久野康成公認会計士事務所/株式会社東京コンサルティングファーム(TCF)の 【国際化支援ブログ】

東京コンサルティンググループ(TCG)は、日本企業の収益改善・国際化をトータルサポート!!

2008年2月~3月【スキルアップ勉強会】のご案内

2008年01月29日 | キャリアコンサルタント(稲葉朋子、他)
皆様、こんにちは
東京コンサルティンググループ<TCG>紹介事業を担当しております、伴野です。

寒い日が続きますね。お昼ころ外出いたしましたら、みぞれが降っていました。
くれぐれも風邪やインフルエンザにはお気をつけください。
(個人的には先週末に吉祥寺の美容院に行き、気力・体力UPです(笑))

さて、先月より隔週ペースで開催しております【スキルアップ勉強会】。
管理系の実務を担当されている方、またこういう職種での転職をお考えの方、たくさんの方にご参加いただきました。
大変分かりやすかった、すぐに実務に役立てられそうだ、もっと突っ込んだ部分をしりたい、、などの感想をいただいております。
2月の開催内容は下記ご参照のうえ、お申込ください

限られた時間の中で、ポイントを押さえた講義を行います。
今後はもう少し内容をレベルアップして行う予定です!

「経理財務・人事労務担当者向けスキルアップ勉強会」


~会計事務所である弊社の財務コンサルタントによる講義です!~
http://www.jin-zai.co.jp/seminar/skillupseminar.html

■2月8日(金)「月次決算早期化」


第1部:月次決算早期化のポイント
(1)月次決算の意義
(2)月次決算の流れ
(3)月次決算手続き(項目)の見直し
(4)月次決算早期化(P⇒D⇒C⇒A)
(5)月次決算早期化の重要性

第2部:月次決算早期化プロセス【ケーススタディ】
(1)現状分析
(2)ボトルネック解消
(3)業務の効率化・統一化・標準化
※第2部では、事例や参加者の実体験に基づいて行います。

■2月15日(金)「心理カウンセラーによる営業セミナー」【無料】

お客様に信頼していただく営業スキルを心理学の観点から解説します。
お客様の心を理解し、安心をしていただく為に必要なスキルを学びましょう。

■2月22日(金)「企業年金制度」

5年後に廃止される税制適格退職金制度。それに代わる企業年金についての種類と事例を交え、今後のトレンドについて説明していきます。

1.企業年金の概要
(公的年金・私的年金、確定給付と確定拠出の違い)
2.適格退職年金廃止の過程とその理由
(運用環境の悪化および運用率の低下、社員の働き方の多様化)
3.確定拠出年金(法)と確定給付年金(法)の違いとポイント
4.移行先の説明と特徴
5.退職一時金との関係(多分4と絡めて)
6.今後のトレンド
(キャッシュバランスプランやDCの一部併用など)
7.具体的な事例

■2月27日(水)「キャリアディベロップメント講座」【無料】

最近の求人動向から導き出す、キャリア形成のコツとは?
プロのヘッドハンターが、ヒューマンスキルの磨き方、今後の採用トレンドなどをご説明いたします。

■3月14日(金)「年次決算①」

日々の経理業務の集大成。3月決算対応に向けて、担当者他、年次決算の進め方と申告までの流れを説明いたします。

■3月23日(金)「年次決算②」

前回の年次決算①の講義を踏まえ、決算書確定後の税務申告の流れを実務に沿って解説。さらに連結決算までも含めた講義をいたします。


上記の開催時間と場所は下記をご参照ください。
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【時間】
18:30開場 19:00~21:00

【会場】
東京コンサルティンググループ株式会社人財開発
東京都新宿区新宿2-5-3 AMビル6F
最寄駅:JR新宿駅、地下鉄新宿三丁目駅
http://www.jin-zai.co.jp/aboutus/index.html

