ベルリン時間11月28日(土)19時(日本時間29日3時)からベルリンフィルデジタルコンサートでライブ中継がありました。テーマは「バレンボイムがベルリオーズの幻想交響曲を指揮、イベールのフルート協奏曲の独奏はパユ」です。
プログラムには「ダニエル・バレンボイムがベルリン・フィルのソロ・フルート奏者、エマニュエル・パユと共演します。ブゾーニの「フルートと管弦楽のためのディヴェルティメント」は、1920年に新古典主義の様式で書かれました。エスプリに富んだ音楽が魅力的なイベールのフルート協奏曲と合わせて、パユが卓越したソロを披露してくれることでしょう。メイン演目は、メイン演目は、ベルリオーズの幻想交響曲です」とあります。
ドイツは新型コロナ患者が急増、再びロックダウン状態に入っています。確か12月はじめまでと聞いていたので、ライブ中継が行われるのか心配していましたが、結果的には無観客で開催されたのです。ベルリンフィルは4月からも無観客で演奏会を行っていましたが、フルオーケストラではありませんでした野で、今回初めてのフルオーケストラでの無観客演奏会だったわけです。世界中の何人の視聴者に向かっての演奏会だったのでしょうか。
まずはリハーサル風景です。
開演の10分ほど前にヴァイオリン奏者のスターリン・ドッズが聞き手となり、フルート奏者のマニュエル・パユの話がありました。画質はリハーサルに比べ相当悪くなりました。コロナ禍の中、いつもより多くの人びとがこの演奏会を楽しみにしていて、視聴しているのでしょう。
演奏が始まります。指揮はバレンボイムです。
画質(音質も)はさらに悪くなっています。時々やや改善されるのですが長くは続きません。
①曲目:ジャック・イベール作曲 フルート協奏曲 エマニュエル・パユ(フルート)
②曲目:フェルッチョ・ブゾーニ作曲 フルートと管弦楽のためのディヴェルティメント変ロ長調
エマニュエル・パユ(フルート)
ベルリオーズの幻想交響曲の前に再びスターリン・ドッズとマニュエル・パユの対談がありました。そしてパユが作曲家自身によって解説された楽章ごと(第1楽章「夢、情熱」 第2楽章「舞踏会」 第3楽章「野の風景」 第4楽章「断頭台への行進」 第5楽章「魔女の夜宴の夢」)のプログラム・ノートを朗読したあと演奏が始まりました。
今回の演奏会は無観客になることがわかっていたので、ライブでは無く事前に録画し、編集することが出来たのですね。
③曲目:エクトル・ベルリオーズ作曲 幻想交響曲
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