手賀沼を巡るコースをたっぷりと歩いてきた。千葉県北部の我孫子市、柏市、印西市、白井市にまたがる沼だ。知らない間に遊歩道が整備されぐるりと一周できるようになっている。地元の人、地元知らずというが私もそのひとりだった。手賀沼を歩くのは久しぶりだ。1周といっても我孫子市の東側半周だ。出発地点は我孫子が誇る「鳥の博物館」前の駐車場。そこから沼のほとりに出て、時計回りにぐるりと半周して我孫子大橋を渡り、出発点に戻った。
9時45分に出て、戻ったのは正午。早足で約2時間15分かかった。1週するとなると4時間近くになるのではないだろうか。山を歩いているとはいえ、アスファルトの平坦な道は案外と疲れるものである。早春の水辺の風景を楽しむことができた。
このコースは県立自然公園(印旛手賀自然公園)にも指定されている。鳥の博物館を出発してから、途中に水生植物園、手賀沼遊歩道、手賀沼ビオトープ、五本松公園、手賀沼フィッシングセンター、手賀の丘公園、蓮の群生地、道の駅、そして最後に満天の湯という天然温泉がある。ここで汗を流して帰るのもいい。
鳥の博物館
獲物を狙う白鳥
鴨がスイスイと
整備された遊歩道がぐるりと手賀沼を囲む
一息つけるようにあちこちにあずまやが
ヨシの原が広がる
沼の南は県が整備して自然公園となっている
コースの終点に天然温泉
我孫子大橋を渡るとまもなく出発点だ
親水広場でえさに集まる鳥。ハトにカモにカモメ