BCLとベリカードの楽しみ

海外短波放送や国内放送を聴き、放送局からいただけるベリカードなどを紹介。近頃は、自分が楽しいと思える事柄も書いています。

徳永英明「壊れかけのRADIO」による、ラジオの寿命

2018-02-27 | BCLアラカルト
歌手・徳永英明さんの代表曲に、「壊れかけのRADIO」という名曲があります。私の好きな歌の1つで、歌詞は、ラジオを買って聴いていた少年時代の回想になっています。

以下は、あくまで歌詞を元に、勝手な想像や推測を加えた、ラジオの寿命についての話です。

作詞・作曲もした徳永さんが、この歌をリリースされたのが1990年で、この年の徳永さんは29歳でした。そして、子供の頃、お年玉をためて「黒いラジオ」を初めて買ったのが9歳だとすると、ラジオを使っていた期間は、20年になるでしょうか。(RADIOは、ラジオと言うのかレディオと言うのか? 歌では両方が出てきます)

ラジオの平均使用年数は、どれぐらいなのでしょうか、ある調査によると、21年ということですので、実際、多少の前後はあっても、徳永さんの20年は、ラジオ寿命としては、そんなものでしょう。

反対に、ずっと壊れないラジオであったなら、この歌の歌詞としては、採り上げられなかったでしょうし、変わっていたでしょう。まあ、ラジオに託して、幸せだったあの頃の純粋な気持ちを歌ったものなのでしょう。

さて、実際の話に戻すと、普通のラジオとBCLラジオとは同じなのか、もう少し耐久性があるのかどうかわかりませんが、私が使っていたソニーICF-2001Dが約25年でダメになりました。もう1つの、1982年購入のナショナルRF-B30の調子もイマイチで、壊れかけのラジオにいよいよなっていくのかと、気になっています。

今や、ソニーでは短波が聴ける新しい後続モデルが発表されることがなく、ICF-7600GRも生産中止になりました。ということは、日本では、いくつもの時代をつくってきた、BCLラジオの組み立てや電子部品の調達がむずかしい状況になっている、のでしょうね。日本のBCLラジオづくりはここまででしょうか。

そして、つい、口ずさんでしまいます。♪本当の幸せ教えてよ 壊れかけのRadio




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