久野康成公認会計士事務所/株式会社東京コンサルティングファーム(TCF)の 【国際化支援ブログ】

東京コンサルティンググループ(TCG)は、日本企業の収益改善・国際化をトータルサポート!!

強みに着目するか?弱みに着目するか?

2008年05月29日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)

会社の強みに着目すれば、強みを生かす行動をし、道を開く。

弱みに着目すれば、ただ批判するだけである。

 

強みとは、企業が勝つための要因である。

いくら弱みをなくしたところで勝つことはない。

 

起業家は、強みに着目し、
管理者は、弱みに着目する。

なぜなら、それがそれぞれの役割だからである。

起業家が強いとき、企業は業績を上げるが、社内は混乱する。
管理者が強いとき、企業は落ち着くが、ヒエラルキーが出来上がり、組織は硬直化する。

 

今、企業のステージで、
【起業家】が求められているか
【管理者】が求められているかで、発生する問題が予見できる。



当社は、現在、創業10年目で、第2創業期を迎えている。

2年前、株式公開準備をしていたときは、当社の中で管理者が
台頭した。これにより、企業内部がかなり整った部分もある。


しかし、現在の当社に必要なのは、【起業家】である。



多少の混乱が発生するかもしれない。
これは、ステージが転換するときだからである。


混乱期が収束したとき、当社は、一気に1000人規模に成長するであろう。根拠はないが、経営者としての勘である。


私の春夏秋冬理論による12年サイクルでは、今年は、冬の2年目にあたる。

冬は種が、地中で育つ時期であるが、芽が出るまでには春を待たなければならない。

早く芽を出そうと思ってあせっても良い結果はでない。
しかし、継続的な努力をしなければ、地中で種が育たないのである。


芽がでれば、誰でも見えるが、地中の種の成長を社員と共有できるかが経営者として努力しなければならないところである。


当社は現在、
・400名の社員・・・・ヒト
・日本5事業所+インド・・・・モノ
・経常利益率20%+無借金経営・・・・・カネ

十分な経営資源(ヒト・モノカネ)を手に入れることができた。

やっと、戦える準備が整ったところである。


企業としての展開は、今、始まろうとしているのである。
過去の10年は、このときのための準備期間に過ぎないのである。

 









 


6月6日(金)開催!!人事担当者のための、人事担当者同士の交流会

2008年05月26日 | 楽しいお知らせ
6月6日(金)開催!!

経理財務・人事労務担当者向け スキルアップセミナー
人事担当者のための、人事担当者同士の交流会



こんにちは 人財開発の稲葉です

ぞくぞくと色々な企画がされていて非常に盛り上がっている当社のセミナーです!!

次回のセミナーは人事担当者の情報交流会です。



『他社はどのように採用活動をしているのだろう?』

『他社は社員の離職に対してどのような対策をとっているのだろう?』

『管理部門はなかなか他社と交流する機会がないんですよ・・・・』

などなどの声にお答えしまして



人事部のしゃべり場!!的な交流会を開催することになりました

ぜひぜひ情報交換をみんなでしていいところを取り入れてみんなでいい方向に盛り上がっていきましょう

人事部の方ではなくても、人事のことについて真剣に考えられている方であれば参加可能です。



以下詳細です。

「企業は人なり」と言われるように、優秀な人材の獲得は企業の成長に欠かせません。

企業の人事担当者が集まり、自身の会社の事例を紹介。
成功例、失敗例、現在の悩みなどを話すことにより、お互いに勉強し合います。


【セミナー詳細】

講師がファシリテーターとなり、いくつかのテーマ別にディスカッションをしてきます。

【テーマ】

■ 新卒採用
■ 中途採用
■ 離職率
■ リストラ
■ 人材育成、研修
■ 評価制度

ディスカッション終了後は、交流会を設けております。
参加者同士で情報交換や名刺交換を行います


株式会社人財開発
紹介事業部長
伴野 恵み(ばんの えみ)


