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末期高齢者になってしまった老人の日記

我が家の花の写真を中心に、日々の暮らしの中で起きたこと等を書かせていただきます。

柏のオランダあけぼの山公園のチューリップは?

2017-02-27 19:09:24 | 散歩
毎年掲載している柏のオランダあけぼの山公園のチューリップを見ようと一昨日出掛けましたが

なんとチューリップは全く無くパンジーだけが植えられており、少しがっかりしました。

柏のオランダのシンボル風車

風車


風車の前にひろがるのはチューリップでなくパンジー

パンジー各種

青・紫・黄色・白のパンジーが直線的や円形に植えられています。

円形に植えられたパンジー

縦に植えられたパンジー各種

青のパンジー

紫のパンジー

黄色のパンジー

白のパンジー

梅林

ここには梅林もあり、紅梅、白梅が満開です。

梅林の里の表示と梅林

紅白の梅林

子供と梅林

タイムカプセル90

タイムカプセル90

このあけぼの山公園は1994年柏市市制40周年の年に完成しました。

これを記念して50年後の市制90周年の市民に送るメッセージを入れたカプセルですので、カプセル90と命名されました。

ミツマタ

ミツマタの株

ミツマタの大きな株がありました。ミツマタの名は枝が三つに分かれているためとか。

左の黄色いのが花で、右の白いのは花が終わりこれから葉がでるところだそうです。


                                                          終わり










迎賓館その4

2017-02-23 18:58:02 | 散歩
途中に色々とはいってしまいましたが、迎賓館の紹介を続けさせて頂きます。

玄関ホール


玄関ホール
 
ここは見学コースでは見れないのですが、床はイアタリア産の白い大理石と国産の黒い玄昌石が互い違いに敷き詰められています。

左右の奥の壁面は、フランス産の大理石が貼られています。

二階大ホール

二階大ホール

中央階段を上がった所にある二階大ホールは、来訪した賓客を天皇皇后両陛下が迎える場所です。

ホールの中心には8本のイタリア産の大理石でコリント様式

(ギリシャ建築様式の一つで、柱頭にアカンサスの葉を2段に重ねて彫り表したもの)の柱があります。

また大ホール正面の左右の壁面には2枚の大油絵(小磯良平画伯作で、絵に向かって左側は「絵画」、右側は「音楽」)が飾られています。

小磯良平画伯の絵

小磯良平画伯の絵「絵画」

天井の油絵は第七天国という名が付けられており、東京芸術大学の寺田春弌教授が1974年の改修時に描いたものです。

天井油絵「第七天国」

中央階段と中央階段ホール

見下した中央階段
                              
2階大ホールから見下ろす中央階段の床には、イタリア産の大理石が張られ

その上に赤じゅうたんが敷きつめられています。

階段の左右の壁には、フランス産の大理石が鏡張りされています。

また、欄干はフランス産の大理石であり、その上に8基の黄金色の大燭台が置かれています。

見上げた中央階段

アーチ型の天井は、美しいフォルムをつくり贅沢なほどに金箔で彩られています。

                                                         終わり



迎賓館その3 花鳥の間

2017-02-23 18:57:26 | 散歩
花鳥の間

 
花鳥の間

花鳥の間は広さは約330平方メートルで、主に国・公賓主催の公式晩餐会が催される大食堂であり

最大約130名の席が設けられます。それ以外にも首脳会議等の場としても利用され

1986年の大2回主要国首脳会議(G7)はこの部屋で実施されました。

花鳥の間という名称は天井に描かれた花・鳥獣の油絵24枚と金箔地に模様書きした絵12枚や、

欄間に張られたゴブラン織風綴織、壁面に飾られた花や鳥が描かれている30枚の楕円形の七宝に由来します。

天井の絵

壁面の七宝

いずれも四季の花に鳥をあしらっており、下絵は日本画家の渡辺省亭が描き、明治期の七宝焼の天才・涛川惣助が焼いたものです。

七宝額「矮鶏」

七宝額「花」

七宝額鳥

大食器棚

花鳥の間北壁面に置かれた大食器棚は、旧赤坂離宮建設当初にフランスから購入したものです。

食器棚左右の壁面には狩猟の図を織り込んだゴブラン織で飾られています


大食器棚



 