【参加費】
1,500円
※ただし弊社にご登録の方、ご来場時に弊社にご登録頂いた場合は500円となります。
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勉強会の最後には、キャリアコンサルタントからのお話、お名刺交換、個別相談会の時間を設けております。ご参加の皆様同志で情報交換等の交流や今後についてのご相談ができるよう企画しております。

参加お申込は、下記ページよりお願いします。

http://www.jin-zai.co.jp/seminar/skillupseminar.html

お知り合いの方でもご興味のある方がいらっしゃいましたら、
お誘いあわせのうえ、ぜひご参加いただければと思います
皆様のお申込をお待ちしております

インドの超上流階級

2008年01月25日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)
昨日は、不動産業を行っているアミットさんに、KPMGの公認会計士の笠間さんとともに、アミットさんのご自宅にお招きいただき、夕食をともにさせていただきました。

アミットさんは、不動産業としてかなり成功されています。


自宅に行って驚いたのが、日本では考えられないような自宅で、8人のハウス・スタッフを使われており、雇われているシェフの腕も相当なものでした。

インドの所得格差は、日本の比ではありません。



久しぶりにカルチャーショックを受けました。


ご自宅に招いてくれたアミットさん、楽しい時間を共にさせていただきました笠間夫妻に感謝します。
ありがとうございました。

インドの団体旅行者

2008年01月22日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)

インドに向かう飛行機の中で、あまりにも日本人が多いので何かなと思っていましたが・・・

 

飛行機を降りたとき理由が分かりました。

旗を持った団体旅行の引率者が、数十人のおじいちゃん・おばあちゃんを取りまとめていたのです。

ツアーの名前は、【魅惑の国 インド】・・・

インドに行くには、まだ、ビザが必要なので、それほど簡単に旅行できるわけではありません。

今まで見かけた人は、バックパッカーの若者と少数のビジネスマンでした。

ツアー客が訪れるようになると、インドも一気に変わるかもしれません。

ただし、一般にツアー客が泊まるような高級ホテルは、インドでは一泊6万円ほどするので、決して旅行代金は安くはないと思います。

 

とにかく、インドは、人件費もホテル代も高騰しています。

短期間にあらゆることが激変しているのです。

 

PS:2月からチャタジー弁護士事務所(ILF)とオフィスの場所を完全に統合することにしました。

場所は、ニューデリーで今の場所とそれ程離れたところではありません。
オフィスの統合によって、より専門的サービスが即時に対応できるようになります。

また、成田空港の第二ターミナルの出発ロビー
モノレールを降りた直ぐの右側にインドビジネスに関する電光広告を4月から開始する予定です。


JALで海外旅行するときは、必ず通る通路です。

日曜日にインドに向かうときに、現場を視察し、あまりにものロケーションのよさに即決しました。

 

今まで広告費は全く使ってきませんでしたが、インドビジネスは、他の会社にとっても立ち上げ時期で情報が不足しています。

コストはかかりますが、広告投資効果は充分あると思い、まずは、1年間行いたいと思いました。

 

 

 


インド会計・税務の本 

2008年01月18日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)

『インドの投資環境・会計・税務』の本のファースト・ドラフトが本日、やっと終わり出版社に提出することができました。

今回の執筆は、インドプロジェクトの責任者である株式会社東京コンサルティング・ファーム社長の西村さん、および東京税理士法人パートナーの増田さんに多大な貢献をしていただきました。

大変ありがとうございました。
今回、私は著者ではなく、監修にまわりました。

事務所の皆さんのおかげと心から感謝しております。

セカンド・ドラフトで、2月末に発表される2008年のインドの税制改正を取り込む予定となっているため、発売は4月下旬か5月頃になる予定です。

さて、私は、来週からまたインドへ出張に行きます。

ニューデリーは、既に冬で朝は10度ほどに冷え込むそうです。

北インドは年間でかなり温度差があります。

 

インドでがんばっている同志の応援をしてきます。

 


 


