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中国・ベトナム首脳会談 南シナ海問題「適切に処理」で一致

2015年11月07日 | 国際問題・紛争

中国の習国家主席は11月5日、ベトナムを訪問し、最高指導者のグエン・フー・チョン共産党書記長と会談した。

ベトナム外務省によると、両国が領有権を争う南シナ海問題について「相違を適切に処理し、2国間関係に影響を与えないようにする」ことで一致した。

両国は南シナ海問題をめぐり対立する一方、隣国同士として歴史的に密接な関係にあり、経済面での交流も活発だ。

両首脳は領有権問題の平和的な解決を強調することで、伝統的な友好関係を持続する姿勢を示した。

他方、チョン氏は南シナ海における「対立を複雑化させるような行為」や「軍事化の追求」を行わないよう習氏に提案。

中国による近年の南シナ海の軍事拠点化に懸念を表明した。

ベトナムは中国との対立を背景に近年、米国や日本との関係を強化しており、習氏の訪問は、ベトナムの米国などへの傾斜をけん制する狙いもあるとみられる。

ベトナム外務省によると両首脳は、両国間の政治的信頼の醸成や、経済、貿易、投資などでの協力強化でも一致した。

中国とベトナムは南シナ海の西沙(英語名パラセル)、南沙(同スプラトリー)

古両諸島の領有権を争う。

中国は1970年代から西沙諸島を実効支配している。

2014年には中国が西沙諸島付近で実施した石油掘削作業をきっかけに両国船の衝突が多発したほか、ベトナムで反中デモが頻発。

両国関係は一時、1991年の国交正常化以降で最悪の状況に陥った。

はたして両国はうまく話が進むのだろうか。


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