トランプ次期米大統領(共和党)は12月5日、気候変動問題への取り組みで2007年のノーベル平和賞を受賞したゴア元副大統領(民主党)とニューヨークのトランプタワーで会談し、地球温暖化対策について意見交換した。
ゴア氏は会談後、記者団に「とても生産的な話し合いだった」と述べた。
トランプ氏は、気候変動の原因は人為的なものだと考え方に懐疑的で、温暖化は「中国のでっち上げだ」と主張したこともある。
米国を含む190力国以上が参加する温暖化対策の新枠組み「パリ協定」からの離脱方針を表明した一方、大統領選勝利後は姿勢を軟化させている。
トランプ氏の娘イバンカさんもゴア氏と面会した。
イバンカさんは温暖化対策に前向きな姿勢で知られるゴア氏は10月、大統領選候補だったクリントン氏の集会で応援演説した際、トランプ氏は気候変動問題を深刻化させ「米国を破滅に追いやる」と批判していた。
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