今年はクリスマスは、イブが日曜日となる三連休だと言うことで、例年にも増して賑わっているようでありますが…
そんなキラキラとしたイベントごとと無縁であるワタシは、おいしい焼肉をいただきましょうと御茶ノ水駅で友人と待ち合わせます
聖橋口から歩いて3分ほど
予約をしておいた『マルタケ』を訪ねてみますと、大きな通りに面することのないお店であるにもかかわらず〝ディスカウント卸売ショップ〟などと怪しげな文言が書かれたテントに明かりが灯ることもなく…
営業されているのか否かさえわからない雰囲気に不安を感じます
開店時間である17:00に伺ったのですが、既に8人が掛けられる長テーブルが3台置かれる店内の奥には先客がひと組いらっしゃいまして…
その隣の席を勧められたのですが、入り口に近い席をリクエストしたところ「寒いかもしれませんよ」との気遣いとともに快諾していただけましたし…
預けた上着や手荷物には臭いが付かないようにカバーを掛けてくださるなど、店構えからは想像しなかった〝おもてなし〟があるお店であります
先ずはお通しとして提供されるキャベツやキムチとともに「上タン塩」
決してお手頃なお値段ではありませんが、10mm近い厚切りにされた和牛のタンが6枚も盛られていることを考えますとコストパフォーマンスは高い一品でありますね
画像ではコショーが強そうに見えるかもしれませんが、厚切りであることから程よいバランスでいただくことができます
そして「マルタケハラミ」
20mmほどの厚みがあるハラミは一枚を3つに切り分けられていますのでサイコロのような形で焼くことができまして…
その柔らかさは他ではいただくことができないであろうと思われるほどでありますし、薄味に思えるタレがしっかりと絡んでいることからご飯と一緒にいただきたくなるほどの甘みと旨みをいただくことができます
こちらはリーズナブルにいただくことができる「カルビ」
1,000円もしないお値段でありながらも、これだけのサシが入ったカルビが7枚も盛られていることには驚きであります
もちろんとろけるような脂身のおいしさはお替わりをしたいほどであります
続いて「上ミノ」
ひと口サイズにカットされていることでの食べやすさやコリコリとした食感はもとより、タレのおいしさも頷けるものでありまして…
和牛の内臓を〝ひと腹買い〟されていることもあってか、お値段以上の満足度が得られる一品であります
もう少しお肉をいただこうと「炙りロース(ワサビで)」を追加させていただきます
〝炙り〟でありますので薄切りにされたものではありますが、しっかりとサシが入っていることから旨みを感じることができますし、ワサビを添えることでさっぱりといただくことができます
〆には「ユッケジャン」
熱々で提供されることにもおいしさを感じることができますし、たっぷりと野菜が盛られることもありがたいことであります
そして程よい辛みのスープにはしっかりとした旨みとコクがあって…
ご飯も洗うことでぬめりを取ったかのようなサラサラとした感じに大満足であります
肉屋直営などと言って上質なお肉を提供するお店は増殖しているようですが、そういったお店でいただく焼肉はタレのおいしさや料理物のおいしさに満足できなかったりするのですが…
こちらは歴史に裏付けられた人気店であることから、何をいただいても満足できるお店でありました
【焼肉ランド マルタケ】
東京都千代田区神田駿河台3-7-5 駿河台ビル1F
03-5280-0507