その円は、自分の生涯で完成するものではない。作れるのは弧だけである。
 
 しかし、どれだけの大きさの弧を完成するかによって、後に続く人が完成させる円の大きさが決まる。であれば、生きている間に、より大きな弧を作り上げるべきである。

 この話を本で読んで、渡邉社長は、心が軽くなったとおっしゃっておりました。

 我々は、プロとして円を描いているのか、天命を知り、使命感を持った生き方ができているのか。使命感がなければ情熱も続きません。

 プロとは、知識や経験ではなく、心の問題なのです。

誰に何をどのように提供するのか?

2005年07月28日 | ビジネスの感性

誰に(顧客とは誰か?)、何を(提供すべきサービスは何か?)どのように(具体的に価値伝達する手段・戦術)売るのか?

これが決めるのが具体的な営業戦略になります。

我々は、現在、年商5億円以下の企業に対して、簡単に導入できるコンサルティングを販売しようとしています。しかし、実際に反応する顧客は、年商10億前後の企業になっております。

 年商10億以上の企業は、そもそもの我々の顧客層で、我々が行いたかったのは、もう少し規模の小さい顧客へのコンサル・サービスです。

 しかし、そのような客層に対するコンサル導入の難しさを感じています。
私は、会計士・税理士は、顧客にとってもっとも身近なコンサルタントでなくてはならない、と思っております。企業規模の小さい顧客に、そのようなニーズが本当にあるのか?それとも、意識の高い企業(結果として年商10億に到達してしまっている。)のみにサービスを提供すればよいのか?

 私が独立したときは、年商10億円以上の顧客のみにサービスを行いました。現在は、スタッフが130名を超え、多くのスタッフが行えるサービスに転換する必要があります。より多くのサービスを行うためには、より多くの顧客、つまり規模の小さい顧客にもサービスを行う仕組みを作る必要があります。

 果たして、価格ではなくそのようなサービスを提供することができるのか?コンサルニーズは必ずあるはずなので、これを信じて市場働きかけを行う必要があると思っています。

 ただし、結果を出すためには、もう一度顧客規模を引き上げて、上澄みを取るスキーミング戦略を実践したいと思っております。

 

2007年を直前期として、株式公開準備に入ります【株式会社 人財開発】

2005年07月27日 | 楽しいお知らせ
 本日は、私の40回目の誕生日です。いよいよ今日から人生本番を迎えることとなりました。

 人生の本場を迎えるにあたり、今後の10年の生き方を改めて考えました。

 私の経営者としての定年は60歳です。それまでに、できるだけ多くの経営者としてできる社会貢献をする必要があります。

 その基盤作りの一環として、現在行っている派遣事業を有限会社人材開発(今月、1000万に増資を完了しました。株式会社に組織転換する予定です)に全面的に移行し、人材開発を、2008年度に株式公開します。さらに、今後、10年の間に1部上場企業になるように努力していきます。

 株式公開することによって、IPOコンサルをさらに磨きをかけ、ここから発展させてIRコンサルもできる会社にしようと思います。

 事業の柱は、①人材紹介、②人材派遣、③経理アウトソーシング、④人材開発コンサルティング・IPOコンサルティングです。

 会計事務所の仕事ともシナジーが得られるようになると期待しております。

木下籐吉郎になる戦略

2005年07月26日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)
さて、派遣で活躍中のスタッフの皆様へ。我々は、木下籐吉郎にならなくてはいけません。というのは、どんなに良いと思う仕事をこなしていても、それは社長までは届きません。課長や部長に評価されても社長まで、事務所の理念が伝わらないのです。

 木下籐吉郎の様に、懐で草履を温める仕事をしなくてはならないのです。
では、草履とは何か?それを暖める方法とは何かです。

 私は、社長の目に留まるためには、誰よりも早く会社に出社し、準備をする人になる必要があると思っています。遅くまでいるのは、顧客に残業代を発生させてしまいます。しかし、誰よりも早く(8時に出社すればOKと思いますが。。)出社すると、早い人のインフォーマルなコミュニティーがそこに存在していることに気づくはずです。

