5月8日(日)、京都国立博物館で開催中の 「禅-心をかたちに-」展 を見に行きました。
明治古都館(本館)は、耐震関連調査工事の為休館中なので、2014年9月にオープンした平成知新館で開催されています。(明治古都館と平成知新館。
パンフレット(表・裏)です。
今回の展覧会は臨済義玄の没後1150年、そして日本における臨済宗中興の祖である白隠慧鶴の没後250年を記念して開催されたもので、臨済宗・黄檗宗15派本山とその塔頭・末寺の全面協力のもと、各寺院に伝わる禅僧の肖像画や仏像、書画、工芸品などが一堂に集められています。
それらを次の5章(作品の成立年代順に並んでいるわけではありません)に分けて展示されているのです。
第1章 禅宗の成立 第2章 臨済禅の導入と展開 第3章 戦国武将と近世の高僧 第4章 禅の仏たち 第5章 禅文化の広がり
300点あまりの出品作品の内、全期間通して展示されるのは45点ほど、ほとんどが前期、後期とわけて展示替えれます。私が観たのは後期展示の作品群です。又この展覧会は10月から11月にかけて東京にも巡回されることになっていますが、京都のみで展示されるものが67点ありました。
後期展示中にも国宝10点のほか重文が多数ありまたそれ以外の作品も見どころ十分で、日本の社会や文化に「禅」が大きな影響を与えたことが実感できる展示になっていました。
久々に観た後に充実感が残る展覧会でした。
展覧会を観た後は高島屋の「萬養軒」で昼食です。
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