TCG名物:朝研修<あさけん>

2008年01月17日 | キャリアコンサルタント(稲葉朋子、他)
みなさん、こんにちは。紹介事業部の伴野です。
今日は気温が低いうえに、風邪が強くて本当に寒いですね!
特に会社近くの丸井周辺はビル風がひどく、髪の毛もボウボウになります

明日開催いたします、スキルアップ勉強会<法人税>はおかげさまで、ほぼ定員の予定です

21日(月)財務分析の回と、25日(金)コミュニケーション講座は駆け込みでまだお申込が可能ですので、ご都合がつきましたらお早めにご連絡くださいませ。

参加お申込は、下記ページよりお願いします。

1/21の分はこちらから
http://www.jin-zai.co.jp/seminar/skillupseminar.html

/1/25コミュニケーション講座はこちらから
http://www.jin-zai.co.jp/seminar/comunication.html


弊社は、会計系および人事労務系のコンサルティングファームですが、そんな業種のイメージを打ち破るかのような、“研修”を行っております。

大体毎朝、1時間から1時間半くらいの時間を使い、社員みんなで研修をするのです。研修内容はちょっとづつバージョンアップしているのですが、現在は、

・猛虎特訓
・挨拶練習
・TCGクレドカードの読み合わせとディスカッション
・1分間スピーチ
・3分間スピーチ
 
 (+代表・久野の話)

です。

「てっぺん」というお店はご存知でしょうか?
http://teppen.info/chorei.shtml

こちらの会社さんは飲食業をされていて、「てっぺん朝礼」というのが大変有名です。社長がこのてっぺん朝礼についての本も出版されています。

でも、弊社の朝研修<あさけん>も負けてはいません。

もちろん、弊社もこの<あさけん>のご見学・体験参加も随時受け付けております。
今までに学生から社会人の方、多くの経営者の方々が<あさけん>を見にいらっしゃっています
ビックリされる方もおられますが、すごく刺激を受けた、という感想も多くいただきました。

ご興味のある方、お気軽にお問合せください



努力したって無駄!!

2008年01月13日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)

『努力したって無駄!』

『努力しても骨折り損になるだけ!』

『成功なんて運しだい』

と思う人が世の中には沢山います。


なぜ、このように思ってしまうのか・・・

ある心理学者が動物実験をしました。


最初に犬を2つの別々の部屋に閉じ込めて電気ショックを与えました。
一つの部屋は、逃げ出すことができます。
もう一つの部屋は、どんなにがんばっても逃げ出すことが出来ません。

この結果、最初の部屋に入れられた犬は、簡単に飛び出し、2つ目の部屋に入れられた犬は、最初は逃げようとして努力しましたが、やがてうつぶせになり、ただ、耐え続けていたそうです。


次に、同じ犬を、どちらも逃げられる部屋に入れて、電気ショックを与えました。

最初の犬は、簡単に逃げ出しましたが、2番目の犬は、簡単に逃げられる部屋にもかかわらず、ただ、うつぶせになり耐えていたそうです。



私は、これと同じ趣旨の話を象の調教で聞いたことがあります。
成長した象は、本気で逃げ出そうと思えば、檻に入れても壊してしまいます。
檻を頑丈に作るのは、大変で、お金のかかることです。


しかし、小象のとき、足をリングでつなぎ、棒に結び付けておくと、小象は、足のリングから逃げられないという「学習」をします。

そして、成長しても、足にリングを付けておくだけで、棒に結び付けておかなくても逃げなくなるそうです。



人間も同じように、負の学習を、簡単にしてしまいます。
『努力は無駄』というっている人は、実は、かつて努力した経験を持っている人です。
努力したのに上手くいかなかった人なのです。



さて、我々は、逃げられない部屋に閉じ込められているのか?
それとも、逃げられる部屋なのに逃げられないと思っているだけなのか?