【プロフィール】
中央大学商学部経営学科卒。
中途で久野康成公認会計士事務所に入所後、人事担当に就く。
中途・新卒の採用を企画、3000人以上の面接を実施し、同社が3年間で6名から400名となる急成長を達成。現在は、クライアント企業に採用コンサルティングを行う。


■日時■
6月6日(金) 19:00~21:00(受付18:30)

■会場■
東京コンサルティング・グループ 株式会社人財開発 オープンフロア

■参加費■
1,500円(テキスト代・税込)

■申込■

参加お申込は、下記ページよりお願いします

http://www.jin-zai.co.jp/seminar/skillup.html

お知り合いの方でもご興味のある方がいらっしゃいましたら、
お誘いあわせのうえ、ぜひご参加いただければと思います
皆様のお申込をお待ちしております



株式会社人財開発 
稲葉 朋子







30代で差をつける人生戦略ノート 牛堂登紀雄氏とお会いしました

2008年05月26日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)

牛堂登紀雄氏は、米国公認会計士で、

30代で差をつける人生戦略ノート

の著者でもあり、現在は、不動産投資コンサルティングを行われています。


この本では、短期間に知識・技術を習得し、年収アップの秘訣が説かれています。

 

当社のオープンセミナーの講師を快く引き受けてくださいました。

7月4日の19時からBIZ新宿での開催を予定しております。

 

こちらのセミナーもご期待ください。

 

 


ライブレボリューション 増永寛之社長とお会いしました

2008年05月25日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)

先日、ライブレボリューションの増永寛之社長とお会いさせていただきました。


宇宙一愛される経営

メンバー第一・顧客第二主義
メンバー相互で決める民主的な給与体系
残業代は、理由いかんに係わらず全額支給(いるだけでも払うとおっしゃってました。)などなど・・・

非常に個性的な経営スタイルで業績を伸ばしてします。


私が普段言っていることと、正反対なのでその真意(本質)をお伺いしたのですが・・・



分かりました。


14,000人の応募の中から7名しか昨年度は採用していません。

増永社長は、1%の人材を採用しているのです。




つまり、性善説で経営をおこなっても軸がぶれない社員しかいないのです。

人材の質が低くなれば、それなりの規則が必要になります。

レベルの低い高校ほど、校則が厳しくなり、優秀な高校ほど自由です。

自由にさせても軸はぶれません。



アプローチ方法の違いはありますが、志の高さは非常に感じました。



【顧客主義 VS 社員主義】


私との討論形式での講演会を快く引き受けてくださいました。
増永社長は、基本的に外部での講演は行いません。

非常に良いチャンスだと思います。


日時については、改めてお知らせします。

私も非常に楽しみです。


 


5月16日(金)開催!!サルでも分かる会計講座

2008年05月13日 | 楽しいお知らせ
皆様たびたびこんにちは稲葉です

5月16日(金)に
400人以上の社員を抱えるコンサルティング会社の経営者であり
中央青山監査法人出身の公認会計士である当社の代表である久野康成による

サルでも分かる会計講座
~「普通」から「できる」ビジネスパーソンになるための会計講座~
を開催致します


経理をもっと経営に活かしたい方  
会計知識を身につけたい方必見です


多くのビジネスマンにとって必要な会計知識は専門的な知識ではない!

ビジネスマンにとって必要な会計知識に「貸借対照表」「損益計算書」「キャッシュフロー計算書」といった管理会計の知識があります。

しかし、多くの方は
「聞いたことはあるけど、具体的にはどんなものなの・・・」
「専門家に任せておけば良いんじゃないの・・・」
「実務にどう役立つの・・・」
といったことをお考えではないでしょうか。

これらの知識はすべての職種に通じて活かせるものであり、管理職だけでなく、営業・人事・総務の部署においても、経理的な思考があるのとないのとでは、仕事上、大きな違いがあります。
経理のスペシャリストとして活躍するにも、他の職種への足がけとしても、ファイナンスの知識は人生において大きな助けとなるでしょう。

