久野康成公認会計士事務所/株式会社東京コンサルティングファーム(TCF)の 【国際化支援ブログ】

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第7回 研修旅行

2008年09月28日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)

第7回研修旅行が今週の土日に河口湖湖畔にあるホテルみづのさとで開催されました。

参加者は、過去最高の230名でした。

二日間、タイトなスケジュールでプレゼンテーションの研修を行いました。

今後、質的向上を図るため、プレゼン能力の向上は必須です。

次回3月も100%の参加率を目指して盛り上げていきたいと思います。



PS:岡田さん、コメントありがとうございます。

20代だけでなく、30代もがむしゃらな勉強が重要です。

勉強を続ける限り、モチベーションも維持できるだけでなく、チャンスが巡ってきたときに、つかむことができるようになります。


人生、いつチャンスが巡ってくるかはわかりません。

重要なことは、巡ってきたときに掴める体制をいつも整えているかです。


見えない時に努力することは、大変なことですが、これで人生が大きく左右されてしまいます。

引き続き頑張ってください。
期待しています。

 


地位に驕り、名声に酔い、財に溺れ、努力を怠る

2008年09月25日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)

【成功者には、成功という名の試練が与えられる。】

稲盛氏の言葉です。


成功とは、地位・名声・財を得られるものですが、実は、人間として試される最大の試練なのです。

「盛者必衰」、ほとんどの成功者は、消え去っていく運命にあります。

30年間、成功し続けられる人はほんの僅かです。



松下幸之助氏は、財に溺れない方法として、以下のようなことを考えられました。

具体的には、「欲しいもの」ではなく、「必要なもの」を買う方法です。


財をなしても、人間の欲求には切がありません。
ベンツに乗っても、セカンドカーでフェラーリが欲しくなります。

豪邸を手に入れても別荘が欲しくなります。

欲求に従って物を買っていては、切がないのです。



松下幸之助氏は、デパートにある商品は、すべて自分の物と考えました。

そして、必要なときに紙幣という引換券で、デパートという自分の倉庫から物を持ち帰ると考えたのです。



デパートの商品を他人の物と思えば、欲しくなります。

しかし、すべて自分の物と考えれば、必要なときにしか持ってくることはしません。


すし屋に行っても、10万円分食べることはできません。
洋服も、一度に着られるのは、1着です。

立って半畳、寝て1畳、天下をとっても四畳半。
大きな豪邸を建てたとしても、ほとんどが空き部屋になるだけです。

別荘など買っても、年に何回利用するのでしょうか?
フェラーリも2、3回乗ってみれば十分でしょう。


このように考えれば、「必要なものは」、人間、大きな差はありません。
「欲しいもの」を買うという衝動から開放されれば、財に溺れることはなくなるでしょう。


お金はただの引換券に過ぎません。
必要なものだけを消費していれば、お金からも開放されます。


本田健氏いわく、

「すし屋に行ってお金を気にせず食べることができる」
状態が、お金から開放された状態だそうです。

(最低、その程度の稼ぎは必要という意味ですが・・・)


 

 


誰にも同じように一日24時間が与えられている

2008年09月24日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)

誰にも同じように24時間が与えられています。

しかし、人生は、人によって大きく異なっていきます。


20代のころ、何気なく、目標もなく人生を送れば、30代になったとき、努力して生きてきた人とは、大きな差が生まれます。

 


新卒のころは、ほとんど差がありません。

しかし、30歳を向かえたときには、大きな差になります。

 


能力の差以上に、努力の差が出るのです。


努力し続けるためには、目標が必要です。

目標は、高いほど、ハードな努力を長く続けることができます。

 



今あなたは、どんな目標を持っていますか?

日々、どれほど努力し続けていますか?

努力することを楽しんでいますか?

 


充実した日々の積み重ねこそ、最高の人生なのです。


未来に幸福が訪れる訳ではありません。
幸福とは、今、この瞬間、感じることなのです。


中村天風先生は、明日という日は、永久にやってこないと言っています。
それは、明日になった瞬間、今日に変わるからです。

人生は、今日の連続なのです。
今日、充実した人生を送り、今日、幸福を感じることがすべてなのです。

 


人生は、楽しいものか、苦しいものか?

