久野康成公認会計士事務所/株式会社東京コンサルティングファーム(TCF)の 【国際化支援ブログ】

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アマゾン・ジャパンが日本で税金を納めていない?

2011年12月26日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)

少し前の日経ビジネスで、アマゾンが特集されていましたが、そこでは日本に会社がないことを理由に、まったく法人税・住民税を日本に納めていないことが書かれていました。

(サービスの輸出と考えて、日本で源泉徴収をしているかは、雑誌には書いてはありませんでした。)

 

サーバーを海外に置き、倉庫を外注先のものをレンタルで使えば、日本に支店や子会社を作らずに営業することも可能です。

サーバーを置いている場所や、会社の登記してある場所がのみで、課税の判断をするのであれば、タックスヘイブンを利用すれば、課税逃れができることになります。

今後、クロスボーダーでの通販が海外に広がる中で今後、この問題は大きな税務上のテーマになると思います。



 


今週は、ベトナム・ハノイとホーチミンに滞在します

2011年12月04日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)

今週からベトナムです。

1月は、ブラジルとトルコに行きます。

来年は、かなり海外出張が増えそうです。

 

最近、社員とコミュニケーションする重要性がわかってきました。

特に入ったばかりの社員との対話は重要です。

最初の段階で、かなりの方向性が決まってしまう気がします。

自分の方向性に迷えば、話しやすい人に人は相談しがちですが、
話しやすい人の意見が正しいのは、話しづらい人より低い気がします。


往々にして、話しやすい人とは、自分との価値観が近い人なので、相談しても

大きな解決にはつながりません。


私は、昨年、キャリア・デベロップメント・チームを編成し、私の代わりに、社員の話を聞いてもらおうと思いましたが、
はっきり言って、大失敗でした。

私自身がすべきだったのです。


会社経営は、早く部下に任せたいですが、根幹ができていなければ、私が、降りてコミュニケーションしなければ

なりません。

ここ2週間、お昼と夕方の食事は、社員約6名と共に過ごしています。

 

とりあえず、来年1年間は、これを続けてみたいです。

私自身、対話の中でいろりろな気づきがありました。

 

その一番は、「私がすべきだった」ということです。

私は、社員に任せすぎていました。

事業承継ばかり考えて、権限移譲ばかりを行っていましたが、まだ、無理でした。


私が死んだ後、この会社がつぶれれば、私の責任ですが、私が生きている間につぶれても私の責任です。

今は、死んだ後のことより、生きている間のことを考えるべき時でした。

 

私も現在46歳になったとはいえ、経営者としては、これからの15年に自分自身が責任を持って、前に出ます。

 

これからの5年間は、国際会計事務所としての充実期です。

組織固めに全力で力を注ぎます