 一般的に早い人は、人事部長や社長などです。そのコミュニティーに参加できるようになれば、必ず、今の仕事を超えた新しい人脈が顧客の中で築かれるのです。

 とにかく早起きは誰でもできることなので、みなさん実践してください。

渋谷で働く社長の告白

2005年07月25日 | 最新ビジネス書評

渋谷で働く社長の告白は、ご存知、サイバーエージェントの藤田社長の本です。
私が、なぜこの本を買ったかというと、先週の土曜日に名古屋でJCの大きな会議があり、そこで事業計画発表会コンテストのようなものがありました。その審査員の一人に藤田社長がこられていました。
 そのほかベンチャーキャピタルの審査員を交え、投資したい案件か否かを競うものです。おかげさまで、私の事業計画は藤田社長が投資したい案件に選んでくれました。
 
 話は変わりますが、藤田社長は、前日に女優の奥菜恵さんと離婚したばかり。失意の中とは思いますが、仕事をキャンセルすることもなく、我々に付き合ってくれました。ありがとうございます。

 そのようなご縁もあって、一気に帰りの新幹線の中で読んでみました。
 内容としては、公開にいたるまでのプロセスとその後のどん底をさまようノンフィクションです。株式公開とは、甘いものではないですね。高い志がない限り、絶対にしない方がよいです。人に何を言われようとも自分の信念を貫き通せる人は、チャレンジしてください。
 私は、個人的にオススメです。特に最初のベンチャー企業の営業精神は、見習うべき物が沢山ありました。藤田さんは、根本は、超優秀な営業マンなのです。

 


『社員満足なくして顧客満足なし』VS『顧客満足なくして社員満足なし』

2005年07月20日 | ビジネスの感性
一般には、『社員満足なくして顧客満足なし』といいます。

 しかし、私は、『顧客満足なくして社員満足なし』と考えています。

 この違いは何か?

 『社員満足なくして顧客満足なし』は、顧客満足以上に社員満足を重要視しているように思えます。なぜ、このような発想に多くの企業は陥るのでしょうか?

 答えは簡単なことです。

 経営者が、いくら顧客主義を訴えても社員がその方法論に納得していない限り、顧客主義を実践しないためです。顧客主義が実践されるためには、まずは、社員が納得し、満足していることが絶対条件になるからです。

 『顧客がいくら満足していても、従業員がつらい思いをいている。』と社員が言ったときに、経営者は、何もいえなくなってしまいます。

 だからこそ、顧客満足をさせるためには、社員の満足が必須条件なのです。

 しかし、このようなことをいう社員がいる会社に問題はないのでしょうか?
 
 結局、このようなことをいう社員がいる企業は、顧客主義である経営理念が浸透していない企業といえます。本来、顧客主義である経営理念が浸透していれば、顧客の満足こそ、自分の喜びであり、結果として、自分自身が満足するのは明らかです。

 これを、経営理念を徹底していない段階で、経営者が顧客主義のみを主張すると、社内は反発者で一杯になります。

 従って、経営理念の浸透がしていない企業は、『社員満足なくして顧客満足なし』となります。つまり、もぐら叩き経営です。次から次に問題が発生し、経営者は、対処療法をし続けなければなりません。

 これに対して、経営理念の浸透している会社では、既に従業員が顧客の満足を自分自身の喜びに変えることができています。その結果、『顧客満足なくして、社員満足なし』となれるのです。

 つまり、顧客満足こそが原因で、社員満足は、その結果に過ぎないのです。
 このように、ベクトルが一致している状態では、経営者は、社員を向いて働く必要はありません。顧客や社会のみに集中し、彼らの満足度を上げていくことのみに集中できるのです。

 この状態になったときに、経営者は、社員満足ですら考える必要がなくなるのです。

経営者が社員のために働いた時、従業員は誰のために働くのか?

2005年07月20日 | ビジネスの感性
 この3連休の間に考え直したことがある。

 経営者は一体誰のために仕事をしているのか?
 
 最初は基本的に自分のために働く人が多い。

 次に、成功するためには「顧客のため」と非常に強く考えるようになる。

 そして、会社が大きくなるに従って、求心力が必要となって、多くの経営者は「社員のため」にと考え出す。つまり、自分自身のリーダーシップの問題が非常に重要なテーマになるためだ。

  京セラの稲盛会長は「社員のために働くことが、結果として顧客や社会への貢献につながる」
と言う。つまり、これが経営者の思いであり、経営理念といえるのであろう。

 私は、従業員のために働くと言う経営者を非常に多く見てきたが、私は今までそれに対して否定的な考え方を持っていた。

 しかし、この一年で当社も100名以上の社員を採用し、私自身がいつの間にか顧客よりも従業員を志向していることを感じた。このため、社員が多くなるに従って、従業員のために働いている気持ちに変わってきていたのである。

  経営者の理念には「自己主義→顧客主義→従業員主義」と変わっていくパターンと、
 最後にまた、顧客主義に戻るもう一つのパターンの二つがあると思う。

 ほとんどの経営者は、前者のパターンで終わり、従業員志向で終わってしまっている。
 最大の問題は、経営者自身が、自分自身のリーダーシップを問題にするためだ。リーダーシップのない経営者は、延々と従業員志向で終わってしまうのだ。

 もし、経営者が従 業員のために働くとすれば、従業員はいったい誰のために働くのか?

