コーヂ 日々のあとさ記

管理人の趣味であるアコギとバイク、登山に限らず、日々のあんなことこんなことを気が向いたように書き散らすぐだぐだなブログ

ギター(8)

2005年08月17日 | ギター
N-700の保管場所である押入れは、部屋の配置で言うところの南東角部分。

東側の壁は階段スペースがあるので東側からの陽はワンクッション避けているが、南からの陽は壁一枚だけを隔てているだけで、押入保管スペースに直撃である。加えてハードケースに入れっ放し。

押入れ自体が湿度を保持しているのに、ケースで封印してヨコ寝かせの -O○ という感じで養生というか熟成(?)させている。

さらに、である。

乾燥剤をホールの中に入れておいた記憶がある。確か海苔のビンに入っていた大きいのを3ツくらいポイポイと…。

ううむ、思いだしただけでいやな汗が出てきた。ハァハァ。

ホンの少しかじっただけとはいえ、ギター製造に関わっていた者の所業とはとても思えない保管方法である。我ながらなんたる不始末。ホントに過去の僕がそんなことをやったのか、自分でも信じられない。

まさかとは思うが、ギターに得体の知れないキノコやカビが生えてたりしてないだろうか。ううう、想像するだに恐ろしい。

しかし悩んでいるフリをしても仕方ない。とりあえず6年以上の封印を解いて、その状態に沿った対応をとるべし、である。

さっそく押入れの扉を開け、手前のバリケード(コーヂのバイク用品)を取り除いていく。

その中には「あれま、こんな所にこんな物が」という発見があったりして嬉しかったりするのだが、それは本来の目的ではなく、N-700のハードケースが見えたとたんにドキリとする。


「お、お久しぶりです」


と誰に言うでもなく一言つぶやいて、うやうやしく押入れから取り出す。さらに奥にあるモッキンバードは見ないフリ(^^;

部屋の床に下ろして、いざ対峙してみるとコレだけの年月の空白から懐かしさと申し訳なさとどんな状態になっているのかと、緊張がぴよよ~んと走る。

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