秋冬野菜のタネを買ってきた。タマネギ、ダイコン、ホウレンソウ、ハクサイ。暑い暑いとばかりってはいられない。体を動かしてひとつひとつ着実にタネをまいていかなければならない。野菜とはちがうがハボタンのタネもいっしょに買ってきた。これはわが家の庭に植えるもの。まき時は7月下旬から8月上旬とあるのですぐに畑に直まきした。キャベツの仲間だから本葉が4,5枚になったら庭に植えつけることになる。
本物のキャベツのほうはというと。7月18日にタネをまいた秋冬どりは、ポットで育ててきた。しっかりした苗に生育するまで、すなわち本葉が4,5枚になるまで我慢すればいいものを、あいかわらずというか、自分でも辟易するというか、生来のせっかちがますます高じて、本葉2,3枚で植えつけてしまった。ああ・・・、バカなことする。せっかくここまで育てたのに。はやまるな!
小さい苗は、畑に植えつけるといまの時期は虫に食べられてしまう、強い日差しに負けてしまう。そうとわかっていながらもやってしまう。わかっちゃいるけどやめられない。いやそれ以上に自分を制御できないでいる。いまこうなのだからさらに年をとったらどうなってしまうのだろう。
せっかちはいまさらどうしようもないが、野菜を育てる経験だけは長いから幼い苗に対する扱いはわかっている。いやせっかちのおかげでなんども失敗を繰り返してきたからどうしたらいいか少しは身についてきた。
植えつけたら、黒い寒冷紗をトンネル掛け。これは強い日差しを避けるためだ。3日後にみると、苗は虫にも食われていないし、枯れてもいない。とくに虫による被害がない。いつもならネキリムシによる被害があるのだが、これがない。
なんとなく苗が落ち着いてきた。そこで黒い寒冷紗から白い寒冷紗に替えた。根づいたようだから枯れる心配はないが、やはり虫が心配だ。心配したらきりがないとわかっていても、朝のウオーキングの帰りには、見回りを欠かさない毎日だ。