本セミナーでは会計の基礎知識を踏まえることで、数字を見る力はもちろんのこと、経済や経営のニュース、さらには企業の実力を分析する武器を身に付けていただきます。

また、財務諸表分析や企業分析を行う際に絶対に抑えるべくポイントを公認会計士であり、経営者でもある久野康成が詳しく、そして分かりやすく解説していきます。
会計のど素人から、経理のプロまで、つい「なるほど!そうだったのか」とうなる内容になっております。

今ある知識を深めたい。さらに新しい知識を吸収したい。
成長を意識している方にはまさにうってつけのセミナー内容となっております。

皆様のご参加心よりお待ちしております。



サルでも分かる会計の初歩
~「普通」から「できる」ビジネスパーソンになるための会計講座~

・「貸借対照表」「損益計算書」「キャッシュフロー計算書」を読み取り方
・経営者の視点から見る企業会計
・会計理論の活かし方
・企業価値を向上させるために

質疑・応答


■講師紹介■

公認会計士・税理士
東京コンサルティンググループ
統括代表社員
久野 康成(くの やすなり)

【プロフィール】
1965年生まれ。愛知県出身。1989年滋賀大学経済学部卒業。1990年青山監査法人(プライス ウォーターハウス)入所。監査部門、中堅企業経営支援部門にて、主に株式公開コンサルティング業務に関わる。
1998年久野康成公認会計士事務所を設立。
コンサルタント育成を目的に2005年株式会社人財開発を設立。
約3年弱で6名であったスタッフが300名を超えるまでに短期間で成長し、国内有数の独立系会計事務所となる。
現在、東京、横浜、名古屋、大阪、福岡、香港、インドにて、「第2の会計事務所」として経営コンサルティング、IPOコンサルティング、内部監査を支援、連結決算早期化支援、海外子会社支援、経理スタッフ派遣・紹介等幅広い業務を展開。
2007年6月に、「日本の会計事務所からアジアの会計事務所」となるべく、インド事務所設立。
昨年3月末に、急成長のノウハウを記した著書『できる若者は3年で辞める』を出版。

■日時■
5月16日(金) 19:00~21:00(受付18:30)

■会場■
新宿区立産業会館(Biz新宿)
http://www.tokyo-cci.or.jp/shinjuku/s-map.html

■参加費■
2,000円(テキスト代・税込)


■お申し込み■

参加お申込は、下記ページよりお願いします


http://www.jin-zai.co.jp/seminar/skillup.html

お知り合いの方でもご興味のある方がいらっしゃいましたら、
お誘いあわせのうえ、ぜひご参加いただければと思います
皆様のお申込をお待ちしております



株式会社人財開発 
稲葉 朋子

5月15日(木)開催!~スキルよりポテンシャルで勝つ! 転職のコツ~

2008年05月13日 | 楽しいお知らせ
皆様こんにちは!稲葉です

5月15日(木)に当社のキャリアコンサルタントのトトロこと佐野によるキャリアディベロップメント講座を開催します


■書類選考には通るんだけど、面接には落ちてしまうんです。。。
という方は必見!!!です。
あなたが採用されるテクニックを伝授します。


■採用担当者側の方も、面接の際に求職者のどのようなところを見るといい採用ができるのかを公開していきます!!


キャリアディベロップメント講座
~スキルよりポテンシャルで勝つ! 転職のコツ~



資格などであらわせるスキルや、職務経歴書に書き込んだとき見栄えがするような実務経験がなければ、キャリアアップ転職はできない―

こんな風に思い込んでいませんか? 
しかし、採用する側が最も重視しているのは、実はポテンシャル。

あなたの「やる気」です。

このセミナーでは、あなたのポテンシャルを採用面接でアピールする具体的な方法を解説。スキル・経験のある人材を押しのけて、あなたが採用されるテクニックを伝授します。


【セミナー詳細】

(1)常識のウソ!

中途採用ではスキルや経験が最重要視されるというのは間違い。実はポテンシャルの高さが決め手になっている。事実、経験豊富な人材を尻目に、経験は乏しいが、やる気のある人材が採用されている。なぜ?

