年間500店以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

仕事柄、日本中を飛び回っていて、その出張先での外食を日記にしています
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東京メトロ東西線九段下駅:「かわな」   四季それぞれに専門料理店の顔を持つ割烹料理店

2012-03-05 23:06:15 | 関東
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しとしとと降る雨の中、九段下へと出掛ける
ずっと前から、何年も前から、行きたくって行きたくって・・・
でも、なかなかその機会が作れなくって、そのままになっていたお店
ようやくそのお店へ伺うためのお出かけであります



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それは「かわな」ってお店なのですが、このお店がちょっと変わってまして・・・
季節の美味しい素材を使った専門店で、季節毎に名前を変えているのであります
そんなお店が今日、冬の素材である“あんこう料理”の専門店「あんこう屋」から、春の素材である“鯛料理”の専門店「鯛めしや」へと衣替えをしたのであります


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店内はカウンターが6席、テーブル席が14席といった小さなお店
美味しい料理を提供しようと思ったら、このくらいのお店がちょうど良いのでしょうね
今日は板場にオーナーであろう職人さんと、接客を担当してくれる奥さん(?)の2人で切り盛りしていらっしゃいましたね


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いただきましたのは、メインの“鯛めし”に春の天ぷらを合わせた“鯛めしと春の天ぷら”
お昼の時間でありますから一人前ずつ炊き揚げたモノではありませんが、土鍋で提供される姿に雰囲気はバッチリ
ふたを取りますと、解された鯛の身が味付けされたごはんと混ぜられていまして、美味しい香りが立ち上がります
この香りだけで、もうイチコロですね


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添えられた天ぷらも、春の天ぷらと名乗るだけあって、“ふきのとう”“タラの芽”“こごみ”といった新芽のほろ苦さを感じることが出来るモノ
これをいただくと、春がきたなぁって感じでありまして、油切れ良くサクッとした衣の食感も最高でありまして、天つゆだけでなく、お塩でいただくことも出来ます


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6月からは夏の素材である「穴子屋」、そして9月からは秋の「いくら家」
フワッとした煮穴子も美味しそうですし、プチプチのいくらも美味しそう
季節ごとの美味しい素材の料理の専門店として衣替えをいたしますから、そのたびに伺ってみたくなるお店でありますね



【かわな】
東京都千代田区飯田橋1-5-5 I.W.Oビル1F
03-3263-7597

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