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中露、歴史認識で連携 ウクライナ・尖閣を念頭

2014年05月22日 | 外国

中国の習国家主席が5月20日、同国を公式訪問したロシアのプーチン大統領と上海で首脳会談を行い、中露両国は「歴史の改ざんと戦後秩序の破壊」に反対するとの共同声明を発表した。

中国は中露連携を誇示することで、アジア重視戦略を進める米国や沖縄県・尖閣諸島をめぐり対立する日本をけん制した形だ。

ロシアには、ウクライナ情勢に関連し先進7力国(G7)などによる対露経済制裁を主導する米国に対抗する狙いがある。

(中露共同声明骨子)

・歴史の改ざんと戦後秩序の破壊に反対

・ドイツ・ファシズムと日本軍国主義に対する勝利70年の記念式典を合同開催

・6力国協議が北朝鮮核問題を解決する唯一の効果的な方法

・ウクライナ情勢に深刻な懸念

・他国への内政干渉と一方的な制裁に反対

・ロシアから中国への天然ガスの早期供給開始を促進

両首脳は会談後、東シナ海での中露海軍による合同軍事演習の開始式にそろって参加し、軍事面での協力の深化をアピールした。

タス通信によると、習氏は演習の開始式で、来年の第2次世界大戦の戦勝70周年に合わせ「(両国が)一連の合同軍事演習を実施することで合意した」と述べた。

発表された「中露の全面的戦略協力パートナーシップの新段階に関する共同声明」によると、中露両国は「ドイツ・ファシズムと日本軍国主義」に対する勝利から70年を記念する式典を合同で行うことで合意した。

共同声明は北朝鮮の核問題に関連し、地域の政治、軍事的緊張に懸念を表明し、6力国協議が核問題を解決する「唯一の効果的な方法」と指摘した。

 またウクライナ情勢を念頭に「他国への内政干渉」と「一方的制裁」に反対するとして欧米への対抗姿勢を鮮明にした。

ウクライナ情勢には「深刻な懸念」を表明、憲法修正などを通じて事態を打開するため国内勢力の直接対話を呼び掛けた。

さらに「多国間の組織や同盟」に加盟させるための活動を支援してはならないと強調し、ウクライナの加盟による北大西洋条約機構(NATO)拡大をけん制した。

いつまでも戦勝国が正しく、世界を制していくと言いたいのだろう。

世界の嫌われ者2カ国が、「歴史の改ざんと戦後秩序の破壊に反対する」というわけのわからないことを言う。


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