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ロヒンギャの帰還延期 バングラ当局作業遅れか

2018年01月24日 | 外国

バングラデシュ政府当局者は、1月23日に予定されていたイスラム教徒少数民族ロヒンギヤのミヤンマーヘの帰還開始が延期になったと1月22日に明らかにした。

対象となる難民の絞り込み作業などの遅れが原因とみられている。

いつ開始できるかは不明。

ミヤンマーとバングラデシユ両政府は1月16日、帰還を1月23日に開始し、全ての帰還を2年で完了することで合意した。

早々の延期表明により、円滑な帰還が難しいことが改めて浮き彫りになった。

地元紙やロイター通信によると、バングラデシュは国境付近に帰還難民のための一時キャンプを設置する方針。

一時キャンプや帰還難民のリストづくりが進んでいないことが延期の背景という。

一方、ミャンマーのウィン・ミャ・千‐社会福祉・救済復興相は1月22日、「(ミャンマーが帰還を許可した)イスラム教徒750人とヒンズー教徒500人のリストを既にバングラデシュ側に渡した」と記者団に述べた。

国境近くの受け入れセンター2ヵ所や、難民が一時滞在する施設が完成しているとし、準備ができていることを強調した。


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