中国製の太陽光パネルや通信機器をめぐり中国と欧州連合(EU)の貿易摩擦が高まる中、中国が欧州への報復措置をちらかせ始めた。
欧州ワインが制裁の目標になる可能性が報じられているほか、専門家からは「航空機や自動車に制裁を加えるべきだ」との過激な論調も出ている。
李克強首相は5月26日にドイツを訪問し、メンケル首相らと会談。
通商担当の鐘山商務次官とデフフト欧州委員は5月27日にブリュッセルで協議する。
ただ、通商紛争に関する中国とEUの溝は深く、事態の打開は難しそうだ。
EU側は中国の太陽光パネルが不当に安く輸入され、域内企業に損害を与えているとの見方を強め、平均46%に達する反ダンピング(不当廉価)関税を課すことを検討。
中国の太陽光業界は「これほど高い関税に耐えられる企業は一社もない」と危機感を募らせる。
EU側は太陽光パネルに続いて中国企業の通信機器についても反ダンピング調査の開始を決定。
中国で欧州への反発が広がっており、5月21日付の中国紙、中国証券報は、商務省が欧州ワインの反ダンピング調査に乗り出す見通しだと報じた。
中国が2012年にEUから輸入したワインは前年比5.8%増の2億9千万リットルに上った。
中国の富裕層や中間層の拡大でワイン消費が増加を続けており、反ダンピング関税などの制裁措置が取られれば、欧州企業に痛手になる。
5月20日付の経済参考報は「欧州に代価を払わせ、思った通りにできないようにすべきだ」とし、自動車などへの制裁を呼び掛ける政府系シンクタンク研究員のコメントを伝えた。
中国にはフォルクスワーゲン(VW)やエアバスなど多くの欧州企業が進出しており、EU側に圧力をかけて、太陽光パネルなどへの反ダンピング関税を阻止する狙いとみられる。
品質の悪い低価格の太陽光パネルは、いずれEU各国でトラブルになるであろう。
相変わらず幼児的な中国らしいやり方で腹立たしいが、EUは腰抜けではないだろう。
逆に、ワインの輸出を止めればよいのでは。 自動車、エアバスもしかり。
悲鳴を上げるのは中国の方では。
EUの常識ある中国対応を願う。
日本も、一部のサービス産業等を除き早く中国から立ち退くべきである。
バカな中国を反省させるためにも、世界中が中国を相手にしないことが一番ではないだろうか。
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