継続的な努力をせずして、逃げた人(避けた人)は、ますます、逃げづらい部屋に入っていくのかもしれません。



成功とは、努力した人にしか訪れません。


自分が不幸と思うのであれば、それは、自分が招いた結果に過ぎないのです。

今の現状を受け入れる必要があります。
受け入れられない心が、不幸を招くのです。


未来に幸福がやってくるというのも幻想に過ぎません。
『金持ちと結婚すれば・・・』
『有名な会社に就職すれば・・・』
『資格を取れば・・・』

ゴールで得られる幸福は、一瞬に消え去ります。
我々は、プロセスに幸福を見出す必要があるのです。

 

 


 


採用の要諦

2008年01月10日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)

われわれの業界には、公認会計士の本郷先生という偉大な先輩がいます。

本郷先生、曰く。社員採用のポイントとは・・・

【一人辞めたら二人採れ。二人辞めたら四人採れ。めげるな!】

だそうです。



私は、この言葉を聞き、本郷先生の会計事務所が大きくなった理由が良く分かりました。


とかく、経営者は、社員が退職するとめげるのです。
そして、自分のどこに問題があったのか、教育方法を散々考えます。


そして、社員が辞めないようにと、【社員主義の経営】に変わっていくのです。


一般的に経営者は、顧客よりも社員と多く接しています。

社員のための経営をしてしまうのです。

めげない!ためには、強い精神力が必要です。

信念をもって経営するしかありません。

 

 


心のレベルが寿命を決める!

2008年01月10日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)

われわれの寿命は、天から与えられたもので、何歳まで生きるかなど自分自身では決められないと思いがちですが・・・

 

統計的には、心のレベルと寿命は、非常に強い相関関係があります。


具体的にいうと・・・
強い幸福感を感じている人の寿命は長く、不幸と思っている人は寿命が短くなる傾向があります。

これは、幸福感を感じている人の免疫力は、不幸と思っている人よりも高い傾向があり、病気になりにくいからです。



さらに、お金持ちと寿命とも相関関係があると統計的に言われています。


金持ちが必ずしも幸福とは限りませんが、相対的にそうでない人よりも幸福感が高いのでしょう。


本当は、幸福感の高い人が、結果として、前向きになり、努力をする傾向になるので、金持ちになってしまうというのが真実なのでしょう。

不幸と感じる人は、自分の置かれた状況を嘆き悲しむだけで、前向きな努力をする力が、幸福を感じている人よりも弱くなる傾向があります。


ここから、脱出するには、自分自身をだますこと(自己催眠)から始めるのが良いでしょう。

簡単に言えば・・・
【足るを知る】という発想を持つことです。

足るを知るとは、強烈な自己催眠方法で、どんな不幸な人でも、その瞬間から幸福になれます。

その上で、前向きにチャレンジすることができれば、少なくとも挫折感だけを味わい、何もしない人よりは、道が開ける可能性が広がってきます。

 

 

現在、自分自身が不幸と感じる人は、将来も不幸が続く傾向があるのです。


幸福か不幸かは、自分が置かれている環境や外的要因ではなく、自分自身の心が決めるものと思う方が前向きに生きられ、人生が好転する確率が高くなるのです。


 


3つのゾーン

2008年01月09日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)
われわれには、3つのゾーンがあります。

①快適ゾーン
②パニック・ゾーン
③上記の2つの間にある背伸びゾーンです

快適ゾーンとは、何も新しいことをしないことです。
新たなこと、行動をすることは、人間にとってとてもパワーのいることです。


突然、会社からはじめての仕事を任されると、時として、パニックゾーンに入ってしまうこともあります。

普段から、120%の力を発揮しなければならない【背伸びゾーン】に位置することによって、我々は成長していけるのです。

その結果、快適ゾーンの範囲が広がり、結果として、成長に繋がるのです。



2008年1月~3月【スキルアップ勉強会】のご案内

2008年01月08日 | キャリアコンサルタント(稲葉朋子、他)
皆様、こんにちは!
現在、東京コンサルティンググルー<TCG>にて紹介事業を担当しております、伴野です。

昨日は多くの企業で2008年の仕事初めだったと思いますが、皆様どのような1日でしたでしょうか?

