久野康成公認会計士事務所/株式会社東京コンサルティングファーム(TCF)の 【国際化支援ブログ】

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昨日の夜、ミャンマーからインドにはいりました。

2011年07月24日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)

ミャンマーでは、驚きの連続でした。

まず、ATMがなくお金が引き出せない。

銀行で両替ができない。

さらに、クレジット・カードが使えるところがない・・・

私が泊まったホテルですら、カードが使えません。

現地通貨のチャトだけでなく、USドルは、使用可能でしたが、驚くことに、古いUSドル札は、どこへいっても受け取り拒否されました。


カンボジアのATMは、USドルだけが扱われていて(現地は、現地通貨とUSドルの両方が流通してます)
いくらか引き出していたので何とか支払いはできましたが・・・外食するお金がなく、通りに売っていたパンを食べて飢えをしのぎました。本当に、ギリギリでした。



ミャンマーに旅行に行く人は、新札のUSドル札を十分に持っていくことが必須のようです。

 

なお、ミャンマーでは、Big4が、2000年以降すべて撤退し、以前提携していたローカル事務所のみが残っています。

当社は、ミャンマーのローカル最大の事務所(元アーサーアンダーセン)と元PWCと提携関係にあった弁護士・会計士事務所と提携しました。

ミャンマーで会社設立するには、各省庁でNOCを取り付ける必要があり、政府機関とのコネクッションは必須です。ここが、非常に苦労するところですが、政府とのパイプの強い会計事務所・弁護士事務所との提携に成功したので、なんとかできることを期待してます。


なお、日系企業は、ここ10年、ほとんど新規進出はありません。

しかし、インド・中国・シンガポールからは、多くの企業が参入しており、まちがいなく、どこかのポイントでブレークする国ではあると思います。

カンボジアは、予想以上に発展していたので、カンボジアが、現在のベトナムのように成熟するのは時間の問題です。その時には、ミャンマーが急激に発展する時期になると思います。

 

決して遠い先ではないです。

 

あと、旧インド統治下(イギリス統治)にあったため、ほとんどの人は、流ちょうな英語を話します。

これは、他のメコン周辺の国にない特徴です。インド人と中国人は、大量にいました。


当社は、まず、提携先の弁護士事務所・会計事務所にジャパンデスクを置きます。

担当者、バンコク駐在員の小林が兼務します。

ミャンマーの投資・会計・税務・労務の本も年内には、完成します。
ミャンマーに関する初めての投資ガイドブックになります。


情報を集めるのに非常に苦労しましたが、法体系は、インドの影響を受け、基本的には、イギリス法がベースになっています。

 

新政府のもと、ゆっくりですが、改革が進んでいくと思います。

 

ちなみに、ヤンゴンには、オートバイは、走ってません。

旧政府が、車の通行の邪魔になるとのことで、禁止しました。

 

経済制裁で物資が少ないせいか、物価は高く感じました。タクシー代のメコン5か国の中で最も高く感じます。

車のほとんどは、20年前の日本車です。関税が高いので、中古車の値段も非常に高いです。これは、スリランカなどでも同じです。




ただいま、カンボジアにいます!

2011年07月21日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)

一昨日からカンボジアに来ています。

予想以上にカンボジアは発展しています。

これを見ると、発展していないアジアの国は、ほとんどないのではないかとも思ってしまいます。

日系企業は、60社ほど、カンボジアに進出しています。

昨年から2倍に増加しています。

 

(韓国企業は、登記ベースで4千社すでにあります。完全に日本は出遅れています)

 

当社も5月にカンボジアに子会社を設立し、カンボジアの最も有力な会計事務所と提携をしました。


カンボジアでは、税府とのつながりが非常に重要です。新興国には、よくあることですが・・・

 

7月から社宅を借りたので、出張ベースで、ホーチミンからフォローし、9月からは駐在員を

常駐させます。

 

現在、カンボジアの投資・会計・税務・労務の本を執筆しています。

年内に発刊予定です。

 

今日から、ミャンマーに入国します。