         

迎賓館 その2 彩鸞の間、朝日の間、羽衣の間

2017-02-09 18:30:05 | 散歩
前回にも書きましたが、室内撮影禁止でしたので、迎賓館サイトの写真と

当日購入した迎賓館のパンフレットの中の写真を利用してご紹介します。

迎賓館概略図

彩鸞の間

彩鸞の間

広さは約160平方メートルの彩鸞(サイラン)の間は、表敬訪問のために訪れた来客が最初に案内される控えの間として使用されたり

晩餐会の招待客が国・公賓に謁見したり、条約・協定の調印式や国・公賓とのインタビュー等に使用されています。

東壁面

彩鸞の間という名称は、左右の大きな鏡の上と、ねずみ色の大理石で作られた暖炉の両脇に

「鸞」と呼ばれる架空の鳥鳳凰の一種をデザインした金色の浮き彫りがあることに由来しています。

暖炉の両脇に鸞

白い天井と壁は金箔が施された石膏の浮彫りで装飾されて、10枚の鏡が部屋を広く見せています。

室内はアンピール様式(ナポレオン帝政下に流行した,建築,室内装飾,家具,工芸の新古典主義的装飾様式)であり

石膏金箔張りが施された鎧、冑,剣など軍隊調のモチーフで装飾され、天井は床面から約9米あり、

楕円形のアーチ状は天幕を張ったように見せる意匠となっています。なお椅子張りの赤はアンピール様式のトレードマ-クです。

朝日の間

朝日の間
                               
広さは約180平米あり、国・公賓用のサロンとして使われ

ここで表敬訪問や首脳会談などの行事が行われています。

朝日の間の名称は天井に描かれた「朝日を背にして女神が香車(チャリオット)を走らせている姿」の絵に由来しています。

朝日の間天井画

天井画は長径8.26m, 短径5.15mの大きな楕円形です。

室内は古典主義様式であり、壁には京都西陣の金華山織の美術織物が張られています。

金華山織の美術織物

床には、紫色を基調とした47種類の糸を使い分けて桜花を織り出した縀通が敷かれています。

周囲の16本の円柱はノルウェー産の大理石です。

羽衣の間

羽衣の間
 
広さは約330平米のこの部屋は、雨天の際に歓迎行事を行ったり、晩餐会の招待客に食前酒や食後酒が供される所です。

羽衣の間の名称は天井に謡曲の「羽衣」の景趣を描いた300平方メートルの曲面画法による大壁画があることに由来しています。

天井画

室内は朝日の間と同様、古典主義様式で、正面の中2階には、オーケストラボックスがあります。

これは、羽衣の間が舞踏会場として設計されたからです。 

3基のシャンデリアは当館で最も豪華なもので、およそ7,000個もの部品で組み立てられており

高さは約3メートル、迎賓館の中で最も大きいシャンデリア(重量800キログラム)があります。

シャンデリア

壁は楽器、楽譜等をあしらった石膏の浮彫りで飾られています。

「羽衣の間」という名は、謡曲の「羽衣」の景趣を描いた300㎡の曲面画法による大絵画が、天井に描かれていることに由来します。

終わり









迎賓館の見学 その1

2017-02-08 09:05:51 | 散歩
赤坂迎賓館が2月2日から14日の期間、迎賓館「朝日の間」の特別公開を実施する

そして「朝日の間」は特別公開終了後、天井絵画等の内装の改修工事のため、約2年間閉室する

そのため現在は事前の予約又は当日の整理券なしで参観できる

という事を知りましたので、比較的暖かい一昨日早速見学に出掛けました。

正面玄関前に行くと入門待ちの人の列があり、それから順次西門まで外を歩かされ後西門内に入るとそこは大変な人。

小生等と同じく年配の夫婦連れが目立ちました。

荷物検査に並ぶ人達

