↑直まきの芽
↓セルトレイの芽
エンドウの芽が出てきた。ことしは10月27日にタネをまいた。すべてサヤエンドウで、スナップエンドウはこのところ作っていない。
エンドウは年内に育ちすぎると厳寒期の1,2月に凍害で茎葉が枯れたり、傷んだりしてしまう。それなら小さな苗がいいのかというと、あまり小さすぎるとこれもまた大苗と同じ目に遭う。大きからず小さからずの株で冬を越させる。5センチから10センチの間で冬を越すのが理想かなと思うのだが、これがむずかしい。タネまき時期に注意しても、気温は年によって変わる。思いのほか年内に育ってしまう年だってある。
そんなことを考えていたらきりがない。これまでの失敗の経験からエンドウのタネまきは10月末としている。もうこれでいくしかない。
エンドウのタネまきは直まきである。畝間60センチ、株間30㌢にして、1カ所に2粒まいている。全部が芽を出すとは限らないから、補植用にと別にセルトレイにタネをまいておく。芽が出ないところには1カ所2本となるようセルトレイで育てた苗を補植する。
前回のソラマメで触れたように、エンドウもセルトレイで育てるときは水のやり過ぎに注意する。水やりはタネをまくときの1回だけが無難だ。
今年は直まきでも、セルトレイも100%近い発芽であった。一本しか芽が出ないところには、セルトレイの苗を補植した。
これで安心。あとは春までお天気まかせになるのだが、厳寒期には白い寒冷紗を頭からすっぽりかぶせている。苦い経験があるからこれだけは励行している。