K.テツのひとりごと

行動記録、趣味の話などを書いてゆきます

兵庫芸術文化センター管弦楽団 第66回定期演奏会

2014年01月22日 | 音楽

1月19日(日)15時から兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホールで兵庫芸術文化センター管弦楽団 第66回定期演奏会がありました。

パンフレットとプログラムです。

 

 

開演前の佐渡さんのお話:阪神淡路大震災が発生した、1月17日は大きな日だ。今年で19年目になる。毎年1月の公演はその日のことを思いながらプログラムを考えてきた。当初はレクイエムなどを演奏したが、今回はレスピーギを演奏する。オーケストラの神髄、醍醐味を味わって頂きたい。ローマ3部作のなかで、東北大震災で奇跡的に一本だけ残った松が心のシンボルになっていることを頭に置き、「松」を最後に持って来た。20年目に当たる来年はマーラーの2番「復活」と決めている。1月17日は今回のリハーサル・公演、夜はスーパーキッズと音楽漬けで、メモリアルウォークなどに参加できなかったが、昨日(1月18日)、高松公演での行事に参加でき、フルートでダニーボーイを吹いた。

プログラムは「オールレスピーギ」です。音楽ライターのオヤマダアツシ氏の解説を掲げておきます。『 「オーケストラの魔術師」という栄光の称号は、ラヴェルやストラヴィンスキーら  20世紀前半に活躍した作曲家に与えられますが、イタリア人のレスピーギもそれを受けるのに十分な資格があります。本日のPAC、ステージ上に並ぶ多種多彩な楽器群をご覧ください。基本的に3管編成十多彩な打楽器群に加え、「祭り」「松」ではパンダと呼ばれる別セクションの金管アンサンブルが加わり、さらに「祭り」では  マンドリン、「松」では烏のさえずりなども。オーケストラの機能を200%引き出した  「ローマ三部作」は、ホールが共鳴するほどの豊かな音を生み出します。弦楽器だけで演奏される魅力的な組曲「古風な舞曲とアリア」にも注目を 』

大きなステージ上にところ狭しと配置された楽器と楽員。「ローマ」という町を主人公にした3つの交響詩。プログラムの解説を読んだあと聞くと、長い歴史の中の物語や、ローマの夜明けから日没までの情景などがひしひしとよみがえり、迫ってきます。演奏がとても素晴らしく、演奏が終わったあと、拍手が鳴りやみませんでした。

 

小雪が舞う中、西宮まで歩いて行きました。途中の上武庫橋の上から見た冬景色です。六甲山は降雪で霞んでいます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする