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参院・民進 結束優先 代表選を回避

2017年11月02日 | 政党

民進党は10月31日、新たな代表に大塚参院議員を選び、再スタートを切った。

選挙戦を回避したのは対立先鋭化で「さらに党が割れかねない」との危機感からで、結束を優先した。

大塚氏は党再生を図ると強調するが、局面転換の方策は見通せず、求心力を欠いたまま漂流が続く可能性もある。

「皆さんの調整の結果、大局的な観点から一本化してもらった」。

10月31日の両院議員総会での代表選出後、大塚氏はこう切り出した。

就任の記者会見では大塚氏が「分党論者」と見られていることを問われ「そうした考え方を持っているわけではない」と否定した。

希望の党への合流失敗の責任を取って代表を辞任した前原氏の後継を巡る代表選。

一時、岡田元代表の名前が浮上したものの、岡田氏は10月30日夜に不出馬を明言した。

衆院選で公認候補を立てず、所属の国会議員は衆院より参院が大幅に上回る状況では、参院側から代表を出すのがふさわしいとの声が強まっていたことも背景にある。

こうした中、大塚氏、小川参院議員会長、代表経験者の蓮肪氏が動きだす。

3陣営とも、選挙になれば党の分裂を招きかねないとの思いは共有していたものの、大塚氏の立候補に懸念を抱いたのが小川、蓮肪両氏。

大塚氏は一部から「分党派」と目されてきたのに対し、2人は党を割るべきではないとの考えだからだ。

立候補の調整は、届け出が始まった10月31日正午すぎまで続いた。

大塚、蓮肪両氏の代理人が党運営を巡り協議する中、協力関係の構築が確認されたとして元々支持固めが遅れていた小川、蓮肪両氏は出馬を見送った。

大塚氏は2019年の統一地方選や参院選を見据え、党の再建に取り掛かる。

希望への合流による事実上の解党決定から合流失敗、参院側が中心となって党存続と、もがきながらも状況は一層厳しくなる。

分裂した立憲民主党や希望との関係、共産党との連携は本格議論をすれば、党を二分しかねない。

参院民進も分裂するのが自然で、いつまでもいまのままでは終わらないのでは。


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