フィリピンのドゥテルテ大統領は8月2日、首都マニラで演説し、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長を「危険なおもちゃで遊んでいる愚かな人物」と批判した。
「彼が間違えば、極東は荒野になる。 核戦争は止めなければならない」とも述べた。
フィリピンは今年の東南アジア諸国連合(ASEAN)議長国で、8月7日には北朝鮮外相も参加するASEAN地域フォ上フム(ARF)閣僚会議がマニラで予定されている。
ドウテルテ氏は4月のASEAN首脳会議後の記者会見でも、米国と北朝鮮が「危険なおもちゃで遊んでいる」と述べ、両国に挑発を自制するよう求めていた。
ASEANに加盟する10力国はいずれも北朝鮮と国交があるが、8月5日のASEAN外相会議の共同声明案では大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射に「重大な懸念」を表明、厳しい態度を取っている。
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