2月13日 絵画教室 11回目 ミー先生の直接指導は今年度最後になる。3月は担任が頑張る予定だ!
画題は「おおきなきがほしい」さとうさとるさんの絵本の読み聞かせをして、「自分の大きな木を考えて描く」
ミー先生は、あらためて全員に読み聞かせる。画材を前にふじ組の子どもたちが座り、その後ろにきい組。絵は遠くて見えにくいが、前日担任から読み聞かせてもらっているため、みんな落ち着いて聞く。
根気よく描いて欲しい!ミー先生の願いが実を結ぶ。1度「もうできた~」と席を立った子どもたちが、みんなの描く様子を見て、再度筆を持って描く姿がたくさん見られた。
子どもたちの「できた~」は、描くものが分からなくなって飽きたってことがよくある。しばらく時間をあけると、描く力も復活してくるようだ!大人の方が、根気よく待つ、という大切さを知る。
描きあがると一人ひとり丁寧に話を聞き書き留めていく。
それぞれ、思いの詰まった自分の木ができた!
年長児は4つ切り画用紙に絵の具。年中児は8つ切り画用紙にクレパス。
クレパス画もなかなかいい!
絵画教室を通じて、子どもたちはもちろん わたしたち職員も学ぶことが多い。
乳幼児期を預かる保育士は、子どもたちの安全を保障し、最高の利益を提供していくわけだけど・・・
わたしたちは、乳幼児期の心の発達を、常に常に心に留め置いている。無限の可能性を秘めている子どもたちに・・・
愛されていることを伝えたい
自分で表現したことすべてを認めてもらって、 とにかく自分を好きになってほしい
そのための絵画教室は、どんな絵も丁寧に話を聞いてもらって、すぐに貼り出してもらえます。友だちや先生や保護者にみてもらって、大勢の中での自分の存在を確認していきます。
小さな小さなことかもしれないけれど、子どもたちの心の根っこがちょっとでも伸びてくれることを信じて・・・・
小さな芽を踏みつぶさないようにしなければ・・・
古い指導書ですが、
描画活動を通して育てたい能力は、単にカタチを画く能力ではなく、豊かで人間的な感情、みずみずしい感性、そして、胸の思いを語る力と主体性であることを忘れてはならないとー。
私も指導の原点に帰って、子どもと向き合いたいと思います。
そして、指導の対象にありませんが、3歳児の「みたて、つもり画」がとても大切であることも伝えていきたいと思います。