『こちら飲食店開業準備室』ってところが主催する、飲食店の開業を夢見る人たちのサークルへ参加して参りました
まだずっと先のことだけどいつかはお店を持ってみたいって人から、既に物件を探し始めている人など、いろんな方が参加をしていて、それぞれの悩みを相談しあいましょうっていうモノ
それで今回は、既に開業している先輩のお店を訪ね、志であったり、苦労話であったりをインタビューさせていただきましょうって企画であります
伺ったのは渋谷円山町近くにある「ワイン食堂がっと」
「がっと」と言う店名は、オーナーの出身である新潟の方言で“すごい”って言う意味なのだとか・・・
そして、その「がっと」とはイタリア語でオス猫のことを指すらしく、お店のロゴには可愛い猫が描かれていますね
お料理をいただきながら気軽な感じで色んな悩みを話し合いましょうってことで、続々と料理が並びます
先ずは前菜の数々
ワイン食堂ってことでありますから、ワインに合う、美味しいお料理が揃っていますね
自家製のチーズと、これまた自家製のピクルス
このピクルスが程よい酸味と塩味でありまして、その美味しさにびっくりでありますし、シェフがこだわり、イタリアから取り寄せていると言うオリーブ
こんなオリーブ見たこと無いですよ
生ハムとサラミが抜群の美味しさ
このシェフのことですから、これもきっと自家製なのでありましょう
全く硬さが無く程よい塩味でいただく生ハムは、これまでの概念を変えてしまうかも知れませんね
添えられた野菜と一緒にいただくことでヘルシーでもありますし・・・
今日はいっぱいお肉をいただきました
岩井シェフ自らが、肉塊をテーブルに持ってきていただいて、そのお肉の美味しさについて力説していただけます
牛はその血統で、ある程度の美味しさが想像出来るのだけど、豚はそうはいかない
一頭一頭を自分の目で見て、美味しいモノだけを仕入れているのだと話をしていただけました
そんな厳選したお肉をグリルしていただき、先にいただいていたトリュフ塩でいただきますと・・・
お肉の旨みが、ギュッと引き出され、素材そのもののシンプルな美味しさを感じることが出来ます
〆には、シェフオリジナルの“フレンチトースト”
厚切りのパンにしっかりとカスタードを含ませたもので、しっとりとした食感とカスタードとメイプルの甘味がマッチして、これまでいただいたことが無い美味しさの“フレンチトースト”でありました
これにも、ちょっとした逸話がありまして・・・
シェフが修行のためにアメリカに渡ったばかりの頃、フレンチトーストのコンテストに出場することが決まった時、若き日本人が参加するってことでメディアが注目したために、毎日14~15時間、フレンチトーストを作る勉強をしたのだと言うことであります
彼女のためだけに作るフレンチトーストらしいのですが、運が良ければいただくことが出来るかも・・・
最後にちょっとだけ、サークルの雰囲気を・・・
美味しいワインと料理を前に緊張も解れ、次から次へと悩みが出てきて、とっても盛り上がりましたよ
また来月も、こんな楽しいサークルに顔を出して来ようと思います
【ワイン食堂 がっと】
東京都渋谷区円山町17-2
03-3464-5568