2008/02/11 なぜオレがチョコを？

「おとーさん、チョコ作りたいんだけど」


インフルで寝込んでいる２月１０日、１号はコーヂに言った。


「ううう、おかーさんに言えばいいじゃん」

「おかーさんは店の手伝いで忙しいって。おとーさんに見てもらってって」


う・・・、そうか。


毎年１月から３月までは、ヨメの実家は商売が忙しい。

それに加えて家の建て替えも迫っていたり、確定申告もやらなきゃだし、あれもこれもやらなきゃヒイィィィーという状態に陥っていて、さらにその余波が我が家にも津波のように押し寄せて、んもうテンヤワンヤな状態なのである。


「わかった。今日（10日）はまだカンベンしてくれ。明日、もうちょっと元気になる予定だから、そしたら手伝う」


とりあえずこの日は体を休めたいがために、こんな約束をしたわけであるが。





ちょっと待てよ。


本来ならチョコをもらうべき僕が、ナニが悲しくて１～２号の友人のために作らねばならぬのか。

ちょっとソコントコ間違っていないか？　ふんとにモー。



しかし相手は小学生の１～２号。

親としてここは「ふん、おもしろくねー」的シグサは微塵も見せず、大人の余裕で振舞うべきなのかもしれん。


仕方なかろう。




翌日。

まずは３人で買い物。


板チョコ３枚とラッピングの袋を購入。


まずはオモムロにチョコを刻む。ザクザク。





おいおい、お前たち。刻み方が大きいのがあったり細かいのがあったりでばらばらではないか。ちゃんと均一に細かくしないとダマになっちゃったりするんだぞ（と調べたｗｅｂページに書いてあった）。




もういいッ。おとーさんがやる！



いやしかし、チョコを包丁で刻むってのは初めてだわ。なんか、新鮮な感じね。オラオラザクザク。よし、完了。


次はボールで湯煎か。なになに、５０～６０度キープで？　めんどいなぁ～。


お湯に温度計を突っ込んで。よし、５５度。


おおお、ボールの中でだんだん溶けていくー（あたりまえだが）。まぜまぜまぜ。



あ、あ、お湯の温度が下がってきた。熱湯追加どわぁー。

ふう。気ィつかうなぁ。まぜまぜまぜまぜ。






ってなぜ俺がやっている？










こらー、おまえらやれよッ！


ったくよぉー。




よおし、型を持ってこーい。これを入れろ。





あ、あ、あ、なんかこぼしそうだ。見ちゃおれん。





も、もういいッ。おとーさんがやる！



よし、うまく型にも入った。あとは冷蔵庫で固めるだけだな♪









ってほとんど俺がやってんじゃんか。












次の日ね、型からはずすのもラッピングも僕がやりましたよ。




これでいいのか・・・？