出先から戻った八丁堀
どこかで夜ごはんを食べて帰ろうと、町を散策していた時に見つけた路地に風情を感じて…
そんな路地には、お邪魔した『かつ新』ってお店だけでなく、中華料理の『生駒軒』や炭火焼の『弐平次』、のどくろの『中俣酒造』と言った看板が並んでいまして…
引き戸を開けてみますと、そこはビッシリとお客さまに埋め尽くされているではないですか
それで、お客さまの手カバンやキャリーバッグなどが置かれていたカウンター席の端っこを片づけていただき着席
お店の方には狭いところで申し訳ございませんと気を遣わせてしまいましたが、決して居心地は悪くありませんでしたし、下手に両脇にお客さまがいらっしゃる席よりも寛げたかも…
看板にも〝とんかつ、焼鳥〟と書かれている通りお客さまの大半が居酒屋利用されているようですが、ワタシがいただくのは「ロースの生姜焼き定食」であります
想像と異なるビジュアルに驚きましたが、身が厚いロースには程よい歯ごたえがあって…
しっかりと旨味を感じることができる豚肉でありますし、生姜の風味が広がることで食欲も掻き立てられます
添えられるのはキャベツではなく白菜であったことも特徴的で、ソースやドレッシングではなくたっぷりなタレでいただきましたが、これがまた良い相性でありました
お伺いをしたわけではありませんので定かではありませんが、きっとご家族で切り盛りされているお店なのでありましょう
とびっきり感じが良い女性の接客や、既製品に頼ることのない一品料理などがこれほどまでのお客さまを惹きつけているのだと感じます
【とんかつ、焼鳥 かつ新】
東京都中央区八丁堀2-18-3
03-3552-7348