  結局、従業員は自分のためだけに働くようになる。そうすることで従業員主義を唱える経営者とベクトルが一致するのだ。

 これは本来の経営からすると非常におかしい現象といえる。
 
 経営者は従業員のために働いてはいけないのである。

 経営者が最終的に顧客主義を貫けば、従業員も顧客主義に戻ることができる。

 経営者が従業員主義を打ち出せば、確かにその理念は従業員にとって、とても受け入れやすいものだ。

 「従業員のため」と言う経営者がたくさんいるにも関わらず、それを否定できる従業員がいない。受け入れやすい言葉には、非常に大きな落とし穴があるのだ。

億万長者に弟子入りして成功する方法

2005年07月19日 | 最新ビジネス書評

億万長者に弟子入りして成功する方法は、本田健氏の訳本です。
タイトルは非常に胡散臭いですが、中身は考えさせられる部分が多かったです。

特に、メンター(人生の師)を持つ必要性は、改めて考えさせられました。私は、自分のスタッフに対してメンターになる努力をしていますが、実際の自分の師は、本の中から得ているのが現状です。

すばらしい師に出会える人は、その人が師に与えられるすばらしいもの持っている人です。

私が、好きな経営者は、ワタミの渡邉社長とグッドウイルの折口会長です。あと、影響を受けた人は、中村天風氏です。中村氏は、故人ですが非常に生き方について学ぶ部分が多いです。
正しい生き方を目指す必要性を改めて考えさせられました。


7月22日に事務所移転します

2005年07月17日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)

7月22日に事務所移転します。

 現在の事務所は38坪ですが、今度の事務所は100坪になります。

 事務所での収容人員数のMAXは、80名で、今後、アウトソーシング部門を強化することに対応できます。 8月の税理士・会計士試験終了後から、月間20名の純増員(採用人員数は、月間25~30名)を図り、年末までの5ヶ月間で100名増を行います。

TACと大原に募集記事をカラー2ページで載せました。

 他の会計事務所は、主にブルーを基調とし、センスのあるものですが、久野ジムは、ショッキング・ピンクを基調とし大変目立つものとしました。 ブルーを基調としたセンスの良い広告は、単独で見ればすばらしいものです。

  しかし、広告は競合他社との間の相対的なもので、他社の動きを考慮した上で考えなくてはなりません。(色は、決して風水で決めたものでもありません。) 神田先生の『あなたの会社が90日で儲かる』は、ショッキング・ピンクを使っています。

 その理由は、モチロン、他の本と比較してどれだけ目立つかです。

  戦略の効果を相対的なのもであることは、誰でも知っていることですが、簡単な広告ですら実践できないのが人間なのです。


3連休の過ごし方

2005年07月16日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)
久しぶりの3連休ですね。

長い休みの日は、自分自身と向き合える時間が沢山持てます。

このような時は、新しいアイデアが沢山浮かぶ時ですね。


10日間、九州に出張したおかげでパワーが有り余ってしまいました。
今後、派遣部門・税務部門のほかに、アウトソーシング部門改めて独立部門として新設し、
アウトソーシング部門を40名体制に育てられるようにがんばっていきます。

アウトソーシングとは、簡単にいうと、【記帳代行】のことです。
我々は、この市場に関しては、成熟期を迎えていることもあり、積極的に展開してきませんでしたが、今までの記帳代行業とは異なる高品質でなおかつ、改善業務をセットとしたようなサービスを展開したいと思っております。




再び

2005年07月15日 | 久野ジム日記
Web担当、菊地美亜が書かせていただきます。

3分間スピーチが始まりました。
これは、うちの事務所の研修の一環で、各自持ち時間3分で自分のこと、
いろいろなことを話す・・・という研修です。

いま、4人目の人が話しています。
ちなみに菊地はシニアスタッフ、工藤さんに「愛の説教部屋」的なアドバイスを
いただきました。

・・・自分をうまく出すのは、本当に難しいことなんだと感じます・・・