2008年09月11日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)

人生とは、そもそも苦しいものか、楽しいものか?

これは、自分自身の価値観で決まります。


ヒンズー教や仏教では、『人生とは苦しいもの』とされています。

その結果、いまだインドでは、多くの生活に苦しむ農民等の貧困層が暴動を起こすこともなく、実際に苦しい生活を前向きに受け入れています。

インドでは、このような宗教観が治安の維持に役立っているとも言われています。

輪廻転生の考え方からすれば、今の生活が苦しいのは、前世で悪いことをしてしまったためであり、来世で豊かに生きるためには、少なくとも現世で悪いことをしてはいけないと思うからです。

多くの生活に苦しむ農民にとって、人生を楽しいものと定義したところで、受け入れることのできない現実があります。

であれば、ヒンズー教や仏教の考え方は、非常に有効といえるでしょう。



しかしながら、
人生を苦しいものと定義すれば、本当に人生は苦しくなっていきます。
苦しいか、楽しいかは、自分自身の心が決めることだからです。

少なくとも幸福になるためには、『楽しいもの』と考える必要があります。


これは、死生観にもつながるものです。


われわれは、本能的に死ぬことを恐れます。
しかし、死ぬことは、われわれにとって、物理的には寝ることと大きな違いはないのです。

寝ることは、われわれは、何度も経験しているため、苦しいものではないことは知っています。しかし、死ぬことは経験していないため、苦しむような錯覚を起こします。

たとえば、熱が40度でて、苦しくて寝られないときがあります。しかし、どんなに苦しくても、やがては体力が衰え、眠りにつくことができるのです。
病による苦しみも、苦しんでいる間は、われわれは、死ぬことはできません。

つまり、苦しみとは、「生」に付随するものであり、「死」ではないのです。


寝ることと死ぬこととの最大の違いは、朝、目覚めるか否かです。


この違いが分かれば、朝目覚めたことに感謝することができます。

今日一日、新たに生(活)かされたことに感謝できるのです。


人生とは、一日、一日を失っていくプロセスではなく、与えられていくプロセスなのです。このように考えれば、歳をとってもモチベーションは落ちません。

今日の一日、さらに与えられたことに感謝し続けられます。


感謝の気持ちは、今日が、特別なものと考えられるようになります。
その結果、感動を引き起こします。

感動すれば、脳がドーパミンをだし、茂木先生の言われる感動脳に変わります。


この結果、感動脳は、「人生とは、楽しいもの」と自覚させてくれます。


このような自覚は、自分自身の価値観を裏付けるものとなり、その価値観は、自分自身の哲学へと昇華していきます。


そして、プラスのスパイラルが続くのです。


どこかで途切れた瞬間から、われわれの不幸が始まります。
今、不幸を感じるとすれば、何が原因なのか考えて見ましょう。


すべては、自分の「心」が不幸と認識したに過ぎないのです。


500席に限定します!!

2008年09月03日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)

当社の社員数の総トータルを当分の間、【500名】に限定します。

現在、450名を越えましたので、残り席は、あと、50席となりました。


ここ、4年半、当社は、量的拡大を急いできましたが、今年は、質的転換を一気に図ろうと思っています。


新規の顧客拡大より、既存顧客へのサービス強化を図っていきます。


量と質の追求は、交互にくると考えています。
どちらか一方に偏っては、企業として成立しません。



量だけを追求すれば、企業は崩壊します。
質だけを追求すれば、ビジネスチャンスを逃します。



今までの4年半は、市場シェアに着目した戦略をとり、損益計算書中心の戦略でした。ここ4年の間で、全国に拠点を持つことができただけでなく、インドにも展開することができました。また、インド事業は、非常に急成長を遂げています。グループ全体で経常利益率も20%を維持することができています。新規事業に対する十分な資本投下も可能となりました。


これからは、貸借対照表(人的資本)中心の戦略に切り替え、徹底した「スキル」の向上を図っていきたいと思っています。また、出版戦略も貸借対照表戦略の一つです。年内に経営書をもう一冊、出版します。



なお、今後の採用基準も一気に引き上げていきます。
来年の新卒採用数も、今年より減らす予定です。

現在の社員に対する研修を強化していくためです。
(ペンキは、広く塗れば、薄くなるためです。)