(2)ポテンシャルって何?

「やる気」とか「マインド」は目に見えない。だが、ポテンシャルを計測する方法論がある。それは、ビジネスパーソンの言動から判定するもの。上司や面接官は、そうやって、あなたのポテンシャルを判定しているのだ。

(3)言動を変えよう!

日常的な仕事上の言動を変えていくことで、あなたは「ポテンシャルが高い」と評価されるようになる。そのコツを伝授。

(4)転職必勝テク

「『できます』ではなく『やれます!』と言おう」など。
あなたのポテンシャルの高さを面接で効果的にアピールする裏ワザの数々を教えます。

(5)質疑・応答



■講師紹介■

【プロフィール】

株式会社人財開発 キャリアカウンセリング
佐野 啓介(さの けいすけ)


【プロフィール】
㈱日経BP社発行の『日経ベンチャー』記者を経て、㈱キャリアデザインセンターにて転職情報誌『type』編集長を務める。その後、独立して「ビジネス・セレブ」を設立、代表取締役社長となる。ビジネスパーソンを啓蒙・教育して経営者の志・視点をもつ人材を育成するべく、会社経営に携わりつつ、㈱人財開発のキャリアコンサルタント、専門学校東京国際ビジネスカレッジ講師などを務める。著書『あなたの潜在能力がわかる本』(ぱる出版)、『経営思考BOOK』(みずほ総合研究所)など。

■日時■
5月15日(木) 19:00~21:00(受付18:30)

■会場■
東京コンサルティング・グループ 株式会社人財開発 オープンフロア 

http://www.kuno-cpa.co.jp/aboutus/index.html

■参加費■
1,500円(テキスト代・税込)

■お申し込み■

参加お申込は、下記ページよりお願いします

http://www.jin-zai.co.jp/seminar/skillup.html


お知り合いの方でもご興味のある方がいらっしゃいましたら、
お誘いあわせのうえ、ぜひご参加いただければと思います
皆様のお申込をお待ちしております


稲葉朋子





M&Aで仕事がなくなる!

2008年05月13日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)

1980年代、米国の会計事務所は、構造的な不況期でした。

その主たる要因が、M&Aによる企業数の減少です。

買収した側の会計事務所の仕事は、連結対象子会社が増えるので増加しますが、買収された側の企業を担当している会計事務所は、顧客を失います。

私も監査法人で勤務していた頃、顧客の増減の大半は、M&Aによる会計事務所の変更でした。



このようなことは、なにも会計事務所に限ったことではありません。

非買収会社の従業員も仕事を失いのです。
特に経理部門など、二つも必要ありません。

一つに統合されます。
その過程でリストラなされます。

われわれが職を失うのは、企業が倒産するときだけではありません。

たとえ儲かっていても、いつ職を失うか分からないのです。

このような状況に対してリスクヘッジするためには、企業に依存するのではなく、どんな状況でも仕事を生み出せる人間に普段から準備しておかなくてはなりません。


優秀な人間ほど、自分が職を失うことを考え、リスクヘッジをします。
そうでない人は、まさか自分はそうならないと思って、のん気にかまえています。


そして、突然振って沸いた災難のごとく、自分がリストラされたときにあわてるためくのです。


『起業家精神』を持ち、日ごろから、仕事を作り出す人になることを意識して行動することが重要です。

 


できる実務家と起業家との違い

2008年05月06日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)

できる実務家は、早く正確に仕事をこなすことができる。

できる起業家は、ゼロから仕事を生み出すことができる。



できる実務家を目指しても、決して自ら仕事を生み出せるわけではない。

できる起業家を目指せば、実務家は通過点に過ぎないことがわかる。


しかも、実務家は世の中に有り余っているのである。

 

実務家は、会社(起業家)に依存しなくては、生きられない。

目指すべきは、自ら仕事を作り出す人である。


職人が希少価値の時代は、起業家職人は必要なかった。
しかし、顧客の方が少なくなる時代では、自ら需要を喚起し、価値を創造する起業家職人の時代となる。