久野康成公認会計士事務所/株式会社東京コンサルティングファーム(TCF)の 【国際化支援ブログ】

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目の前の患者を殺せる医師になれるか?

2008年03月26日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)

脳外科や心臓外科の世界では、ゴッド・ハンドとよばれる名医がいます。

そのような名医は、予約が1年待ちだったりします。


自分の技術を弟子に残すためには、自分の代わりに弟子に執刀させなければなりません。

そのときの患者の生存率は、名医が執刀するよりも確実に下がります。

目の前の患者の生存率にこだわれば、結果として、予約待ちの多くの患者が、手術を待たずして死んでしまいます。


これは、目の前の患者の「死」を選ぶか、予約待ちの患者の「死」を選ぶかの選択です。


しかし、多くの人は、「死」ではなく、「生」を選びます。
結果として、目の前の患者の「生」を選ぶのです。

 

その結果、自分の技術の伝承が弱くなります。

そして、より多くの優秀な弟子を残すことができず、多くの患者を救うことができないのです。

人間は、より安易な選択をします。
大義のための選択ができるかが、人を残せる人になれるかということでしょう。



 


著者から作家になれ!

2008年03月22日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)

『伝説の社員になれ』の著者、土井さんが主催する出版セミナーに参加しました。

ミリオンセラーを目指すには、

①著者から作家になれ。

②プロフィールを再考する

③コンテンツ2割、企画8割できまる

などなど、目からうろこの内容が盛りだくさんでした。

 

いずれにしても、中途半端な気持ちでは、ミリオンセラーにはなれない。

市場を分析し、正しいマーケティングを行って考えることは、出版でも経営でもまったく同じです。

コンサルタントにとって、出版を一つのツールにしか捉えていなければ、ミリオンセラーは、絶対無理ということを改めて思い知らされました。


 

現在、弊社の心理カウンセラー井上と共著で出版企画をしています。

私が、本当に言いたいことは、『できる若者は3年で辞める!』(出版文化社)で表現できたと思っています。

今後は、当社の社員をプロデュースできるようにがんばります。

 


目指せ!作品賞!!

2008年03月21日 | マネジメントセラピー(井上ゆかり、他)

目指せ!作品賞!!
           ~感謝の気持ち


お久しぶりです。心理カウンセラーの井上です
以前、私がUPしていた…「目指せ!主演女優」について、続バージョンを書きたいと思います。

「より多くの顧客に対して、よりよいサービスを提供することを目的とすること」で
自己を演じOUTPUTをし、それに近づける努力のためのINPUTをすることで
成長スピードが速まるということを書いていました。

もちろん、今でもこの思考法は変わりません!
OUTPUTを意識することによる、INPUTの速さは実感していますし
そのようにして今の自分があると思っています。

今…当社では毎週末のセミナーに加え、その他企業さんとのコラボ企画として
当社から離れてセミナー等もしています。
(ぜひ!来てくださいね

その、あわただしい日々の中で強く思うことは
より多くの顧客のため、そして今の活動を支えてくれている方たちへの感謝が
今の成長を作り上げてくれているということです。

「良いものを届けたいという」外へ向かったエネルギーと
「作り上げているものに協力してくれてありがとう」という内へ向かうエネルギーが
強く人を突き動かしているのだと感じています。

忙しくお仕事をしていると、つい仲間にはお礼を言わなくなってしまっていたり
自分が仕事が出来ていることに、感謝をすることを忘れがちになってしまうことは
多々あることだと思います。

でも…日々その感謝を忘れずに、努力した成果を示したい
という気持ちは本当に、自分をとても強くしてくれます。

そして、その感謝の気持ちを表現するための一つの方法として
最高のパフォーマンスを提供し、後に続く人たちへ道を作ること、
それをミッションとして取り組んで行きたいと思います。

そして自分だけの狭い領域でのパフォーマンスを目指すのではなく
チームとして広い範囲で最高のものをお客様に提供していきたいと思います。

日々お礼を忘れがちな人こそ、きちんと自分の気持ちを表現しましょうね

いつもありがとうございます

目指せ!主演女優…もいいですが、
もとい。組織で作り上げる…目指せ!作品賞ですね

                       心理カウンセラー  井上 由加里


ネール大学で講演会します!

2008年03月17日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)

4月11日(金曜日) インドのネール大学で講演会を行います。

私の本、『できる若者は3年で辞める!』の内容について話をします。


インドの学生と働く上での哲学をディスカッションしたいと思います。

また、技術だけにこだわれば、ジョブホッパーになってしまうリスクを説きたいと思います。

 

 

なお、インドでは、毎週、土曜日に学生を集めて、NLS(ネクスト・リーダー・スクール)を開いています。

 

 

PS:明日は、インドの会計セミナーです。

参加費33,000円とセミナーにしては、高額ですが、40社が参加予定です。

インドからは、弊社の提携弁護士事務所からチャタジー氏を含む2名の弁護士と1名の会計士を招聘しました。

また、小島国際法律事務所からも、パートナーの小川弁護士が参加してくれます。

他のセミナーにはない充実した内容になると思います。

 

 


良い仕事ではなく、早い仕事をしよう!

2008年03月10日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)

一般に、仕事のスピードと仕事の内容は、トレードオフの関係にあると思われています。

 

良い仕事をするには、時間がかかると思っている人が大半です。

結果として、本人は、良い仕事を心がけているつもりでも、実際は、
『遅い仕事』しかできていないのです。

 

良いか悪いかは、最終的には、第三者が決めます。
自分の主観ではありません。

しかし、早いか遅いかは、誰も目にも明らかで、非常に客観性があります。

 

私が、監査法人に勤務していた頃、とにかく、スピードを重視しました。

上司が想定する期日の半分の時間で仕事を終了させる目標を定めていました。


早く終わらせて監査調書を上司に見せれば、必ず、『なんて、早いんだ!』と驚かれました。

まあ、早く終わらせるために、陰で死ぬほど努力していたわけですが・・・

監査の場合、普通に仕事して、ほめられることはありません。
足りないときに叱られるだけです。

しかし、唯一、スピードだけは、ほめられる要素なのです。



とくに、スタッフ業務に関しては、スピードのみを重視すべきです。
早く終わらせるプロセスで、新たな発見があり、改善が生まれ、結果として質が高くなっていきます。

 

最初から良い仕事をしようと思うのは、時間を浪費するだけで、なんの価値も生みません。

 

『質の高い仕事を心がけている』とは、本人の自己満足に過ぎないのです。


最初から、質の高い仕事ができるはずがありません。

とにかく、スピードを重視しましょう。

その結果、仕事の構造が理解でき、誰よりも優れた仕事ができるようになるのです。