トランプ次期米大統領は12月4日、ツイッターに「(中国は)南シナ海に巨大な軍事施設を建設していいかとわれわれに尋ねたか? 私はそう思わない!」と投稿、中国による南シナ海の軍事拠点化を批判した。
トランプ氏が大統領選に勝利して以来、南シナ海問題に言及するのは初めて。
トランプ氏と台湾の蔡英文総統との電話会談に中国が反発する中、中国をけん制する狙いもあるとみられる。
ただ、こうした発言が具体的な政策に反映されるかは不明だ。
ツイッターではまた、「米企業の競争を困難にする通貨切り下げや、米国製品に重い関税をかけることに了解を求めたか」とも書き込み、中国の通商政策を非難した。
トランプ氏は選挙戦で中国を「為替操作国」と批判してきたが、改めて強硬姿勢を示した形だ。
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