飛行場と同じ持ち物検査が行われるための混雑で、検査が終わって千円の入場券を買う迄に1時間半もかかりました。

迎賓館では庭の写真は自由に撮れるのですが室内は撮影禁止のため、

室内は主として迎賓会のサイトの写真を借用してご紹介する事にします。

迎賓館入り口

迎賓館入り口門

入り口門の上部には菊のご紋

最初に来たのがこの門でしたがここかららは入れず、西の門から入り帰りにこの門から出ましたので、最後に撮った写真です。

迎賓館について

入り口付近から見た迎賓館本館正面

迎賓館本館は、かつて紀州徳川家の江戸中屋敷があった広大な敷地の一部に

1909年に東宮御所(後に赤坂離宮となる)として建設されたもので

当時日本の一流建築家や美術工芸家が総力を挙げて建設した日本における唯一のネオ・バロック様式の西洋風宮殿建築です。

迎賓館本館正面

しかしそのネオ・バロック様式の外観があまりにも華美に過ぎたことや

住居としての使い勝手が必ずしも良くなかったことから、皇太子嘉仁親王(後の大正天皇)がこの御所を使用することはほとんどなく

親王が天皇に即位した後は離宮として扱われることとなり、その名称も赤坂離宮と改められました。

1924年昭和天皇の婚儀の後の数年間、赤坂離宮は東宮御所として使用されましたが

天皇に即位した後は離宮として使用されることも稀になりました。

第二次世界大戦後、赤坂離宮の敷地や建物は皇室から国に移管され

国立国会図書館(1948–61年)、法務庁法制意見長官(1948–60年)、裁判官弾劾裁判所(1948–70年)

内閣憲法調査会(1956-60年)、東京オリンピック組織委員会(1961–65年)などに使用されました。

日本が外国の賓客を迎えることが多くなり、それまで迎賓館として使用していた

港区芝白金台の旧朝香宮邸(現・東京都庭園美術館)が手狭になったため

赤坂離宮を改修し、これを外国賓客に対する迎賓施設に供することが1967年に決定されました。

そして5年の歳月と108億円をかけて、1974年に現在の迎賓館が完成しました。

2009年には旧東宮御所(迎賓館赤坂離宮)として、明治以降の文化財としては初の国宝に指定され、 2016年4月からは一般公開されました。

新装なった迎賓館に迎えた最初の国賓は、1974年11月に現職のアメリカ合衆国大統領として初来日したジェラルド・フォードでした。

なお本館以外に、1974年に谷口吉郎の設計により新設された和風別館游心亭もあります。

ここは「日本らしいもてなしを行う施設」として、主に国公賓の会食や茶会などに供されています。

本館正面外部の様子

本館は鉄骨補強煉瓦石造で、地上2階、地下1階で、延床面積は15,000m2です。

本館正面中央部

正面中央にはバルコニーのついた玄関があり、緑青の屋根には日本の甲冑を形どった装飾が左右対称をなし

中央部には菊の紋章が飾られています。

本館正面上部

緑青の屋根、花崗岩の外壁、各種の装飾類などが調和のとれた美しさをかもし出していますが

日本が独自の文化を守りながらの西洋化と富国強兵に突き進んでいた時代を象徴して

正面玄関の屋根飾りや内装の模様などに鎧武者の意匠があるなど

建物全体に西洋の宮殿建築に日本風の意匠が混じった装飾になっています。

正面屋根に並ぶ鎧武者

鎧武者のアップ

天球儀と鸞
鎧武者の横にある天球儀と鸞

鎧武者の先には、星が散りばめられた天球儀があり、「鸞(らん)」と呼ばれる霊鳥が囲んでいます。

天球儀と鸞

鳳凰が歳を経ると鸞になるとも、君主が折り目正しいときに現れるともいうそうです。

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