私は、毎年初詣は都内の神社やお寺に行っておりましたが、今年はライトアップされた奈良の薬師寺に行ってきました。
引いたおみくじは、なんと『大吉』 今年もはりきっていきたいと思います。

さて表題の件ですが、すでにHPでは告知されておりますとおり、今後弊社では月2回の頻度で【スキルアップ勉強会】を開催いたします。
これは日ごろお世話になっているクライアントの方々、個人の方々などにスキルアップの機会を提供したい、との思いで行うこととなりました。

1回約2時間という短い時間の中でお教えできることには限りがあるでしょうが、ポイントをなるべく分かりやすく講義し、少しでも皆様のお役にたてば、と思います。経理財務、人事労務以外のお仕事をされている方、未経験の方もビジネスの基礎を学ぶ機会として、お気軽にご参加くださいませ。


「経理財務・人事労務担当者向けスキルアップ勉強会」


~会計事務所である弊社の財務コンサルタントによる講義です!~
http://www.jin-zai.co.jp/seminar/skillupseminar.html


■1月18日(金)「法人税」
 

税務のプロが、法人税の基本的知識から実際の申告書の書き方まで、詳しく分かりやすく講義いたします。

■1月21日(月)「財務分析・財務指標」


数字を「作る」から「見る・読む」力を付けていただきます。
試算表の数値はあくまで「結果」。その結果に対してどのようにアプローチするかがプロフェッショナルとしての腕の見せどころになります。

■1月25日(金)「心理カウンセラーによるコミュニケーション講座」

ビジネスにおいて、良好な人間関係を構築することは必要不可欠なテーマです。
恋愛など身近な事例を用いながら、心理学の観点からコミュニケーション法を学び、身に付けていただきます。



上記の開催時間と場所は下記をご参照ください。
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【時間】
18:30開場 19:00~21:00

【会場】
東京コンサルティンググループ株式会社人財開発
東京都新宿区新宿2-5-3 AMビル6F
最寄駅:JR新宿駅、地下鉄新宿三丁目駅
http://www.jin-zai.co.jp/aboutus/index.html

【参加費】
500円 (※25日の講座に限りましては1,500円になります。)

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勉強会の最後にはお名刺交換の時間を設けまして、ご参加の皆様同志で情報交換等の交流ができるよう企画しております。

参加お申込は、下記ページよりお願いします。

1/18,21の分はこちらから
http://www.jin-zai.co.jp/seminar/skillupseminar.html

/1/25コミュニケーション講座はこちらから
http://www.jin-zai.co.jp/seminar/comunication.html


お知り合いの方でもご興味のある方がいらっしゃいましたら、
お誘いあわせのうえ、ぜひご参加いただければと思います
皆様のお申込をお待ちしております

ポジションサイズの最適化方法

2008年01月08日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)

一回で、取引する金額はいくらが最も良いのでしょうか?

購入するための資金を確保したあと、ともすれば今がチャンスとばかり、目一杯に購入してしまうことがあります。

しかし、これでは、失敗したときに次の手が打てません。
余裕資金の確保は、いくらチャンスと思っても絶対に必要です。

これが出来ないと、・・・
『信用買い』を行い大損失を招きます。

信用買いとは、現物株を担保に借金で株を買うことです。
相場が思惑と外れて、下落したとき、担保に入っている現物株の担保価値も下がるため、追加の証拠金(追証)を証券会社から迫られます。

現金で払えなければ、担保に出している現物株を売却して、その売却代金を当てなければなりません。

まさにこの負のスパイラルによって一気に奈落の底に落とされます。
(ちなみに、上記は、全て私の話です。)

 

なぜ、このような失敗が起きたのか?

