月曜日にジェトロ三重で、インドビジネスの講演会を開催します。
本日、発表されたインド2010年予算案、税法改正点についても簡単に触れます。
おそらく、この講演会が、インドの最新予算案に関する最初の講演会になると思います。
結局、期待されていた間接税の統一であるGST(Goods and Service Tax)は、少なくとも半年間の見送りとなりました。
細かい税率の調整が、州の間で調整がつかなかったためです。
月曜日にジェトロ三重で、インドビジネスの講演会を開催します。
本日、発表されたインド2010年予算案、税法改正点についても簡単に触れます。
おそらく、この講演会が、インドの最新予算案に関する最初の講演会になると思います。
結局、期待されていた間接税の統一であるGST(Goods and Service Tax)は、少なくとも半年間の見送りとなりました。
細かい税率の調整が、州の間で調整がつかなかったためです。
先日、長く働ける職場に就職したいと言う人に出会いました。
そもそも、「長く働ける職場」っていったいどんなところなんでしょうか。
このような価値観の持ち主は、公務員になるのが最も良いかもしれませんが、・・・このような公務員から、私はサービスを受けたくありません。
同じ職場で、長く働けるか否かは、そもそもその人の実力次第なわけだから、長く働けることとは、結果に過ぎません。
ただ、会社によっては、寿退社が当然と思われているようなところもあるので、そのようなところは避けた方が良いのかもしれませんが・・・
会社は、良い人材を手放したいとは思いません。
会社が手放すとすれば、良い人材ではなかったからなのでしょう。
会社が絶対に手放したくない人材を目指せば、自ずから、同じ職場で長く働くことができるようになると思います。
私の目標は、日本一、暇で仕事がない会計士だったのです。
よく、社長や弁護士の先生で、忙しさ自慢をされる方がいますが・・
これは、人に仕事を任せられないということ。
全て任せてしまえば、本当に暇になります。
私は、会計士として独立し、仕事柄、人に仕事を任せられない、自分が行わなければどうにもならないものでしたが、ある時、会計士から経営者に転換する決心をしました。
基本的には、自分で仕事をすることを辞めて、全てスタッフができる仕事に変えたのです。
これを徹底的に追求したら、日本一暇な、現役会計士になった気がします。
では、暇になった私は、何をするかというと・・・
毎日、何をするか、何をすべきかを考えています。
会社にとって何が必要なのかを考えているのです。
妻に言わせると、【あなたは、人に全部任せて、何もしない】と言われ続けてきましたが・・・
人間は、体を動かしながら、頭を使うことは難しいものです。
頭を働かせるためには、体を使わないことも重要です。
船の船長が機関士を兼ねていては、大変です。
船長は、一見、何もしていないように見えますが、常に何かを考えているはずです。
経営者も同じで、忙しがっている経営者とは、本来、船長のはずが、なぜか機関士の仕事をしてしまっているということです。
船長は、船長の仕事をする。
経営者は、経営者の仕事をする。
本当にこれが実現できると、本当に暇な(暇そうに見える)人になると思います。
この世に生きる意味…
週末に当社の代表が「社員への手紙」として送った言葉を
ずっと考えながら過ごしました、、、井上です。
改めて「この世に生まれた意味」を考えました。
私の生きる意味…それは、母性の経営でも書いた通り
「人がイキイキと働き、最大の価値を生み出すお手伝いをすること」。
私は組織の中でシニアとなり、3年が過ぎようとしています。
自分の抱える業務が多くなっていくのにつれて
私が向き合う対象は、顧客やその社員となり
いつの間にか、自社の社員一人ひとりと向き合うことも
少なくなっていたように思います。
自分が生きている意味…
この会社に存在している意味…
死ぬほどの努力をし、価値を与え、そして役割を果たし
「生きる意味」を達成するために、行動をしていきたい!!!
そう、改めて考えた週末でした。
井上ゆかり
社員の云う通りに、経営者が経営を行えば、会社は必ず倒産します。
経営は、それほど甘くありません。
これと同じように、
国民が云う通りに、政治家が政治を行えば、国は必ず破綻します。
政治は、それほど甘くありません。
それゆえ、直接政治ではなく、間接政治がおこなわれるのです。
政治家は、国民を代表しながらも、大衆の意見に従うべきではないのです。
経営では、経営者は、社員ではなく株主から選任されます。
しかし、政治家は、大衆から選任されます。
それゆえ、政治家は、リーダーとして、教育者として大衆を導かなくてはいけません。
人間は、全ての人から好かれようとすれば、全ての人から嫌われるようになります。
大衆に迎合することなく、強いリーダーシップを発揮しなくてはいけません。
経営者は、社員の云うことに耳を傾けながらも、その意見に従ってはいけません。
政治家も、国民の云うことに耳を傾けながらも、その意見に従ってはいけないのです。
小泉純一郎氏が総理大臣であった頃、自分の在任中に消費税の増税は行わないとおっしゃっていました。
しかし、これは、総理大臣でなくなったときに増税するという意味ではなかったようです。
これと全く同じようなことを鳩山氏もおっしゃっています。
さて、消費税アップは、総理大臣にとっては、ババ抜きの「ババ」なのか?
こんな発想は、本当に腰ぬけとしか言いようがありません。
英雄になれる「切り札」だとは思えないのでしょうか?
誰もが避けてきたことを一体、だれが行うのか?
