久野康成公認会計士事務所/株式会社東京コンサルティングファーム(TCF)の 【国際化支援ブログ】

東京コンサルティンググループ(TCG)は、日本企業の収益改善・国際化をトータルサポート!!

インドにいます!

2008年10月30日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)

今週から1週間、インドに滞在しています。

インドに向かう飛行機が、かなり空いていました。

いつもの5分の1くらいの人しかいませんでした。

インドの祭日の影響か、景気の影響か分かりませんが、
あまりにも人が少なく驚きました。


80年前のアメリカで起きた大恐慌も、フロリダでの不動産バブル崩壊がきっかけとなりました。


歴史は、何度も繰り返すということがよくわかります。

当社も、不動産会社を中心に、何社か顧客が倒産しています。


土地の下落、株価の下落は、担保価値を引き下げ、銀行からの融資が受けられなくなる企業が増えます。


本当の実体経済への影響は、これからだと思います。

3月末にかけて、倒産する企業は、飲食業等を中心に、かなり広がっていくことでしょう。

当社も今まで、時流に乗って大きkなりましたが、これからは、さらに時代のニーズを先取りし、転換する時です。


インド事業もその中の一つであり、さらに集中していきたいと思います。
国際税務等は、ますます、重要性をおびてくることでしょう。



英語を極める!!

2008年10月23日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)

日本もこれから、益々、国際化していきます。

その中で、英語力は、ビジネスの中で必須と言えます。


ただし、英語をビジネスレベルで使えるようにするためには、相当の苦労が必要です。

われわれは、学ぶべきことがあまりにも多くあります。

ここで、英語を習得すべきか否かの選択をしなくてはなりません。


少なくとも、経営のトップに立つ人間は、選択の余地など有りませんが・・・



私自身、英語を強化したく、最初に、外資系の会計事務所に入りました。
案の定、入社して1年目で、スコットランド人と二人で外資系証券会社の監査をすることになりました。

スコティッシュ訛りに加えて、初めての証券会社の監査ということもあり、毎日、終電になってしまいましたが、英語は、突然、やってくるということを痛感しました。

その後、30歳のころ、NOVAに3年ほど通い、300万円を投資しました。



しかしながら結局、32歳で独立したので、仕事で英語を使うチャンスには、それほど恵まれませんでした。
国内企業がメインのクライアントだったので、その後は英語からも遠ざかってしまいました。

 

しかし、英語を上達する最上の方法は、仕事で英語を使うことです。


その意味で、インド・ビジネスは渡りに舟といったところです。


私は、昨年の8月から本格的に英語の勉強を再開しました。

今後の目標としては、1年半後にTOEIC900点オーバーを目指したいと思います。


今までは、「とりあえず、しゃべれればいい」といった程度の目標設定でしたが、高い目標に切り替えます。
今後、2-3か月に一度、TOICEも受験し続けていきます。
(10年以上受験していませんでした。)

 

先日、ドイツ最大手のある企業の社長とビジネス・ミーティングをしましたが、インド人だけでなく、日本にいる外資系トップともたくさんミーティングをしていきたいと思います。

日本語を話すことが
できない外資系トップのところには、あまり、人が会いに来ないので、かなり暇にしていることがわかりました。


日本人だけでなく、たくさんの経営者と意見交換できることは、本当にうれしいことです。また、目的を明確にした勉強は、遣り甲斐もあるので、モチベーションがめちゃめちゃ上がります。


何年も、税理士や会計士の受験勉強をし、そこから抜け出せない人は、結局、合格レベルを目標設定しているからです。トップ合格を目指すくらいに勉強すれば、、合格レベルは、非常に低くなります。


私もとにかくあきらめずに、900点オーバーを達成したいと思います。

 




物質文明から精神文明へ

2008年10月19日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)

もうすぐ、アメリカの大統領選挙ですね。

CNNでは、連日、このネタばかりです。
日本も、もうすぐ選挙だとは思いますが・・・

 

さて、アメリカの大統領は、アメリカのリーダーではなく、世界のリーダーにならなければいけない時です。


地球温暖化の現象を考えると、地球は最大の公共財であり、資本主義の神の見えざる手では、どうにも調整不可能なことが、誰の目にも明らかになりました。

地球という公共財を最適分配するためには、地球規模での大きな政府が必要になります。

そのためのリーダーシップが今ほど必要な時はありません。

ブッシュ大統領は、残念ながら自国の利益を優先させてきました。

しかしながら、毎年、威力を増すハリケーンや、乾燥による山火事の増加を考えるとき、地球温暖化対策の必要性を米国も真剣に考えざるを得ないでしょう。

インドや中国の経済優先の発想法を転換させ、地球という公共財を守れるリーダーシップを次の米国大統領に期待せざるをえません。


投資銀行による錬金術のビジネスモデルの破たんは、物質文明から精神文明への転換期を意味しているのではないでしょうか。

物質優先の時代は、20世紀の価値観であり、21世紀は、精神優先の時代になることでしょう。

価値観の転換期には、異常なことがたくさんおきます。
時代は過渡期なのです。


滋賀大学でリーダーシップの講義をさせていただきました

2008年10月04日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)

滋賀大学で、昨日、リーダーシップ論の講義をさせていただきました。

約20年ぶりに大学に行きましたが、大学は、昔のままでしたが、学生は非常に変わっていました。

私がいたころは、女子学生は、一学年400人中15名しかいなかったのに、今は、半数近くいました。経済学部も人気学部になってきたのですね。

講義は、教室も立ち見ができるほどで、非常に盛り上がりました。

みなさん、大変ありがとうございました。

 

あと、昔、住んでいたアパート(風呂なしの一万円の家賃)の大家さんを訪ねました。アパートは、昔のままでしたが、大家さんの家は奇麗になっていました。
大家さんの奥さまも、すかっりおばあちゃんに変わっていましたが、私のことは、「くの君ね・・・」といって覚えてくれていました。

何歳になっても、大家さんからすると「くの君」になっているんですね。うれしかったです。


さらに、昔、家庭教師をしていた自転車屋さんにも訪問してみました。


昔よくいった銭湯、近所のスーパー、鮨屋の魚とら、おでん屋さん、たこ焼き屋さんもすっかり無くなってしまいました。

喫茶店の「スイス」は、残っていました。コンパのあと、締めのチョコレートパフェをいつも食べたところです。

私にとって、大学は暗黒の4年間で、勉強ばかりしていた時代です。

今思えば、あの時の苦労が今に生きていると思います。

当時は本当に辛かったですが・・・勉強してよかったと思っています。



母校である、滋賀大学に講師として招かれるとは、夢にも思いませんでした。

大変ありがとうございました。