これは、ポジションサイズに関係していたのです。

その関係とは・・・
ポジションサイズが、ロスカットに影響を及ぼしたのです。


 

株式投資で最も重要なことは、『損きり』(ロスカット)です。

投資家は、それぞれの『損きり』するルールを持たなくてはいけません。

一般的には、購入額の3%、5%といった基準を設けます。

本来、損きりは、このように何パーセントか下落したところで、これ以上の損失を広げさせないために、含み損を実現損に変えるルールです。


しかし、同じ5%でも、金額が大きくなると・・・損きりが出来なくなったのです。


例えば、
購入額が、10万円の場合・・・5%のロスは、5千円です。
この金額なら、誰でも簡単に損きり出来ることでしょう。

購入額が、100万円の場合・・・5%のロスは、5万円です。
この金額になると、迷う人も出るかもしれません。

しかし、購入額が2000万円になると・・・5%は100万円です。
損きりが重要と考えても、100万の損失を実現させることは躊躇してしまうかもしれません。・・・

実は、私は、ここで躊躇してしまったのです。


ここからいえることは、まず、自分がロスカットできる金額を最初に決める必要があるのです。
購入額から決めてはいけません。

5万円なら出来ると思う人は、自分が設定しているロスカット・レートで割り返し、ポジションサイズを決定すればよいのです。



例えば、マージャンでいうと・・・
点1のレートでは、緊張感がなくなり、面白くなくなる人もいます。
点10のレートだと、緊張しすぎて、いつもの調子が出なくなるかもしれません。

点5なら、心地よい緊張感でマージジャンが打てる人もいることでしょう。


実力を発揮するためには、心地よい緊張感が必要なのです。
必要以上に大きく出てはいけません。
ギャンブル化させてしまう人の運命は、決まっているのです。
やがては、市場から強制退去させられる運命になるのです。


ポジションサイズは、ロスカットと関連させて考えましょう。
人間は、心のある動物です。

金額が大きくなると心理的影響を受けるのです。

これは、ロスカットだけでなく、早い益だし行動にも繋がります。


ポジションサイズを大きくすると、最も行ってはならない、
『遅い損きりと早い益だし』に繋がってしまうのです。


 


トレンドに逆らってはいけない

2008年01月06日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)

ファンダメンタルズの基本は、まず第一にトレンドを知ることにあります。

トレンドは、マクロ分析の結果といえます。


株式投資を始めたばかりのころ、多くの人は、『逆ばり』によって株式を購入します。

現在、日本・米国の市場とも大きく値を下げていますが、ここで、安くなったと思い買うことを逆ばりといいます。


いずれにしても『順ばり』によって売買することこそ投資の原則と考えるべきです。
逆張りは、損きりに失敗したとき、多大な損失を招きます。



なぜ、多くの初心者は、逆張りを行ってしまうのか?
われわれが、一般的な価格(物の価値)に対する考え方の影響を受けているためです。


例えば、現在、多くのデパートでバーゲンセールがなされています。
かつて、1000円で販売されていたものが、バーゲンで500円で売られていれば、誰でも安いと感じるかもしれません。

株式も同じように、かつて1000円で値がついていたものが、500円で取引されている場合、同じように安くなったと我々は感じてしまうのです。


株式市場では、かつての売価がいくらであったかは、現在の株価に影響を与えるものではありません。

企業価値とは、理論的には、将来のキャッシュフローの現在価値(DCF法)によって導き出されるものだからです。

つまり、将来のキャッシュインの予測が変化すれば、それによって理論的株価も変化します。



ただし、理論的株価は、実際の株価とは、異なります。
理論的株価より、実際の株価が大きく下回っている場合は、『安い』と判断されるのであって、株価の下落が安くなったわけではないのです。


安いか高いかは、将来のキャッシュフロー分析から考えるべきなのです。
これは、チャートだけのテクニカル分析では、導くことは出来ません。



もちろん、テクニカル分析だけで高い投資収益率を上げている人は多くいると思いますが、リスクをより軽減するためには、ファンダメンタルズと組み合わせて考えることが、リスク・マネジメントといえるのではないでしょうか。


逆張りとは、テクニカル分析からのみの発想法で、
ファンダメンタルズを考えた場合、『逆張り』は、ありえないのです。


但し、投資期間が短くなればなるほど、テクニカル分析が有効になることは言うまでもありません、
しかし、短くなるほど、市場参加者がプロフェッショナルに近づくため、競争が激しくなるのです。

戦っている相手は、コンピュータや市場ではなく、その先にいる市場参加者であることを強く認識しなくてはなりません。

自分がプロでなければ、プロの多い市場(超短期市場)は避けるべきなのです。

 

 


なぜ、株式投資は失敗するのか?