これを実行できる人こそ、日本が今、求めている真のリーダーだと思います。
政治家は、政党の議席を守るためではなく、国民のために行動してほしいものです。国力回復のためには、真のリーダーが必要です。
日本の財政を根本的に解決するためには、消費税アップは不可欠です。
多くの人が分かっていながら、これが選挙の争点になると、増税しようとする政党は負ける可能性があります。
これでは、いつまでたっても本質的な問題は解決しません。
自民党が、消費税増税に対して積極的に支援することによって、この問題を選挙の争点から外すべきです。
先送りすべきものではありません。
問題は長期的視点で考えるべきです。
今の選挙民にとって何が望ましいかではなく、今の子供たちにとってどんな国作りが必要かを考えるべきです。
この国は、先祖から引き継いでいるものではなく、未来の子供たちから借りているものと考えれば、どのような状態にして引き継ぐべきかが自ずから分かるはずです。
これ以上、国が借金をすべきではありません。
抜本的な財政改革を早く進めなければいけません。
高校時代に英語を勉強しても、大学の4年間でほとんどの人が英語を忘れてしまいます。
それは、大学で英語で授業を行わないからです。
今後のグローバリゼーションに対応するためには、小学校から英語を教えることも重要とは思いますが、大学の授業の大半を英語で実施すれば、問題の大半は解決するのではないでしょうか?
大学生になれば、日本語を勉強する必要はないので、国際的に通用する人材育成のためには、専門分野を英語で学ぶ方が手っ取り早いです。
これによって、大学生は、バイトではなく、大学の授業を受けない限り、卒業できなくなり、真剣に勉強するかもしれません。
大学への進学率、卒業できる人は少なくなるかもしれませんが、日本には大学が多すぎです。
良い教育ができない大学は、淘汰されてしかるべきと思います。
日本が一番行わなければならないのは、大学改革と思います。
当社では、今年から、朝の研修会やグループリーダー会を全て英語で行うようにしました。
今後、日本企業のグローバル化に伴い、会計業務は英語が不可欠になるためです。
しかし、英語を身につけるためには、一日3時間、3年間の努力が必要です。
少しぐらいサボってもすぐには、自分自身は変化しないかも知れませんが、気づいた時には取り返しのつかないくらい大きな差になります。
これに対して、ビジネス環境の変化スピードは一気にきます。
例えば、海外子会社を買収し、直ぐに現地のローカルスタッフとのコミュニケーションが必要になったとか・・・
突然の変化は、予測可能なものなので、事前に準備が必要です。
この準備を日ごろから心がける人と、先送りする人がいます。
十数年前、オフィスに一気にコンピュータが導入され、使えなかった人は死滅しました。
これと同じことが、日本のビジネスでもう一度起きようとしています。
我々は、英語ができなければ死滅する可能性が非常に高まっています。
すでに経済大国ではなくなった日本の生き残りは、海外進出の加速化と海外企業のM&Aしかありません。
国内マーケットは、今後、小さくなることはあっても大きくはなりません。
IFRSは、M&Aを加速します。
日本人は、大きな変化の局面にいると思います。
今こそ努力すべき時です。
特別なとき…
「特別なときだからこそ、特別なことはしない」
フィギュアの浅田真央選手がテレビのインタビューで
オリンピックに臨む気持ちをそう表現していました。
オリンピックに出る選手は、この「特別なとき」のために
4年間必死の準備をして大会に臨みます。
だからこそ、万全な体制で大会を迎えるために
いろいろなことを準備するはずです。
しかし、トップ選手である浅田さんは「特別なことはしない」ことを
オリンピックに向けた決意として述べていたのです。
このセリフは普段から入念な準備をし、いつであっても
最高なコンディションでいる「プロ」だからこそ
言えるセリフなのだと思います。
往々にして私たちは「特別なとき」の直前となって
必死になって努力をします。
期末テストの目前になって徹夜をしてしまうようなものです。
しかし、そんなことをして良いコンディションでいられるわけがありません。
「特別なとき」だからこそ「特別なこと」をするのではなく
いつでも「特別なとき」のために 準備をし続けられる
プロでいることの重要性を改めて認識させられます。
井上ゆかり
時間の使い方には、
消費と投資があります。
投資は、リターンを生みます。
努力は、明日のリターンとして跳ね返ってきます。
消費は、何も生みません。単なる堕落になることもしばしばあります。
消費を続けても、投資を続けても、少しづつの変化しかしませんが、
長い目で見ると、大きな差になります。
今日何時間、投資したかが明日の豊かさや幸福につながります。
今日の自分は、過去の投資結果です。
自分を変えるためには、時間投資量をまずは増やすことです。
あとは、これを習慣化することですね。
大阪支社長 候補
人材紹介事業部 部長 候補
募集します!
経験は問いません。
マネジメント能力があればOKです。
ただし、マネジメント能力が重要です。
大阪支社長に関しては、公認会計士相当の能力を望みます。
公認会計士でなくてもOKですが、コンサル業務の品質管理ができなければいけません。
紹介事業部部長候補は、経験と実績があれば、優遇します。
お問い合わせは、人事部 井上まで。
水は、我々の生活に不可欠なものであります。
しかし、値段は安い。
これに対して、宝飾品としてのダイヤモンドは、なくても困りませんが、
値段は高い。
さて、どちらが価値があるでしょうか?
一般的に価値は、設定された価格によって測定されます。
これによると、ダイヤの方が水より価値が高くなります。
これは、本来の使用価値の大きさではなく、「希少性」が価格を左右するためです。
我々は、どんなに世の中で大切な仕事をしていても、インド人や中国人
に代替可能な作業をしていると、市場価値は低くなり、給料は安くなります。
仕事は、希少性のあるものを追求しないと、世の中では
結局評価させなくなります。
・・・つづく。