年間500店以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

仕事柄、日本中を飛び回っていて、その出張先での外食を日記にしています
たくさんのコメントを待ってます

『港屋 久留米』 東京虎ノ門の行列店が久留米にオープン 硬めに茹でられたたっぷりのお蕎麦とたっぷりのしゃぶ肉 そして辣油が入ったそばつゆが特徴です

2018-08-25 23:20:29 | 九州・沖縄
P8256558.JPG

東京の虎ノ門にある行列が絶えることのない名店『港屋』
人気店となっても多店舗展開をすることなく…
オーナー自らが厨房に立ち続け、妥協することのないこだわりのクォリティーを提供することが2002年7月の創業から行列店であり続ける秘訣なのでありましょう



P8256570.JPG

P8256557.JPG

P8256555.JPG
そんなお店を真似た商品を提供するお店は多くあることから、ここ久留米にもパクリのお店ができていたのかと思ったのですが…
こちらは姉妹店として正式に認められているようで、店舗デザインから調理に至るまで虎ノ門のオーナーが指導されたのだそうです
虎ノ門同様に立ち喰いスタイルではありますが、ゆったりとしたレイアウトとなっていることから窮屈感なく食事をいただくことができますね


P8256559.JPG
提供される商品は「冷たい肉そば」の一品のみでありまして…
固めに茹であげられたおそばの上にはたっぷりのネギと豚しゃぶ肉が乗せられ、さらにその上にはビックリするほどの刻み海苔と胡麻が乗せられています
歯ごたえのあるお蕎麦は結構あごの力を要しますが、噛むほどにそばの香りがお口の中に広がるおいしさを楽しめますし、ネギやゴマ、それに刻み海苔と言った薬味の風味でおいしくいただくことができ…
と、虎ノ門と変わることないおいしさでありました



プラス150円で大盛りにもできますが、通常サイズでもしっかりと食べ応えがあることでの満足度も高いですね



【港屋 久留米】
福岡県久留米市新合川2-6-7 EVO3内
0942-41-0505


『炎のステーキ』 2018年8月11日 ガバ厚なステーキがリーズナブルにいただけるステーキ店が久留米市郊外にオープン

2018-08-25 22:58:34 | 九州・沖縄
P8256498.JPG

平成の時代も残り数ヶ月となっているのに未だ高度成長期に培われた昭和のビジネスモデルに執われている経営者が多いのが現状でありますが、いま新しいビジネスモデルとして注目されているのが『いきなりステーキ』でありまして…
2013年12月のお披露目当時には〝非常識〟と失笑するような声もあったようですが、5年足らずで300店を超えるチェーン店へと成長した今、それを模したお店が全国的に広がっているのであります



P8256471.JPG

P8256475.JPG
今日、お邪魔した『炎のステーキ』もそんなお店のひとつでありまして…
〝ガバ厚ステーキを召し上がれ!〟をコンセプトとして8月11日にオープンしたのであります
ガバ厚の〝ガバ〟とは〝とっても〟であるとか〝すごく〟と言ったことを意味する筑後地方の方言でありますから、分厚いステーキを召し上がれってことでありましょう
提供される商品はリーズナブルにいただける「牛ももステーキ」をはじめ「牛サーロインステーキ」「牛ヒレステーキ」「牛リブロースステーキ」の4種でありまして、それぞれにレギュラーサイズとされる200gのほか、300gのラージ、400gのビッグと選ぶことができます

ラーメン店だったお店をリニューアルされているのですが…
それほど雰囲気を変えられることなく使われていますので、2000円を超えるであろう単価のお店としてはチープに感じてしまうことが残念であります


P8256499.JPG

P8256545.JPG

P8256519.JPG
ラージサイズでお願いしたリブロースはふたつの塊で提供されまして、そのひとつは50mmを超える厚みであったことに驚かされます
特に焼き方を聞かれることはありませんでしたが提供されたお肉にナイフを入れますとミディアムレアほどの焼き加減でありまして、そのままでももちろんおいしくいただけますが、熱々に焼かれた溶岩石に乗せられ提供されますので、自分好みに火を通していただくこともできますね
同じくラージサイズでお願いしたヒレもふたつの塊でありまして…
これで300gかと思うほどに豪快な塊であります
いずれのステーキも表面はしっかりと焼かれていますので香ばしさを感じることができますし、中心部分ではしっとりとした舌ざわりを楽しむこともできる厚切りならではの魅力を堪能することができました
ただ、下味としてのお塩が足りていなかったことは残念でした




9月1日にはA5ランクの和牛ステーキをリーズナブルに提供していた『銀座亭』が『ぶっちぎりステーキ』として生まれ変わるようでありますし、野伏間でオープン準備中の『いきなりステーキ』も間も無くでありましょうし…
それぞれのお店の距離が2kmほどであることもあり、ステーキ戦争が白熱しそうで楽しみであります



【炎のステーキ】
福岡県久留米市安武町安武本1681-2
0942-27-1101