2008年01月05日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)

手数料と税金を除いて考えると、株式市場では、売却した金額と購入した金額が等しいように、利益を上げた金額と損失をこうむった金額も等しくなるはずです(空売りも考慮した場合)。

しかしながら、勝者は市場参加者の5%に過ぎず、敗者95%を占めているといわれます。


負ける理由は、次の2点だけに絞られるといっても過言ではないでしょう。
①損きりが遅くなること。
②益だしが早すぎること。

この2つをコントロールすることこそ、市場で勝者となるのです。

まず、損きりが遅くなるのは、損失を『含み損』と考えることが一因と思います。
実際にキャッシュアウトが伴わない損失は、やがて含み損が解消されることを期待し、損きりが遅くなるのです。

これに対する対処法としては、含み損ではなく、【実現損】の発生と認識することです。これは、意識を大きく変える必要があります。

含み損を切ることは、本能に反することですが、実現損と認識していれば、早く出血を止めることこそ、本能に従う行為となります。

本能に反する行為から、本能的行為に転換しなければ、自分が決めた損きりルールに反して、長く保有してしまうことが必ず起きます。
その時、莫大な損失をこうむるのです。


私が、ダイエットしたとき、体重を落とすことを目的とせず、リバウンドしない仕組みを考えました。そのためには、ダイエット中に我慢する(本能に反する)ことがないような仕組みを作ったのです。

具体的には、普段より、1.5倍から2倍の食費をかけて、野菜と魚中心の食事にしたのです。食材にお金をかけているので、ある意味、ダイエットそのものが贅沢な食事になります。

これなら、決して我慢はおきません。
普通の人は、ダイエットとは、我慢することと思っているため、強烈なリバウンドが起きて、常にダイエットに失敗するのです。


重要なことは、本能に反しない仕組みを構築することなのです。
ダイエット中、私は、甘党なのですが、甘いものを控える仕組みを考えました。

甘いものに関しては、自己暗示をかけ、嫌いなものという意識を植え付けました。
これは、意外と上手くいきました。
とにかく我慢は、だめなのです。


株式投資の含み損に関しても、実現損と認識するような自己暗示をかけて、本能的に損きり出来るようにトレーニングすることが重要です。

ルールを守らない例外的行動を避けるのには、充分なリスクヘッジが必要なのです。


②なぜ、益だしが、早くなってしまうのか?
最大の原因は、テクニカル分析だけで株式売買をしている人は、トレンドに確信を持っていないので、毎日の市場の動きや、チャートの変化に一喜一憂してしまうのです。

そして、恐怖心が早い益だしの行動に繋がるのです。

人間の行動は、必ず、その前に意思決定があるはずです。
意思決定とは、われわれの心の状態を反映するものなので、恐怖心を持つことは、早く恐怖から逃れたいという気持ちになります。

そのため、株価が下がらないうちに早く売却したくなるのです。

この恐怖心を克服するにはどうするのか?


