10月15日のブログ以来の将棋の話題です。
11月12日(金)、13日(土)山口県宇部市で行われていた将棋の竜王戦七番勝負第4局で、藤井3冠が豊島竜王を下し4勝0敗の成績で竜王を奪取しました。
投了直前の場面と豊島竜王投了の瞬間です。負けを認め駒台に手を置き投了の意思表示をする豊島竜王の姿、美しいですね。
この勝利で藤井3冠(王位、叡王、棋聖)は将棋界最高峰のタイトル竜王位を加え史上6人目の4冠になりました。いままでの最年少4冠記録は羽生善治九段(51)が保持していた22歳9カ月。それを大幅に更新する19歳3カ月で最年少四冠を達成、史上初の「10代四冠」になるとともに、竜王を含めた四冠となったことで、将棋界の序列トップとなり全棋士の頂点に立ちました。
現在、「王将戦」の挑戦者を決めるリーグ戦でも4勝0敗とトップを走っている藤井4冠。リーグ戦を勝ち抜き、来年1月から予定されているタイトル戦で渡辺明三冠(37)から「王将」を奪取すると、今年度内に5冠を達成する可能性も有ります。
今後の藤井4冠の活躍から目が離せません。