年間500店以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

仕事柄、日本中を飛び回っていて、その出張先での外食を日記にしています
たくさんのコメントを待ってます

『ボロン亭』 創業から50年 珈琲の香りとノスタルジックな空気が流れる純喫茶

2018-12-16 23:30:11 | 九州・沖縄
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落ち着いた雰囲気とおいしいチーズケーキがいただけると、友人がお気に入りな喫茶店
創業から50年ほどになる老舗でもあるとのことで、お昼をいただいたあとお邪魔してみることにいたします



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久留米市郊外
幹線から住宅街へと入ったところにありますが、特徴的な造りであることから一見してここが目的地であることがわかります
扉を開けて最初に迎えてくれるのは中世の騎士が着ていたような甲冑でありまして…
聞いてはいたもののその大きさに驚かされます
客席はアンティークな調度品が置かれることでのレトロ感や控えめな照度であることに居心地の良さが感じられ思わず長居してしまいそうですね


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専門店らしくサイフォンで淹れられるコーヒーは香り高いものでありますし、使われる器も上品でセンス溢れていて…
お店で作られるフレッシュなものではないようですが、濃厚なチーズの風味としっとりとした舌ざわりがおいしいクリームチーズケーキとの相性も良いですね



【ボロン亭】
福岡県久留米市櫛原町126-2
0942-32-0417



『うどん処 麺楽』  粘りゴシが特徴的な筑後うどんがおいしいと評判なお店のかつ丼も見事でありました

2018-12-16 22:43:52 | 九州・沖縄
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福岡出張の中日となる日曜日
朝からしとしとと冷たい小雨が降っていまして…
こんな日はグツグツと土鍋で炊いた熱々の「鍋焼きうどん」がいただきたいと、おいしいうどん屋さんを探します



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筑後うどんの人気店だと言う『麺楽』を訪ねますと…
広めの駐車場はほぼ満車あることから期待が高まりますし、車を降りたときに香ってきたおいしそうな出汁の香りに期待は確信へと変わります
暖簾を潜りますと50席ほどがある店内は満席に近い状況でありまして…
唯一空いていた入口近くのテーブルをいただき周りを見渡しますと、日曜日だとはいえ席を埋めているお客さまの大半がファミリーであることから地元に密着したお店であることを窺い知ることができます


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まずはいただいたテーブルから手が届きそうなところにおでん鍋が置かれていまして…
定番である大根や玉子のほか、ごぼう天や牛すじをいただきます
十分すぎるほどに出汁が沁みて黒くなってはいますが、決して塩っぱいなんてことはなくおいしくいただくことができました


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一番人気は野菜がたっぷりと盛られた「ちゃんどん」と称されるちゃんぽんうどんなのだそうですし、久留米市を中心とした12店舗が参加するスタンプラリーの商品として提供される「ちっご雑煮うどん」にも惹かれるところではありますが…
いただくことにしたのは「牛すじ鍋焼きうどん」であります
ニラがたっぷりと乗せられたメニュー画像からピリ辛鍋的に仕上げられたものを想像していたのですが、提供された商品はニラと牛すじがトッピングされただけのシンプルな鍋焼きでありまして…
ちょっと期待はずれな印象ではありますが、筑後うどん特有の〝粘りゴシ〟をしっかりと味わえますし、それが故に出汁との絡みもよく十分に満足させていただけるお味でありました
一味だけではなく刻み唐辛子が卓上に置かれていましたので、それを加えることで辛みを足していただくこともできましたので身体はポカポカであります


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そして「かつ丼」
〝だしが命! うどん屋のカツ丼〟なんてコピーが付けられていることに火をつけられ、うどんと一緒にいただくことにいたします
厚切りというものではありませんが、十分に納得できるほどの厚みがあるカツにはしっかりと出汁が沁みていますし、たっぷりな玉ねぎとともに綴じる卵もふっくらとしていて…
これもまた自慢の一品であることが納得できるものであります



【うどん処 麺楽】
福岡県筑後市長浜135-1
0942-53-0126