簡単にいうと、テクニカル分析からファンダメンタルズ分析に変え、自分自身の投資行動に対して強い確信を持つことです。

株を買うだけであれば、テクニカル分析だけでも出来ますが、テクニカルだけでは、非常に短期志向になります。

短期になるほど、市場ではプロが多く参加しているため、競争相手が強くなります。
デートレードのような超短期では、ファンダメンタルズ分析は、必要ありませんが、数週間に亘る短期売買であっても、ホジションを保有するためには、心の平静を保つことが、何よりも重要なのです。

そのためには、ファンダメンタルズをしっかり研究することです。
ファンダメンタルズの基本は、【有価証券報告書】です。

有価証券報告書は、かなり優れた情報が載っています。
投資企業のビジネスが非常によく分かります。

私の場合、会計士なので、非常に読みなれてはいるのですが・・・
テクニカル分析の勉強だけでなく、決算書の読み方を勉強するとともに、将来のキャッシュフローを予測する能力を身に付けると、確信の度合いが変わってきます。

テクニカル分析しか行っていない人には、考えられないような心の平静を保つことが可能になるのです。


いずれにしても、人間は本能的に失敗するように出来ているのです。
一つの解決策は、本能に反する行動パターンを身に付けることですが・・・
やはり、人間なので多大な苦しみが伴います。


であれば、私がダイエットで成功したように・・・
本能に従う発想法に転換する仕組みを構築する方が、短期的に効果がでると思うのです。

勝敗は、最終的には、テクニック(技)ではなく、【心】が決めると思います。




投資の基本原則

2008年01月03日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)

投資の基本原則は、

①ルールを作ること

 これによって不確実なものを確実なものに変えることができます。
 『投資は、リスクがある』と思う人は、ルールのない状態で行うためで、ギャンブルの状態になるためです。ルールとは、リスク・コントロールの仕組みです。


②ルールを精緻化させ続けること

 一度作ったルールが完全とは限りません。常に見直し続け、リスクの軽減と収益性の拡大を考え続ける必要があります。投資環境は、変化し続けるため、環境に合わせたルールが必要になります。


③例外を作らないこと

 一度決めたルールは、死んでも守ること。
 これは、②の精緻化とは、異なります。ルールそのものを変更することなく、例外的取引は、絶対に行ってはなりません。

 

多くの人は、③で失敗します。
私自身もそうでした。

人間は非常に弱い動物で、③によって破滅していきます。
投資は、経営以上にルールの厳守が非常に重要なものです。

今後、当社が、ベンチャーキャピタルを皮切りに投資事業を成功に導くためには、ルールの厳守こそが最も重要なキーファクターになるのです。


③を厳守するためには、個人で行うよりも、組織の方が適しているかもしれません。

 

私自身、③の成功を未だ体験していません。
今年は、久しぶりに身近な株式で、投資ルール厳守のトレーニングをしてみます。



事業として成功するためには、これが一番重要なことと考えています。



 


元旦からネットカフェ難民

2008年01月02日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)

さて、皆様、初詣は行かれましたか?

私は昨日、家の近所にある明治神宮に初詣に行こうと思い、夕方出かけたら既に閉門しており、明治神宮での初詣が出来ませんでした。


そこで、車で浅草寺に行き、浅草寺前にある公共駐車場に車をとめてお参りを済ませたまでは良かったのですが・・・・

なんと、公共駐車場が11時で閉門しており、車を出すことが出来なくなっていました。
私のように車を出せない人たちが、周りで右往左往している状態でした。

昨日は、大晦日は24時間営業していたそうですが、元日は、いつもどおりに11時で終わりだそうです。

しかたがないので・・・近くのネットカフェで一泊することにしました。
ネットカフェで一夜を明かしたのは初めてで、ネットカフェ難民と思しき人もちらほら・・・


非常に寝苦しかったです。
ホームレスはつらいです。


さて、浅草寺で引いたおみくじは、【半吉】でした。

まあ、これで厄落としになったと思っています。


ちなみに私は、占いの本によると【八白土星】で、今年から、長い低迷期(3年に亘る厄年)を経て、運気が上昇するそうです。

占いは、信じる・信じないではなく、『利用せよ』というのが、神田正典氏の教えなので、元気にがんばります。

とにかく、がんばれば今までの種まきの芽が出ると占いの本には書いてあったので、とにかくやるだけです。

2008年は、気合が入ってます!!