年をとると赤ちゃんにもどる?

2008年10月02日 23時14分04秒 | 自然形体 健康
うちの90才のおじいちゃん。
このごろ、随分寝てばかりいるようになった。

老人だから、朝は早い。たぶん5時半ぐらいには起きている。
私が起きていくと、もう朝寝をしている。朝食を食べるまでねている。

朝食後、ちょっとは起きているが、また寝る。
私は仕事だから、全部は把握していないけれど、午前中の時間の大半は、少なくとも半分以上は寝ている。

まあ、趣味がないから、やることといえば新聞を読むか、テレビを見るか、たまに外を散歩するぐらい。

昼食後も寝る。

今日は、私は秋の陽気に誘われて昼休みに外を50分ぐらい散歩してきた。数分歩くと田園風景が広がる。りんご畑もあり、道路から手を伸ばせばりんごがもげるくらい近い。晴れたり曇ったりの天気だったが、日が差すとけっこう暑いくらい、私にとってはぽかぽかして気持ちいい。

これから、秋の温暖な日が続くと思うので、できるだけ散歩しようと思っている。

散歩から帰ると、相変わらずおじいちゃんは昼寝している。それもすうすうと気持ち良さそうに。暖かいうちに散歩すればいいのに、と思いつつ。

夕方少し寒くなった頃、おじいちゃんが外を散歩していた。


9月の研修をビデオで復習していたら、こんな話を山田先生がしていた。

健康なお年寄りは動くから身体が硬くならない。
動かない人の身体はどんどん硬くなる。硬くなると動きにくいから動かない。動かないと硬くなる。その悪循環。

硬くなる、ということは、癒着していく、ということ。そうすれば、血管も圧迫されて細くなる。そうすると手足が冷えて眠れない。癒着が進むと膀胱も圧迫されてトイレが近くなり、ますます夜に起きるようになる。

なるほど、老人が夜に何回もトイレに起きるというのは、こういうメカニズムなのか。

ということは、よく動くようにすれば、頻尿も治るということ。
とはいえ、治療で癒着をとることが大事。

うちのおじいちゃんも、しょっちゅうわたしがせっせと治療して、太ももや足首の硬いところを柔らかくしてあげているが、動かないと癒着がまた進み、いたちごっこということになる。

なるほど、いくら治療しても元にもどってしまうのは、そういうことか。

でも、太ももの鋼鉄のような堅さは、○○法を使うようになってからは、とれたんですよ。いくらかは戻るけれど、以前のような硬さはありません。

足首も硬く太かったのが、随分細くなった。

おじいちゃんの健康が我が家の平和、私が好きなことができるのもおじいちゃんが寛大でそして健康でいてくれるから。感謝感謝!!

ところで、おじいちゃんが熱を出し体調をくずしてから1ヶ月と1週間がたった。薬を全部やめてしまってからそれだけ過ぎたということ。最近の体調はとてもいいみたい。体温も血圧も正常。血糖値だけは、ここ1ヶ月検査していないからわからないけど。



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